心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「ある日どこかで」

2008-09-17 | 映画「あ」行
劇作家のリチャード(クリストファー・リーブ)は脚本家デビューを飾ったその日、見知らぬ
老女から「私のもとに帰ってきて」という言葉ととも時計を渡される。8年後、偶然に
古いホテルを訪れたリチャードは、そこに飾られていた写真の中の美しい女性に運命的な
恋をする。だがその女性は70年近くも昔のエリーズ(ジェーン・シーモア)という女優だった・・。


とっても切ないけど、なんだかとてもいい物を見た、という
感じがする映画でした。良く考えると(考えなくとも?!(^^;;) )
話しに無理があるし、陳腐とも言えるかもしれないんだけど
妙に良かった、純粋な恋愛映画を見れた、という気持ちになりました。

タイムトラベルと恋愛ってありそうだし、相性もいいと思うんですが
この設定は斬新で、どっか古臭いのにSFということろが
なんだかたまらなく魅力的でした。
タイムトラベルをどうやってするか・・・という部分は、これで
できれば世話ないよ~・・と思ったりもしましたが、すべてを
かけた彼の情熱には脱帽。
でも、彼じゃなくとも恋しちゃいそうなあの美しい肖像の写真。
ジェーン・シーモアがほんっとに綺麗だったです。

一体これはどうやってラストにつなげて
どんな最後になるんだろう?って思ったけど、そこは想像を
超えてて、あ~・・・・・・○○○・・・ だったんですが
後で考えると、あれしかなかったのかも・・というラストでもありました。

タイムスリップ、時空を越えて・・というものには必ずある矛盾は
この映画にもありましたが、エリーズの人生を思うと胸が痛くなりました。
見終わって再び冒頭を考える・・・あ~・・たまらない・・。
リチャードとエリーズの純愛に尽きるのかな。

衣装にも小物にも凝っていたし、音楽もピッタリでした。

DVDの特典映像には、今は亡きクリストファー・リーブの
インタビューもあり(車椅子上で・・ですが)、今もなお綺麗な
ジェーン・シーモアもインタビューに答えてますし、その他もろもろ、
メイキングは必見です。大作ではないけど、すべてのスタッフ、キャストが
心を込めて作ったんだなぁということが伝わってくる、良質の佳作。
見終わって数日経っていますが、余韻がいまだにあるし、それを
楽しめる(回想する)作品だったのかな、と思います。

個人的お気に入り度4/5

ある日どこかで (ユニバーサル・セレクション2008年第10弾) 【初回生産限定】

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご主人の感想は? (はるはる)
2008-09-17 09:41:37
ありゃ~~!というラストが切ないですよね‥。ラフマニノフの音楽もぴったりでした。この作品は圧倒的に男性のウケがいいそうです。女性よりも男性のほうが、ロマンチストが多いのかなぁ。メルさんのご主人はいかがでしたか?
私はぼけぼけのビデオを1回観ただけなので、今度はDVDで綺麗な映像を楽しみたいと思います。特典映像も豪華そうでわくわくします。
はるはるさんへ♪ (メル)
2008-09-18 07:16:43
そうなんですよね~、あのラストは・・。
でも、どうやって収拾するのかな、と思ってたので
もうあれしかなかったかもしれないなぁと思ったり。
でも、ほんと切なかったです。
音楽もほんとピッタリでした。

>この作品は圧倒的に男性のウケがいいそうです。

そうなんですか~!
私もかなり気に入っちゃいましたが、主人はどうだったんだろう?
なかなか・・とか言ってたけど、ラストはもうちょっとハッピーエンディングを望んでいたようです(^^ゞ

そうですか、はるはるさんはビデオでご覧になったんですね。
当時の町並みとか洋服とかも良かったし、DVDで
もう一度・・と言うのも良いかも~^^
特典もなかなか楽しめましたよ~♪
すごく余韻に浸って見てたので、余計にその
良さを感じたのかもしれませんが、俳優さんたち
作り手の方たちの思い入れが伝わってくるメイキングがなかなか良かったです♪
お久しぶりです~♪ (ケイ)
2008-09-19 13:17:44
すっかりご無沙汰してしまいました。
今年は 映画を見る本数が 減っていますが
これからは 秋の夜長!
たくさんみたいですね~

「ある日どこかで」キャーッ大好きな映画なのですよ。
理屈な無しでいいのです(笑)
SFタイムトラベルなのに クラシックなムードと
ラフマニノフのピアノ曲に うっとりしてしまいますね。
切ないラストも 余韻が残ります。
TBさせて下さいね。
ケイさんへ♪ (メル)
2008-09-20 07:57:33
お久しぶりですm(_ _)m
本当にご無沙汰しておりまして、大変しつれいをば
いたしております。
でも、ケイさんのところで幸せのおすそ分けを
いつもさせていただいています♪^^

そう、秋の夜長、映画で楽しみたいですよね♪
先日から息子が帰省していて、ちょっと忙しく
なっちゃって、ここ数日はバタバタしていて
それどころではないんですけどね(^^ゞ

ケイさんもこの映画お好きなんですね~♪
でもわかります。この映画は名作ですよね!
何度でも見たくなりそうです。
そうそう、SFなのにロマンチックで、クラシックな
ムードもあるし、音楽は良いし、わたし的には
本当に好きなタイプの映画でした~♪
なんか見終わってからしばらく経った今の方が
直後よりも、あ~・・・良い映画だったなぁ~と
しみじみ思っています♪
大好きです♡ (tak)
2008-09-20 08:25:05
>この作品は圧倒的に男性のウケがいいそうです。
はい。同感です。男として惚れました、この映画。ラフマニノフもいいんですけど、ジョン・バリーの主題曲がこれまた素晴らしい。この曲のオルゴール持ってます(恥)。

初めて観たのは社会人なりたての頃。レンタルビデオ返す日の朝、出勤前にあわてて早起きして観ました。もーーーーったまんない。泣きはらした目で出勤しました。ジェーン・シーモア素敵でしたね。
おおおお! (豆酢)
2008-09-21 11:57:13
私も混ぜてくださ~い(笑)!

いやもう、大好きです(涙)!

そりゃまあ、設定の細かい部分には難があるかもしれませんが、この映画はそういうつじつまに気をとられる類の作品じゃあないでしょう。
“ロマンティックな映画といえば?”と問われれば、私なら間違いなく今作をリストに入れます。
takさんへ♪ (メル)
2008-09-22 07:51:41
やはり男性の方がこの映画ウケが良いんでしょうか~?!^^
でも、私もかな~~~~り楽しめましたし、これは
大好きな映画となりました♪
たまらなく好き!!!

そうそう、音楽も良かったですよね~。
ジョン・バリーの主題曲のオルゴールも持って
らっしゃるんですね^^いいなぁ♪

それに初めてご覧になったときのその状況が
忘れられないものですね~(^^
よくぞ早起きして出勤前に・・・とこちらも
感動です(^ー^* )フフ♪
泣き腫らした目で出勤・・(^^;;) takさんのロマンチストぶりがよ~くわかる、素敵なエピソードですね~。

そうそう、ジェーン・シーモア、ほんっとに
素敵でした。うっとりしましたもん。

この映画、どうなるかわかってても、何度も見たくなる映画ですよね。
多分この後も何度も見ることになりそうな
嬉しい予感が私にもあります♪
豆酢さんへ♪ (メル)
2008-09-22 09:55:44
おぉ!豆酢さんもこの映画のファンだったんですね~(^▽^)V
いや~、ほんとこれ良かったです!!!
好きだわ~、こう言う映画、と今でもまだ余韻に
浸っております。
すでにまた見たい状態です^^

>そりゃまあ、設定の細かい部分には難があるかも
>しれませんが、この映画はそういうつじつまに
>気をとられる類の作品じゃあないでしょう。

ですね!
そういうの無視して楽しめる、というか
切ない気持ちにさせられる、ドキドキもさせられる
と~っても魅力的な映画でしたから。

>“ロマンティックな映画といえば?”と問われれば、私なら間違いなく今作をリストに入れます

私も~^^
これほどロマンチックで切なくて、たまらんっ!という
映画はなかなかお目にかかれませんもんね~。
これはほんとに忘れられない映画になりました♪
ご無沙汰しています (コニコ)
2008-09-25 08:06:18
メルさん、お元気ですか。久しぶりに伺ったらいろいろ懐かしい映画(「モンタナの風に抱かれて」)とか気持ち悪くなった映画(「クローバーフィールド」)、お気に入りの映画(「ラスト、コーション」)など満載で嬉しくなりました。その中で観てみたいなと思っていたのがこの映画。ラフマニノフのピアノが叙情的でグーというのを前から聞いていたのですが、メルさんのレヴューを拝見して俄然観たくなりました。一押しをありがとうございました~♪
コニコさんへ♪ (メル)
2008-09-25 17:02:09
こちらこそご無沙汰しておりますm(_ _)m
ふふ、そうですか、コニコさんも「クローバーフィールド」はお気に召さなかったんですね(^^ゞ
同じ^^
あと、私は「ラスト、コーション」は期待が大きすぎたせいか、思ってたよりも・・と言う感じでした(^^;;)

で、この映画ですが、良かったです~♪
コアなファンがずっとい続けて・・というのが
わかるわ~、というものでした。
たまらなくロマンチックで切なくて・・・。
是非ご覧になって見てくださいませ♪^^