1954年、パリ。15年のブランクから復帰を果たしたココ(シャーリー・マクレーン)
だったが、周囲の反応は厳しいものだった。そんな時、彼女は孤児だった自分が
今の地位を築くまでの困難な日々を振り返り、同時に切なくも情熱的ないくつもの
愛に思いを馳せるのだった・・。
先日見た、「ココ・アヴァン・シャネル」では、成り上がる(成功する)過程が
よくわからなかったんですが、これはその部分を補足してくれました。
でも、思ってたよりもシャーリー・マクレーンの出番は少なく、
ココの若き日を演じたバルボラ・ボブローヴァの出番が俄然多かったです。
若き日のココは、オドレイ・トトゥの印象がまだ残っていたので、
どうかなぁ?って思ってたんですが、このバルボラさん、見たことがない
女優さんで、私には“色がない”女優さんだったので、すんなり受け入れて
見ることが出来ました。
「ココ・アヴァン・シャネル」とちょっと設定が違ってる部分が
ありましたので、どっちがほんと?って思ったりもしましたが、
彼女の本質を描いてある部分には支障のない設定の差だったかな。
ショーでのココ・シャネルの服も、これぞ!というものがたくさん出てきて、
そうそう、これよこれ、って思ったし、シャーリー演じるココが
姪がパーティに行くからと着ていたドレスを、びりびりと剥ぎ、
カーテンの生地を使ってアレンジする姿は圧巻でした。ドレスが、
また別もんの素敵なものになりましたもん。
こういうひらめきがある人がココ・シャネルだったんですね~。
このシーンのシャーリー・マクレーン、そして共同経営者(?サポーター)の
マルク・ボウシエを演じたマルコム・マクダウェルとの迫力ある言い合い、
そして独白の部分、さすがシャーリーというものでした。
でも、やはりフランス語での方が良かったかなぁ。
妙なイントネーションつけた英語で(フランス風英語?!)・・というのは、
少々興ざめ。どうせ英語で話すなら、ちゃんとした英語でやってもらっても
良かったと思ったんですが・・。
ココの才能、ひらめき、そして苦労が伝わって来た本作。
アヴァン・シャネルの方でも描かれていた恋愛の部分も、2作とも見たお陰で
よくわかりました。アヴァン・・の方を見ていたお陰、という部分も
ありましたし。彼女が最初に一緒に住んだ、バルザンの人となりも
さらによく分かったし、アヴァン・・の方では、ちょっと物足りなかった
“ボーイ”の描写や、彼と彼女の愛し合い方なども合点がいった内容でした。
「成功は人を強くしない。失敗こそが強くするんだ・・」という
ココ・シャネルの言葉は印象的でした。それを納得させる、彼女の生い立ち・
人生だったことがよく伝わって来たので。
でも、こうやって2本見ても、まだまだ知りたい部分があるなぁ~・・と
いうのが本音で、ドラマとして連続でやってくれたらなぁなんて
思ったりもしました。特段シャネルというブランドに思い入れはないんですが
(シャネルブランド、持ってないし(^_^;))シャネルという人物については、
こうやって2本映画になっても、まだまだ描き足りない、そしてもっと見たいと
思わせる人物でしたわ。
個人的お気に入り度3/5
だったが、周囲の反応は厳しいものだった。そんな時、彼女は孤児だった自分が
今の地位を築くまでの困難な日々を振り返り、同時に切なくも情熱的ないくつもの
愛に思いを馳せるのだった・・。
先日見た、「ココ・アヴァン・シャネル」では、成り上がる(成功する)過程が
よくわからなかったんですが、これはその部分を補足してくれました。
でも、思ってたよりもシャーリー・マクレーンの出番は少なく、
ココの若き日を演じたバルボラ・ボブローヴァの出番が俄然多かったです。
若き日のココは、オドレイ・トトゥの印象がまだ残っていたので、
どうかなぁ?って思ってたんですが、このバルボラさん、見たことがない
女優さんで、私には“色がない”女優さんだったので、すんなり受け入れて
見ることが出来ました。
「ココ・アヴァン・シャネル」とちょっと設定が違ってる部分が
ありましたので、どっちがほんと?って思ったりもしましたが、
彼女の本質を描いてある部分には支障のない設定の差だったかな。
ショーでのココ・シャネルの服も、これぞ!というものがたくさん出てきて、
そうそう、これよこれ、って思ったし、シャーリー演じるココが
姪がパーティに行くからと着ていたドレスを、びりびりと剥ぎ、
カーテンの生地を使ってアレンジする姿は圧巻でした。ドレスが、
また別もんの素敵なものになりましたもん。
こういうひらめきがある人がココ・シャネルだったんですね~。
このシーンのシャーリー・マクレーン、そして共同経営者(?サポーター)の
マルク・ボウシエを演じたマルコム・マクダウェルとの迫力ある言い合い、
そして独白の部分、さすがシャーリーというものでした。
でも、やはりフランス語での方が良かったかなぁ。
妙なイントネーションつけた英語で(フランス風英語?!)・・というのは、
少々興ざめ。どうせ英語で話すなら、ちゃんとした英語でやってもらっても
良かったと思ったんですが・・。
ココの才能、ひらめき、そして苦労が伝わって来た本作。
アヴァン・シャネルの方でも描かれていた恋愛の部分も、2作とも見たお陰で
よくわかりました。アヴァン・・の方を見ていたお陰、という部分も
ありましたし。彼女が最初に一緒に住んだ、バルザンの人となりも
さらによく分かったし、アヴァン・・の方では、ちょっと物足りなかった
“ボーイ”の描写や、彼と彼女の愛し合い方なども合点がいった内容でした。
「成功は人を強くしない。失敗こそが強くするんだ・・」という
ココ・シャネルの言葉は印象的でした。それを納得させる、彼女の生い立ち・
人生だったことがよく伝わって来たので。
でも、こうやって2本見ても、まだまだ知りたい部分があるなぁ~・・と
いうのが本音で、ドラマとして連続でやってくれたらなぁなんて
思ったりもしました。特段シャネルというブランドに思い入れはないんですが
(シャネルブランド、持ってないし(^_^;))シャネルという人物については、
こうやって2本映画になっても、まだまだ描き足りない、そしてもっと見たいと
思わせる人物でしたわ。
個人的お気に入り度3/5
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タイトルで、screenplayでなくteleplayと表記されていたのに気づきました。テレビ用の作品だったんですかね。エンドクレジットもスパッと終わっちゃったし。
ほんと、この映画ではオドレイ版よりも
わかりやすく、万人受けしやすい作品だったですね。
>ココをめぐる男二人の三角関係が描かれる嵐の夜の場面。予告編でも流れてたタンゴが効果的に使われて、緊張感がたまらなかった!
そうそう、そのシーンはドキドキ・・^^
音楽も良かったですよね。
ちょっと設定とかがアヴァン・シャネルの時と違っていたので、どっちが本当?って最初はそっちに気を取られたりもしたんですが、見てるうちに、そこのところはどっちでも良いか・・と思えるようになりました。
>screenplayでなくteleplayと表記されていたのに気づきました
そうだったんですね~。
私はすっかりその部分を見逃してました(^_^;)
どうせだったら、テレビドラマとして、もうちょっと長く、3話くらい(?)に分けてじっくり見せてもらっても良かったかなぁって思います。
観れば観るほど詳しく知りたくなる人だったので。
私はこちらにネ。。。
メルさんは「ココ・アヴァン・シャネル」見られてますね。私は未見なのです。
女性の服が長い裾のドレスから、スーツやパンツルックに変わった一次大戦後のスタイルを生み出したシャネルが見られたのが、とても嬉しかったです。
女性服装史という興味から見ても、楽しい映画でした。
こちらへのコメント、どうもありがとうございます♪
先ほど「チョイス!」の記事読ませてもらいましたが、時を同じくして見てたんだなぁって嬉しかったです~♪
でも、小米花さんなら、やはりレンタル初日に・・と思っていたので、もしかしたら同じ日に一緒に見てたりして・・と思ってたら本当にその通りで(^ー^* )フフ♪
で、この映画ですが
そう、ココ・アヴァン・シャネルの方を見てからの鑑賞になりました。
あちらとこちらでは、メインの部分が違うので、どちらもそれなりに楽しめました。
あちらは彼女の人生のごく一部を抜き取った感じで描いてありましたが、これは、その時にわかり辛かった部分を見せてくれたので満足でした♪
そうそう、シャネルのお陰で今の女性があると言っても良いくらいだなぁって、アヴァン・シャネルのときも思いましたが、これを見て、更に納得。
どうやってこういう服飾を作り出したのかという部分がよく分かって嬉しかったです。
どうしても男だとファッション関係の作品は後回しになるんですけど(苦笑)
あの「プラダを~」も‥
ってもしかして私はまだ記事にしてないか!(苦笑)
おひさしぶりで~~~~~~~~~~す!
真央ちゃんのお陰で、菊様の無事が確認できましたわ(笑)
真央ちゃん=菊千代さんということ、インプットされてたので、もしかして・・と思ったらその通りで(^ー^* )フフ♪
この前のオリンピックのときも、年齢制限のことで話しが盛上がってましたもんね~^^
で、この映画ですが
プラダを・・はエンタメ性がかなりありましたが、これは一人の人生を淡々と、でもそれなりにじっくり見せてくれるという感じだったので、性格は違うものでしたが、なかなか面白かったです。
そう、できればココ・アヴァン・シャネル(オドレイの)とこれと、両方見た方がわかりやすいかなぁと思いますが、こちらだけでも良いかも。
また時間がございましたらどうぞ~^^
そうよ、これフランスなのに英語だったんだよねー。アメリカのTVーMだったというのを読んで納得し、記事に書くの忘れましたわ。
ほんでもって、なんかねイントネーションが変に思ったのは、間違いじゃなかったのね。
そのうちアヴァンの方も観ようって思いました。シャネルが似合う体型でもないせいか、私も思い入れは無いんですが、もうちょっと知りたいって思いましたわぁ。あのシャネルスーツができるまでのとことかねぇ。マルクとの出会いとかも知りたかったな。
ボーイとの関係は、お互い運命のようなものがあるつながりだったようだけど、ボーイが結婚しちゃうところは、あっけない気がしたなぁ。
知らない俳優さんが多かったのは、かえってよかったねー。
そう、この映画フランスが舞台なんだけど
前編英語だったんですよね~。
英語でも良いから、だったら普通に英語で話せよ!って思っちゃった(^_^;)
シャーリー・マクレーンは堂々と英語で話してましたが(さすが?!(^^ゞ)
ちゃぴちゃぴさんもお気づきのように、ココの若かりし頃とか、回想の場面では全部妙なフランス語アクセントをつけた(?)英語だったです~。それってなんだかねぇ~・・でした。
よくあることですけどね(^^ゞ
アヴァン・・の方は、ココの若かりし頃の恋のお話がメインで、マルクとの出会いもこの映画よりもしっかり描いてありました。
でも、シャネルがどうやって成り上がったかというのは、この映画でやっとわかった次第です。
どちらかというと、わかりやすかったこちらの方が好きなんですが、もっと知るためにはアヴァン・・の方をご覧になっても良いかも。
そうそう、ボーイがあっさり結婚しちゃいましたよね。
そのあたりは、アヴァンの方でも、割とあっさりでした(^_^;)
>知らない俳優さんが多かったのは、かえってよかったねー。
ですね~。
知ってる人だと、どうしてもいろいろ思い描いたり、その俳優さんのキャラが前面に出てきたりしますが、それがなかったのは良かったかなぁって思いました。