大田区にDRAGON GATEがやって来た

2017-09-19 23:59:25 | プロレス
DRAGON GATE 大田区体育館大会!
大田区在住の私は「この体育館は私の税金で作られている」
と着席するなり謎の宣言で踏ん反り返る。

とか言いつつ私はたぶん来るのは3回目ですが、
毎年大田区大会がこの時期にあります。
過去はCIMAが救急車で運ばれたり、
CIMAと土井ちゃんが救急車で運ばれたり、
会場が暑過ぎてお客さんも大変だったり、
(周囲の自販機探し回ったけど全ての飲み物が売り切れで、あったのはバナナオレだけだった、
と友が語っておりました)
いろいろ。
いろいろある大田区大会。

この日も暑くなりましたが幸い、
空調が効いていました。
体育館も設備が良くなったなぁと感動。
昔、駒沢体育館で冬、
凍えそうになりながらもっちーを応援して、
その時ってもっちーはヒールだったから声援はほぼ対戦相手のCIMAで、

さらにもっちーが敗者となりもう寒さ絶頂…。

死ぬかと思ったあの日。


快適といえば驚いたのが音響がよいこと。
DRAGON GATEは音の演出に以前から力を入れていて、
サウンドプロデューサーがいるんですよね。
中澤矢束さん。
かつてはビジュアル系のバンドやっていたらしい。

あと、照明が綺麗でした。


昔学芸会で色セロハン当ててカシャカシャやってた、あんなのもうないと思ってたら、
選手を追い、リングアナの選手紹介に合わせてライトを当てる照明さんはやっぱり手動なんですね!
うちわでフラッシュみたいにしたり、
オレンジのセロハン当てたり取ったり、
超アナログなのに
見ててその効果にびっくり。

試合は、メインで
ドリームゲートチャンピオンのYAMATO選手に、もっちーこと望月成晃選手が挑戦。

これを見に来たと言っても過言ではない。


手前がYAMATO、奥がもっちーです。

YAMATOも大好きな選手。
そしてこの二人の試合はハズレがない。
空手出身のもっちーと総合格闘技出身のYAMATO、
攻防は蹴りや関節の極め合いが多く派手じゃないんだけど。
二人が戦うのを楽しんでるのがいつもわかる。
だから必ず見てて引き込まれる。
特にYAMATO、もっちーのこと大好きでしょ?
と、
試合後友だちと語っておりました。

序盤に場外で脚を傷めたYAMATO、
でも辛そうでも痛そうでもあとで盛り返すのが彼、
と思っていたけれど、
激しいもっちーの蹴りに最後は沈みました。

お互い、最後は立っていられないような試合をしようと臨んだタイトルマッチ。
YAMATOは両脇からセコンドに支えられ引き上げるのがやっと。
もっちーもしばらくキャンバスから起き上がれません。
観客席、
私の並びはみんな昔からのもっちーファンばっかり。
全員涙。
47歳8ヶ月のチャンピオンは、
「YAMATOは団体を引っ張って行く奴がチャンピオンになる、と言ったけれど、
俺は、後輩たちに背中を見せて行くチャンピオンに」
と語りました。

DRAGON GATEの前身、闘龍門が出来た当初、
若手でキャリアの無い選手ばかりの中で、
すでに他団体で経験を積んでいたもっちーは、
最初は先輩だしと思っていたけども、
闘龍門の選手の状態のよさ、レベルに、
これは先輩面していられない、努力しなければ、
と思わされたそうです。
自分がこの年齢になっても動けるのは、
団体の環境がよかったおかげ。
そう話していましたね。

聞いている私も、
この団体の試合をずっと見て来て、良かったなと思いました。




昨日は
広島が優勝して
もっちーがチャンピオンになって
佳き日でありました。
9月18日バンザイ。



ベテランが年下のチャンピオンに挑戦表明したことで、私のプロレス熱が俄然盛り上がったのですが、
なんかみんなそうだったみたい??
声援がすごかったです。
人の心揺さぶるもっちー、いくつになってもかっこいい。

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