松戸公演に行ったものの、
やっぱりネタバレ禁止だと書けることも限られてしまうので、
どうしようかなとぐずぐずしてるうちに遠い過去の話になってしまいました。
会場の森のホール21は松戸とはいえ松戸駅ではなく、
そしてとても綺麗なホールでした。
ということに留めて、
さっき友だちとやりとりしてたら、金爆を好きになった時のことを思い出したので、
書いてみようと思います。
その頃私はしにそうなくらいしにそうな辛い職場におり、
このままでは絶対病気になっちゃう、
と思ったのでなんとか辞めました。
多分その前後に、家で珍しくMTVみたいのをつけていたら、
「またホストがなんか変なことしてんな…」
ってMVが流れてきました。
まあそれが『女々しくて』のだったんですけど、
当時、たしか歌舞伎町のホストがイメージ一新のために富士山に登ったりお掃除したり、ってのをテレビで見てたんですよね。
多分そのせいです。
全く音楽を聴いていなかったし追ってもいないので、
ビジュアル系のメイクがあんな感じになっていたのも知りませんでしたし、（Xで止まっている）
だいたい後ろに白塗りの変な人いるな、あれってオカマバーに一人はいる厚化粧のキャラみたいなんかな、
ととらえていました。
けれどとにかくインパクトは抜群で、
「ゴールデンボンバー？何者？？？？」と、
頭の中に？をいくつも発生させたまま、
すっごい珍しいことにこの海馬が壊れた私の脳に刻み込まれたのです。名前が。
でも検索するほどお利口さんでもなかったのでそのまま月日は流れ、
「あの会社辞めたらやりたかったこといっぱいやるぞ！！」
と思っていた私は、
大阪の友だちに会いに行きました。
その人も職場がブラック過ぎて辞めて帰った人で、
新しい職場で生き生きと働いており、
ご飯を食べホテルに戻る私に、
「この後◯時からは◯チャンネル見てください、関西ローカルなんで」
とわざわざ教えてくれたんです。
ありがとー！と言われた通りの番組を見たら、
確かに知らないタレントばっかり出てくるコテコテの大阪テレビなのに、
特集は（確かIKKOさんが案内する）東京・巣鴨の町で、
なんちゅうオチ！！これは絶対明日文句言わなきゃ、
と思いながらも最後まで見ましたよ。
そしたら次の番組が「堂本兄弟」だったんです。
「あー久しぶりだな〜♪ど〜もと〜」
とか思ってたら、
「今日のゲストはゴールデンボンバーの皆さんです！」
え！は！なんですと！
あの謎が今解けるとは！見なくちゃ！！！と、
私は俄然前のめりになり、
テレビに張り付きました。
想像を絶する面白さでした。
メンバーを一人一人紹介するのですが全員おかしい。
グッズの苦情とかが全部僕のところに来るんです、とうなだれる暗いリーダー。
マネージャーの肩をよく揉むというベースによる、たかみなへの変態的なドS整体。
何故か音楽ではなくブログが大人気という白塗り。
（喜矢武さんのエピソードだけ覚えていない）
あまりにツボで、楽器を弾いていないとかいうことは一切気になりませんでした。
速攻で研二さんのブログを検索し遡って読むと、
ちょうどナルシス研二（白塗りではないビジュアル系メイク）の写真が出てきて、
「何このかっこいい人！！」
と射抜かれ、
ゴールデンボンバーで検索するとギターソロでキャベツの千切り？
よくわかんないけどまあいいや、
公式サイトで曲を聴こうとしたら貼ってあったのは謎の中国武術みたいなので、
なにこれ？面白いからいいや、
ライブないのかな、
あるじゃん！行こう！
と即座にチケットを買いました。
横浜アリーナの立ち見でした。
確か立ち見が追加で出ていたのです。
そりゃ座席がある方がよかったですが、
椅子の有無を、ライブ見たさが超えました。
それから曲を知らないとどうしようもないので、
売ってそうなところ、、と思い秋葉原のタワレコでアルバムを何枚か購入。
「変なタイトルの曲…」と思いながら繰り返し聴いて、見に行きました。
ちなみに、ライブ自体があまりに久しぶり過ぎて、
何を着て行ったらいいかすらわからず、
緊張でガチで震えました。
ですがそこからちゃんとハマりました。
帰りにタオルを買っていったのを覚えています。
なんか、生きてると何が起こるかわからないもんだなーと思います。
何よりも、
楽しいは正義だなと。
以上を持ちまして松戸公演のレポにかえさせていただきます。
※謎の中国武術↓
ゴールデンボンバー「成龙很酷」MV
ゴールデンボンバー「成龙很酷」MV