安心からの突き落とし

2018-08-22 20:09:18 | 日記
ずっと前に小笠原の父島に行ったとき。

南島という無人島に行くツアーがあって、
漁船みたいのに乗って太平洋の荒波(ちょっと大げさ)の中揺られまくり。

初めて行ったときはもうそりゃ気持ち悪くて
南島に着いたら顔面蒼白、
写真撮っても笑顔なんてなく紙みたいな顔色した自分がいた、

でも向こうで遊ぶうちに回復したのもつかの間、

帰りは帰りで非情な揺れ。
また真っ青。


しかし耐えに耐えて父島の二見港が見えてきた時の安堵感と言ったら…


「ああやっとたどり着いたやっと帰れる…!!もう少しだ頑張れ」



と歯をくいしばる私に船長の粋な計らい、
「せっかくだから湾内一周してくか!」


がーーーーんんんんそんなの要らない!!!!
心のダム、決壊!!

一度安心してからの辛い世界への逆戻りは
どれだけダメージ喰らわされるか!!
もう船内で正気を保てるはずもなくサヨウナラ。


って思い出がありまして、



続いた殺人的暑さがやっとひと段落して、
いきなり涼しくなって
「ナニコレこんな落差ついていけなーい」
とか言いながらもしめしめもう暑くならないんだろなと思っていたのに、

いきなり今日灼熱地獄に戻されたような気がして、すんごいダメージ!
私こんなに暑さに弱かったっけ、

あの日「もう降りられる!」と思った船で、
白目剥きながら二見港を一周するかわいそうな私がよみがえりました…。



あーまた父島行きたいなー(棒読み)。