お母さんはもう心配で心配で

2015-03-27 21:41:50 | 日記
そもそも誰が彼を主演で映画を撮ろうと言い出したのか知らないが、
私が金爆のファンになってすぐに喜矢武さん主演の映画が上映されました。
無口な殺し屋の役。
セリフは非常に少なかった。

喜矢武豊。
ギター。
ギターソロでかき氷やスイカの早食いパフォーマンスする人ね。

最初は弾いていたのだが、
とてもへたくそなので、
次第に弾くパートが減っていったという奇跡のギタリスト。

で、その後ちょい役でドラマに出たりはしましたが、
今年になって主演舞台が行われるとの告知にびっくり。

そりゃ、観たい!その、こころは、
学芸会でわが子が無事務められるかどうか見守る母の気持ちですよ!

カミカミの神が降臨しないように、と鬼龍院さんもブログに書いていた喜矢武豊が、
ステージでたいがい噛む喜矢武豊が、
どうか無事に演じきれますように!

チケットも追加公演があったおかげで無事手に入り、
本日念願かなって観に行けました。




舞台なんて私あんまり観たことありません。
学校とか、会社で一斉に観たの入れても片手くらい。
なのでどういうのが舞台役者として優れているのかなどまったくわからない。
さらにいうと今回の舞台は『ふしぎ遊戯』という漫画が原作のものですが、
漫画もアニメも見たことない…。

そんな無いない尽くしの私の感想は、

「喜矢武さん頑張ってた!!!」

アクション(殺陣)あり、笑いありの冒険活劇(古)てなとこかな?
図書館で古い書物を読んでいた女の子二人が、その本に吸い込まれ異界に行ってしまう話なので、
二人以外は古代中国みたいな衣裳。
原作では女の子が主人公なのですが、今回は喜矢武さん演じる「鬼宿(たまほめ)」が主役の脚本です。

周りはもちろん本物の役者さんに囲まれ、(ミュージカルのテニスの王子様に出ていた人とかです)
でも喜矢武さん、凛と、堂々としていましたよ。

見終わって、カーテンコールが終わって、
最後ひとり、改めて深々とお辞儀する喜矢武さんの姿に、じーん…。


役者は、身体能力高くないと出来ないなぁとしみじみ。
そして、昨日までよく知らなかった共演者の方々に、急に湧く親近感。
舞台が近かったせいもあるのかな。
若手の役者さんには熱狂的なファンが多くて、
キャパが小さいところでやることも多いのでチケットは争奪戦だというけれど、
それもわかる感じがしました。

本人の頑張りももちろんだけれど、
周りの人が門外漢の喜矢武さんを受け入れてくれたからこそ成り立った舞台だと思うから、
感謝感謝。
ほんとね、お母さんはうれしいですよ、って気持ち。
千秋楽までけがなく無事に済みますように。

喜矢武豊を、何卒、よろしくお願い申し上げます。