とりかえしがつかないならば、どうしたらいいのか。

なんとなく見ていたYahoo!のページに、
「復興デパートメント」ていう文字があったので、
開いてみました。
まずは「牡蠣」の美味しそうな写真、
青空バックの猟師さんの写真。
まだまだままならず、あえいでいるであろう被災地の
海の幸でも買ってみるのって、
こんな私でもできる何かなのかなーと思いつつ、
あと、なんか絶対うまそうだな、って気もして、
どれにしようか選んでみることにしました。

で、どうせなら一番風評被害に苛まれている福島県を応援したいじゃないか。

そう思って福島のバナーをクリック。



しかし…。



一向に海の幸は出てこないのでした。
次のページ、次のページと、開いても。



なんかね、
ふかーい闇に落ちたような、
なんとも言えない気持ちになった。

あれ？？そういうこと？


あわてて見返してみると、
やっぱり宮城も岩手も海の幸であふれている。
でも福島の美味しいものに海の幸は出てこない。
時々干物などが申し訳程度にあるが、それも産地は新潟だなんて書いてある。

宮城岩手福島、三県のうまいものセット、というのにも、
福島代表だけはソーセージなのだ。



ああ、なんてことを私達はしてしまったんだろうな。

そしてこんな現実を、結局知らないでいるんだな。自分。

悩んで、
結局お魚が食べたかったので、
「岩魚の干物」を頼んでみました。

福島っていったってさ、広いからね。
一番大変なのはきっと、浜通りの人たちなのだろうけれど。

節電てあんなに言ってたのに、イルミネーションとかばんばんやってるし、
でも電気がないですとは言われてないし。
どこに本当が転がっているのかよく見ないとわからない。
チェルノブイリに住んでいた人たちが、あの事故後に、
「もう故郷はあきらめなさい」と言っていたのを前にどこかで読んだのだけど、
どうもそれが忘れられません。

おかしい…

誰も名乗り出るものはいないのか？？



まぁいい。


昨日、ジャスミンの苗を５つ買ったら、
花屋のお姉さんが「あまり持たないかもしれませんけれど」と、
お花をおまけにくれました。


実はこの日買い物に出るのは２回目で…。

お鍋の取っ手が壊れてきたので買ったものの、
なんとひとつ上のサイズを選んでしまい、大き過ぎ！
(直径を測っていったのにこの始末)

仕方なく、取り換えに行ったんですよ。

でも返品の受付カウンターのおじさんが結構ぞんざいで、なんだかなぁという気分になったのですわ。
「使ってないですか？」
って使って返すかいな……。
そりゃ間違えたのがいけないんだけども。

がしかし。
そのあとお花屋さんでそんな温かいサービスを受けたので、
「鍋取り換えに来てよかったなっ！」
と単純な私は喜びましたとさ。

めでたしめでたし。

で、
せっかくお鍋新しいの買ったのに、
母も私ももったいなくてまだ使えていないという。
「最初はお料理に」
「いやお湯を沸かすだけなら汚れないじゃん」

いつ使えるでしょうか、けちくさい私達。