今日何気なく池をのぞくと鯉がいない。
一匹だけでずーーーっと残っていた鯉が。
たぶん相当年寄りで、眼が飛び出て出目金みたいになっていた鯉が。
ご遺体的なものもなく、
「猫にさらわれたのか??」ということになった。
最後に見たのは一週間ほど前か。
父が、そういえば庭でじっとこっちを見ている猫がいた、
と言っていたが、真相はわからず。
何とも言えない、びっくり。
そしてなんだかショック。
しかし故人ならぬ故鯉を悪く言うのもなんだが、
いじわるだったそうである。
故鯉が一匹になったところ、さみしいだろうからと後から買って入れた鯉を
追いかけまわしていたそうだ。
ストレスがたたったのか他はみんな先に死んじゃって、
やつは生き延びに生き延びて、
どうやら20年はいた様子、鯉ってそんなに生きるの?
まぁ、そんだけのパワーがあったから長生きだったのかもね。
ちなみに、それだけ生きていてもサイズは小さいままでした。
なんで、また新しい鯉を入れたらやられるんじゃないかと、
ずっと買えなかったんですね。
むしろ、最近ではやつのほうが歳なんでやられるんじゃないか、という危惧も
ありましたが。
今度はメダカを入れてみようかなぁ。
大きく育ちそうでいいと思うんだけど。
そしてずっといた出目鯉よ、どこへ行ったのかわからないが、
さらば。
ちょっとさみしい。