今日から猫日記

我が家の猫ちゃんの成長と日々の出来事

ポンペイ・ナポリヘ

2012-02-14 | イタリア
<6日目>

  ホテルアルデアティーナパークホテル
スッキリとさわやかな朝    今日もだ                                                  
ローマより南イタリア方面へ
←遠くに木が並んで見えるローマ街道 ローマには沢山の観光地があり
特にフォロ・ロマーノや真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会など見たかった場所が沢山ある。
いつかまたローマに戻って来れる事を信じて、次回の楽しみとしょう。

バスはナポリ近くのポンペイめざし今日も安全運転だ
この日もほとんど午前中は移動で時間が潰れてしまう。

昼食のレストランに到着
この日の昼食はシーフードフリットとボンゴレスパゲッティだ 
                                      またまた昼から飲んでいる

    <ポンペイに到着>
西暦79年8月24日ポンペイはヴェスヴィオ火山により火山灰礫と灰によって埋もれてしまった。
当時の人々がどのような生活をしていたのか、少し覗いてみよう。

←ヴェスヴィオ火山←ポンペイ入口ギリシャ
                                                神話を信仰する神殿 

裁判所の跡地 

    
街中心の街路は馬を引いて歩く人が通りやすいように、馬と人間と別々の道を歩けるように区別してある
白い石を轢きつめてあるのは、夜道が暗くとも月明かりで石が反射し、足元を見えやすくする知恵だ
このあたりは商店街だった。
 大きな石うす ピザやパンを焼く窯
                                                  パン屋かな。

脱衣場  ←公衆浴場だ
おまけに水のみ場を寄贈した人が宣伝に「次の選挙でも私を宜しく」
としっかりとメッセージを残している。しかも奴隷と主人が一緒に入浴をしていたらしい。
さらにサウナ室の様な部屋もあった。

お風呂に入った後は一杯ひっかけて・・・となんと銭湯の向かいには居酒屋が
そして一般の家庭の玄関先には床に「猛犬注意」の注意画が描かれている
←しかもすでに水道管の跡まであるこの時代の日本はというと・・

なんと娼婦の宿まで存在していたのだ
    
壁に描かれているのは言葉のわからない国の人のためのメニューだそうた。
客が指を差して意思の疎通を図ったそうだ。

  専用の個室ベットがある

道案内の「娼婦の館」を示すこんな看板が(爆)クリックどうぞ

そして最も衝撃的なのが人
   
火山礫に埋もれやがて朽ち果てて出来た空洞に石膏を流し固めて、再現させた人の形。
入れ歯を作るときの型取りの方法みたいだ。
歯の形までリアルで苦しんで死んでいった様子がわかる。

1900年前とはいえ、古代のポンペイの人達の生活は火山が起きる前までは
豊かな生活を送っていたようだ。
当たり前の様に生きている我々に、どんなに文明が発展していようが自然の力に人間は
無力だと語りかけているようだ。
この時すでに東北の災害があったのでとても胸が痛んだ。

ポンペイを離れカメオ工房へ
カメオ工房では職人さんが実際にカメオの製作を実践していた。

  貝を材料にブローチなどを作る 
貝の種類で↑のように違うタイプのブローチになる。
有名人の作品は、目玉が飛び出るくらい高価だ。

<ナポリの街へ>
ナポリのこのあたりは通称洗濯市場と呼ばれる また近年ゴミ
                                             問題でニュースにもなった。

                    
この二人は信号で停車中の車に止まっている間にフロントガラスの掃除をして
チップをもらう仕事?をしている。
イタリアには沢山の難民が移住してきて、仕事も少ないためこうして生計を立てているのだそうだ。

←サンタルチア港 ←ヌオーヴォ城  ナポリの街

                       
今も活動を続けているヴェスヴィオ火山が後ろに見える

<ホテル デレ・テルメに2連泊>
 ←庭の敷地が広い 
                                        トマトソースのパスタ
                     
次は青の洞窟へ続く


コメント
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