Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

骨折

2019-07-04 04:36:18 | その他
「おばさんの道はイバラの道」
といういう以前のブログで、夏に裸足でドカドカ家中を歩いて小指をぶつけた話しを書いたが、またやってしまった。今度は左脚の中指。

さほど…というか、前回の様にドカドカ歩いたわけではなく、片付け物をして立ち上がり、向きを変えて歩き出そうと一歩踏み出したらそこにあった椅子の脚に コッっとぶつけた。「イタッ!」と思ったが、そのままその日中は普通に仕事をした。
でも、なんか夕方になっても痛みが治まらないので、買い物ついでに先に整形外科で見てもらうと…。
やっぱ「骨折」。
それで、「じゃあ、固めちゃいましょ!」ということで、あれよ…という間にギプスをされてしまった。
短めブーツくらいの、足首までガッチリのやつ。

生まれて初めて"松葉杖"なる物を貸してもらって医院を出る。引きずって出てきた買い物カートは空のままだが、どーするっ?
とりあえず、タクシーで帰宅するしかないな。
タクシーを拾う時、買い物カートは置いていくしかないなと思ったが、親切な方が「大丈夫?」と、声をかけて下さったので、「すみませんが、あそこに置いてあるカート、車に乗せて頂けますか?」と、お願いして乗せてもらった。有り難い。


親切な人っているもんだ。
ヨタヨタと使い慣れない松葉杖で出てきたから、心配して下さったのだろう。その方はただ隣のタリーズコーヒーに入ろうとしていたところだったのに。
こうしてからだが不自由になると他人の親切が身に染みる。


何しろこのギプスという奴。歩くとスネに当たって痛い。医師は、「けして意地悪でやってるんじゃなくて、これ以上動かせないようにしてるだけ。頑張って」と言う。なんか、奴隷が脚に輪っかつけて鉄球を引きずって歩いてるみたいな感覚と動き。
あー、コレであと2週間だって。
何という7月だ!
夜は脚が浮腫むので、心臓より高くして寝ると良いというので、衣装ケースを寝床に置いて脚を乗せて寝る。
満足に寝返りも打てず…のところに猫のももちゃんが入ってきて腕枕で寝る。
動けない!



身体がこって仕方がないので、カーブスで少し運動をしようと思った。こんな事をしていたら他の身体の筋肉まで緩んでしまう。聞いてみたら、足首骨折の人とかカーブスに来て運動していたおかげで、予後がとても良かったと聞くし。マシンで運動する分には足先に負担はなさそうだし。


…というわけで、通うため地下鉄に乗るので、階段を降りた。コレがちょっと苦労。
改札を入るとホームへは降りるエレベーターがあるはず…と見ると、コレがかなり改札から遠いのね。
それもエスカレーターや階段を昇ってきた人の波を避けて更に先なの。
どゆこと?身体の不自由な人のために付けたのなら、何故 改札直ぐにしないの?人波を抜けるのだって危険だし。それに荷物の大きな観光客の人達だって、人波を抜けるの大変だろう、さらに他の昇降者の危険も誘う。荷物に足をひっかけたりね。
つくづく「馬鹿」な設計だなと思う。
(都営地下鉄は新しい路線で、しばらく前まで長い期間をかけてトイレの和式を洋式に改装する工事をしてた。
最近の路線でだよ!今時、最初から洋式のみにしろよー)
エレベーターの場合、あまり目につく、使いやすいところに設置するとみんなが使いすぎるからか?だったら使って良い人はこういう人です…って注意書きをデカくすれば良いじゃん?
呆れた。
でも、自分が不自由になって、初めてこういうことが分かるね。でも、こういう公共の施設の設計は色々ノウハウとか蓄積が有るだろうにね。

お年寄りにも暖かく接しなければね。
ヨチヨチしか歩けないと、ほんと、すごくおばあちゃんになった気分になるわ。


6月の紫陽花。骨折する前に。