先日ネットニュースで「ファミチキ先輩」というファミリーマートのニューキャラクターが紹介された記事を見つけ 動画を観た。
「ファミチキの擬人化に唖然」というタイトルで紹介された記事のとうり、動画ではCMのフル映像が見られ、コンビニ店員に擬人化されたファミチキ先輩の毎日が綴られるミニドラマ風。
ファミチキ先輩は29歳、独身。ファミリーマートのバイト歴11年目の青年で、実家住まい。子供の頃はその容姿から様々なイジメや苦難に会って来たが、今は「そのまんまで来て下さい」というファミリーマートの店長の言葉で支えられ、日々元気にファミマで働く毎日。その様子が、同僚や近所のおばちゃん達によって語られる。
この、ファミチキ先輩の毎日…。
モデルの人物像があるのかないのか?29歳という年齢も微妙。このままコンビニのバイトで行くのか、正社員になるのか、それともこの先他に就職を探すのか。
結婚する気あるのか、そもそも自立出来るのか?
趣味は無いのか?楽しみといえばサウナとマッサージ…だけか?いや、フィギュア集めが趣味という設定でもあるらしい。今時の青年らしく車などには興味もなさそうだ。
親はどうやら達観して、「元気に楽しく働いて居るだけでいい」と思っているようで、引きこもりよりずっとマシ。同級生で普通にもっと出世しているエリートなどとはけして比べないで、我が子の人生を暖かく見守っている様子。でも、この親が年取った時、息子の世話になれるのか?息子自身が年老いた時、誰が支えてくれるのか。このまま行って本当に大丈夫なのか…。
本来なら笑ってしまうこの動画に秘められたリアリティに背筋をゾクゾクっとさせてしまうのは私だけだろうか。
というのもウチにも1人ファミマのバイト歴2年のフリーター息子が居る。年齢こそファミチキ先輩よりはずっと若いが、うかうかしているとすぐ追いつくだろう。
29歳になった時、彼もまたファミチキ先輩になっているのだろうか。そして私はファミチキ先輩の母⁉︎
小さい頃からマイペース。小学一年生に上がる時、誰でも希望に胸ときめかせ新品のランドセルなど背負って部屋を走り回ったりしそうな時でさえ「めんどくせえ」と言った子である。学業で評価されたのはただ1つ。自由研究で「猫の飼い方」を発表した時。
猫の飼い方のノウハウを一通り書き連ねたあと、「猫を飼って、1番大切なことは、一緒に”だら〜”とすること、です。」というのが担任をうならせた。
上の兄達は普通に就職。朝早くから夜遅くまで会社で、共に住む家族ですらはとんど顔を見る間もないほどの勤務状況でも、「今時はこれが普通」だそうで何処の会社もなかなかのブラックぶりであるなぁと感じる毎日。
それを観てか「自分の時間も持てない人生って何?」なんでそんなに働くの?お金がないなら無いなりの生活すればいい」というのが彼の持論なのだ。
BS12などで再放送される昔の昭和40年代のドラマなどを観ていると、この頃は店の店員さんというのが各商店に居たのを思い出す。通いだったり、住み込みだったり。社会保障なんてものも完備されてなくても滅私奉公、家族同然で寝食をともにしてたりしてた。私の実家にも居た。バーテンのお兄さんやホールのお姉さん。従業員部屋に雑魚寝で文句も出なかった。田舎から出てきた人達で、楽しそうに働いてたけど、いつの間にやら居なくなった。みんなあれからどうしたんだろう…。TBSドラマ「時間ですよ」なんかにもマチャアキや樹木希林(当時は悠木千帆)演じる住み込み従業員がいた。また、そういう人達いるから面白いのだった。のんびりした時代だったんだな。なんの保証もなくても…。
今の社会だって色んな人が居る。年相応に結婚して子供などいるようなモデルケースはむしろ減っているだろう。ファミチキ先輩のお母さんだって、息子が結婚して孫など出来た自分を夢見ることもあるかもしれないが、それが安心な将来に繋がるわけではないのが昨今である。ちゃんと育てていけるのか?離婚したりしないかしら…。
私が「ファミチキ、ファミキチ…」と言っていると息子が「やだなぁお母さん…。まぁ、中高年の人はよく間違えるんだよねー。ファミキチじゃ無くてファミチキ!」えっ?あーいけない、ファミキチ?それって「ファミ吉」じゃないね〜😆中高年の間ではすでに擬人化されてたのね〜!これから息子をファミ吉って呼ぶかな😜
「ファミチキの擬人化に唖然」というタイトルで紹介された記事のとうり、動画ではCMのフル映像が見られ、コンビニ店員に擬人化されたファミチキ先輩の毎日が綴られるミニドラマ風。
ファミチキ先輩は29歳、独身。ファミリーマートのバイト歴11年目の青年で、実家住まい。子供の頃はその容姿から様々なイジメや苦難に会って来たが、今は「そのまんまで来て下さい」というファミリーマートの店長の言葉で支えられ、日々元気にファミマで働く毎日。その様子が、同僚や近所のおばちゃん達によって語られる。
この、ファミチキ先輩の毎日…。
モデルの人物像があるのかないのか?29歳という年齢も微妙。このままコンビニのバイトで行くのか、正社員になるのか、それともこの先他に就職を探すのか。
結婚する気あるのか、そもそも自立出来るのか?
趣味は無いのか?楽しみといえばサウナとマッサージ…だけか?いや、フィギュア集めが趣味という設定でもあるらしい。今時の青年らしく車などには興味もなさそうだ。
親はどうやら達観して、「元気に楽しく働いて居るだけでいい」と思っているようで、引きこもりよりずっとマシ。同級生で普通にもっと出世しているエリートなどとはけして比べないで、我が子の人生を暖かく見守っている様子。でも、この親が年取った時、息子の世話になれるのか?息子自身が年老いた時、誰が支えてくれるのか。このまま行って本当に大丈夫なのか…。
本来なら笑ってしまうこの動画に秘められたリアリティに背筋をゾクゾクっとさせてしまうのは私だけだろうか。
というのもウチにも1人ファミマのバイト歴2年のフリーター息子が居る。年齢こそファミチキ先輩よりはずっと若いが、うかうかしているとすぐ追いつくだろう。
29歳になった時、彼もまたファミチキ先輩になっているのだろうか。そして私はファミチキ先輩の母⁉︎
小さい頃からマイペース。小学一年生に上がる時、誰でも希望に胸ときめかせ新品のランドセルなど背負って部屋を走り回ったりしそうな時でさえ「めんどくせえ」と言った子である。学業で評価されたのはただ1つ。自由研究で「猫の飼い方」を発表した時。
猫の飼い方のノウハウを一通り書き連ねたあと、「猫を飼って、1番大切なことは、一緒に”だら〜”とすること、です。」というのが担任をうならせた。
上の兄達は普通に就職。朝早くから夜遅くまで会社で、共に住む家族ですらはとんど顔を見る間もないほどの勤務状況でも、「今時はこれが普通」だそうで何処の会社もなかなかのブラックぶりであるなぁと感じる毎日。
それを観てか「自分の時間も持てない人生って何?」なんでそんなに働くの?お金がないなら無いなりの生活すればいい」というのが彼の持論なのだ。
BS12などで再放送される昔の昭和40年代のドラマなどを観ていると、この頃は店の店員さんというのが各商店に居たのを思い出す。通いだったり、住み込みだったり。社会保障なんてものも完備されてなくても滅私奉公、家族同然で寝食をともにしてたりしてた。私の実家にも居た。バーテンのお兄さんやホールのお姉さん。従業員部屋に雑魚寝で文句も出なかった。田舎から出てきた人達で、楽しそうに働いてたけど、いつの間にやら居なくなった。みんなあれからどうしたんだろう…。TBSドラマ「時間ですよ」なんかにもマチャアキや樹木希林(当時は悠木千帆)演じる住み込み従業員がいた。また、そういう人達いるから面白いのだった。のんびりした時代だったんだな。なんの保証もなくても…。
今の社会だって色んな人が居る。年相応に結婚して子供などいるようなモデルケースはむしろ減っているだろう。ファミチキ先輩のお母さんだって、息子が結婚して孫など出来た自分を夢見ることもあるかもしれないが、それが安心な将来に繋がるわけではないのが昨今である。ちゃんと育てていけるのか?離婚したりしないかしら…。
私が「ファミチキ、ファミキチ…」と言っていると息子が「やだなぁお母さん…。まぁ、中高年の人はよく間違えるんだよねー。ファミキチじゃ無くてファミチキ!」えっ?あーいけない、ファミキチ?それって「ファミ吉」じゃないね〜😆中高年の間ではすでに擬人化されてたのね〜!これから息子をファミ吉って呼ぶかな😜