
秋いよいよ深まるーーもうすぐ冬の準備をしなければ
このところ毎日のように雨が降る。風も冷たい。 おりたちて今朝の寒さを驚きぬ 露しとしとと柿の落葉深く 伊藤佐千夫 この辺では柿は生育できない。ミズナラとカエデが庭に降りしきる...

晩秋の過ごし方ーーすでにあるものを熟成させる
暑かった夏がピークだとすれば、晩秋は太陽の勢いも弱まり冬への準備期間になる。 だからあまり新しいことは始めずに、あせらず今まで温めてきたものを熟成させるべきなのだろう。 近くの...

晩年の「向学心」を考えるーー若い時の生き方も大事
年をとってからやりたいことがないというのは、寂しいことだ。 現役の時に「仕事一筋」の人は注意したほうが良い。 ...

世の中で一番心が洗われるものは何だろう?
お弟子が質問するとお釈迦様は次のように答えた。 それは朝の露だよ。朝の露を見ていると、誠に心がきれいになるよ。一銭もなくてもいい。財宝は一つもなくてもいい。 朝露に太陽が当たっ...

「運のいい人の法則」ーー直感力がある
米国ウォール街の実務家で著述家でもあるマイケル・モーブッシンは次のように語る。 人生で経験することの多くは実力と運の組み合わせだと言います。 ただ人はそれを見分けることが不得意...

見渡せば花も紅葉もなかりけり
この辺の雑木林の気色はもう冬を迎えるばかり。 花も紅葉も散ってしまった。ただ薔薇のみが凛として花を咲かせているが。 見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ 藤原定家...

炎(かぎろい)に心を奪われる季節に。
東(ひむがし)の野にかぎろいの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 柿本人麻呂 この歌の舞台となった阿騎野を人麻呂が訪れたのは陰暦11月17日、太陽暦では12月31日前後だという...

漢字を楽しむ
最近はパソコンやスマホの普及により、漢字への変換が簡単に出来るので真面目に漢字を覚えなくなっているようだ。 実際に、漢字検定を受ける人は2008年の290万人をピークに、2020...

人間通になるためには
人間通になることは難しい。 だいたい自分が何者かわからないのに人のことがわかる筈がない。 ただ先人の言を味わえば、それなりの理解は出来るだろう。 子曰く、これを知る者はこれを...

晩秋から初冬にかけて
この数日、北海道は寒波到来で、もう冬ごもり体制に。 残念ながらガーデニングは終了する。 ...