
植物の持つ不思議な力--口も利かず動けないがその生き方はダイナミックだ
何事も無いように植物たちは秋の日差しを受けている。 しかし病原菌はひっきりなしに襲って来る。 植物の防御システムはそれを迎え撃つ。水際で食い止める役割は、葉の表面にコーティング...

今日は春のような温かさーーー梅と桜の便りが待ち遠しい
花の色は雪にまじりて見えずとも 香をだにほへ人の知るべく 小野篁 梅の花に雪のふれるをよめる ...

植物の生命力ーー野ネズミの食害に耐える
今冬は大雪だったため、野ネズミたちも食糧確保に大変だったようで、通常はかじらない木々を死に物狂いで食べたようだ。 野ネズミ(この辺に出没するのはエゾヤチネズミ)は、なかなか頭の良...

新緑の季節と忘れる喜びがあっても良い
徒然草で吉田兼好が語るように、 「今一きは心もうきたつものは、春の気色にこそあらめ」 ここ数日寒い日が続いたが今日は暖かくなるようだ。樹々の喜びの声や鳥たちのさえずりが好ましい...

薔薇を楽しむーー北海道の初夏を彩る
バラの花が天から降ってくることはない。 バラの花が欲しければ バラの木を植えるしかない。 ジョージ・エリオット ...

雪害と野ネズミの害から立ち直った薔薇ーー日本に再生のためのプランBはあるか?
今冬の大雪でバラの枝が折れ、また野ネズミも樹木やバラの枝をかじる。 雪解け後の状況は惨憺たる有様。 しかし「災い転じて福となす」、根がしっかりしていたので根元から新しいシュート...

ありのままの実相を見るーー薔薇の花を見ながら思うこと
この冬の大雪と野ネズミの被害で惨憺たる有様の薔薇たちが元気に花を咲かせている。 例年になく花付きが良い。 「艱難汝を玉にする」ということわざがあるが植物にも当てはまるようだ。 ...

夏に薔薇を楽しむ
札幌を中心とした道央地方は猛暑が続いている。 しかも雨が降らない。 地植えの薔薇に水撒きはしないのだが、今年はやむを得ない。 ...

バラは難しいでしょうか?
バラを植え始めて10年以上が経った。 最初は本を読みながら植えていたが最近は「自然流」ーーなるようになるさー ただ、最初に地植えするときは穴を大きく掘って堆肥のすき込みは十分に...

春の悦び
北海道の春は今が一番良い。 そしてつい口ずさむのが次の歌だ。 石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 志貴皇子 ...