札幌を中心とした道央地方は猛暑が続いている。
しかも雨が降らない。
地植えの薔薇に水撒きはしないのだが、今年はやむを得ない。
薔薇(ジークフリート)
ドイツ伝承の英雄にちなんでつけられた。
とにかくこの薔薇は強健で育てやすい。夏向きだ。
夏日炎炎 長きをいかんともする無し、手に団扇を揮って斜陽に到る。
火雲一片 消(しょう)し尽くさざれども、月 緑陰深き処にありて涼し。
釈 元政 (江戸初期の詩人)
火雲ーー入道雲
クーラーになじめないので関東の夏に耐えられず北海道に舞い戻ったが、今年は「夏日炎炎」、とりあえず我慢するしかない。
もう数日の辛抱であろう。
薔薇(アクロポリス・ロマンチカ)
ギリシア アテネの神殿にちなむ。
オリンピックにふさわしいバラと言えようか。
俳句とか和歌それに詩などは言葉を大事にする。
詩人の高橋睦朗さんは次のように語る。
言葉が貧しくなっていくということは、心が貧しくなっていくことです。
薔薇(フレンチ・パフューム)
このバラはなんと日本作出だ。(京成バラ園芸 鈴木省三)
フランスの香りというネーミングだが華やかで明るい。
フランスの柔道団体優勝に送ろう。