民主党の菅元総理が、みのもんた降板説に「原子力ムラの陰謀説」を指摘した。
２６日、菅さんの公式ブログで、みのさんは汚染水問題など原発問題で東電と安倍総理を厳しく批判していた。この発言に対して原子力ムラが、みのさんの失脚の陰謀を仕掛けたという説が流れていると指摘した。
原子力ムラがスポンサーとして、膨大なコマーシャル料を支出することにより、マスコミに対する影響力を行使して、自分に批判的な報道に圧力をかけてきたことは知っていると。 （文面の自分とあるのは菅さん自身を指していると思いますが。）
福島原発事故後、原発ゼロにかじを切った私を、総理辞任に追い込む原子力ムラの「陰謀」といえる、とつづっている。と書いてある。
インターネット上のニュース（少し要約してある部分があります）に書いてありますが、菅さんもみのさんも陰謀により失脚させられたと書きたかったのだろうか？
みのさんの記者会見では、セクハラ問題に関して笑いながら、女性は失敗することが多い為、「気を付けるように」と体に触れたと説明。（事実関係は本人しか分かりませんが）それと、マスコミが自分たちの財政状況を書く事への不信感を述べていました。
仮に、みのさんが陰謀によって番組を降板させられとします。現実、みのさんはセクハラの事で世間に知られる事になりました。子供も窃盗容疑を認めました。この事はみのさんを失脚させたい人（現実、存在するかは別とします）からすれば格好のネタでしょう。これらの事がみのさんの弱点となりました。
菅さんはどうかとすれば、政治家です。民主党政権の時に国民から見れば、結果として責任を遂行する能力がなかった事を露呈しました。民主党内の内紛もありました。政策はどうか？といえば、国民から見れば公約の殆どが実現しませんでした。試金石として福島原発の問題と地震の問題が民主党政権に課せられました。この事も予算の流用とか瓦礫処理が遅いなどの問題が民主党政権下で問題になりました。特に、福島の原子力の事では現在でも進捗状況が問題になっています。福島の事は当初の対応に問題があります。
菅さんは原発ゼロ発言で総理辞任したと発信していますが、総理時代の時に政治家の使命を果たせたか？と言えば、国民は菅さんの考えに同調する人は少ないと思います。
みのさんも、報道番組ではズバッと発言していました。（物事にハッキリ発言する事はその人の特性でいいと思います。）みのさんが報道番組を降板することに世間の人は、立場上仕方がないのではと思う人が多いのではと感じます。（私感ですが）
何が言いたいのかと言えば、公に世間に知られてる人は発言、行動を自分自身から気をつけなくてはならないと言う事です。（世間に知られていない一般の方も当てはまりますが、特に知られている人は。）
特に世間に知られている人は、その人の発言や行動の影響力が大きいです。世間の人が抱くイメージによって印象が左右されます。人間にはいい所もあれば弱点もあります。 しかし、公人や世間に知られている人は一般人と違い注目されますが、一つでも不祥事を起こせばイメージが壊れます。（この事は仕方がないのではと思いますが。）
みのさんや菅さんの陰謀説の真相は分かりませんが、日ごろから、誤解される発言や行動をするなと言う事です。人間は聖人君子の人は少ないです。しかし、少しでも近づこうとする努力は必要です。
日本の元総理大臣が陰謀説の責任転嫁は駄目でしょう。自分が総理大臣時代の失政を自覚していない、と自分自ら証明しているのと同じですよ、菅さん。自分自身の反省をしてから次の行動をしてはと思います。みのさんも子供の更生を手助けして、それから次の行動に移すのがいいと思います。（みのさんのこれからの事は、テレビに出ていたコメンテーターも子供の更生を手助けしてはと話していました。）
