中国の食品問題は最近騒がれているが、以前から食品問題に真剣に考えていた人から考えると、起こるべくして起こった事件である。
政治家や官僚や有識者と言われる人達は、机上の上の事に関心を於いているが、数字上だけであれば公式通りになるが、人間のやる事は机上の上だけで予測する事は難しいだろう。
底辺の事にも関心を示していれば、ある程度防ぐ事は出来る確率が多いと思う。政治家は世間の人が注目を集めることに関心を示し、そちらに力を注いで後世に功績をと考えるが、視点が少しずれているのでは?と感じる事が多い。
後世に残す発明、発見などは日頃の地道な努力の結果である。この事が一番重要な視点である。これが基本である。
今回の食品の問題も、自分の考えからすれば驚く事ではない。中国の底辺の実情に関心を持っていれば。
他の事でも、最近、中国製の割りばしが危険視されている。割りばしだけではない。以前ある金属に関しても、日常使用される物に危険な状況で作られていると言う事で話題になった記憶がある。
自分みたいに関心を持っていれば、ある程度の状況がつかめるが、普通の人はそういう人ばかりではない。それだけに国民の代表になった人が、心を配って考えてあげなければ、今回の状況になりやすい。他にも日本に起こるあらゆる諸問題も共通する。
それには、その立場に置かれた人が真剣にならなければ、気がつかないだろう。真剣に取り組む姿勢がなければ、ヒントも与えられないだろう。
今まで「自然の摂理」と簡単に書いたが、自然の摂理には因果応報だけではありませんよ。真剣に取り組む人に、ヒントも与えたり知恵も授けますよ。それには我あってはヒントや知恵が授かりずらいですけどね。
現状を考えると、政治家が官僚を扱う事は難しいかもしれませんね。政治主導と言われているが、真の政治主導であれば諸問題も防げる場合が多いと感じますけどね。