最近、脱法ドラッグによる事故が増え、数日間の間に事故が頻繁に起きている。
先日の事故により、早々今まで指定薬物にされていなかった物質を違法薬物に指定した。この対応は決める側も異例の措置だと、国民にアピールしていたがこれはこれでいいと思う。
しかし、薬物に詳しい人の話がテレビで放映されていたが、使用者側と売る側両方を同時に叩かなければ、問題解決にはならないと答えていた。
酒飲み運転の場合は、飲んで事故を起こした側と提供した側が処罰の対象となる。脱法ドラッグも売る側の方(一部ではそういう意見が出ている。)も罰しなければ、問題解決にならないだろう。
議論とそれの結果をどう考えるかによって、抑止が変わる。報道では日本の対策は外国に比べて、決めたその先の事まで考えているのか、と言うところが多く外国では同じ事案の事件に対して、ここをこういう風に決めている。と言う事が多くあるように感じる。
要するに事案によっては外国の決め方の方が、抑止力から考えると効き目があると言う事になる。国情や国民性の違いがあると思うのですが。
しかし、昔と違って犯罪も凶悪になり、外国並みになってきた所もある。
何が言いたいかと言えば、机上の議論では処理しきれなくなっていると言う事です。この事は防衛や外交にも通ずるところがあります。特に、防衛や外交は日本側の意向だけで進む事は決してありません。
自分たちがこう考えているのだから、相手もそうだろうという所が、日本は多かったと思います。
決める基準をどう定めるかによって、結果が変わります。決めた事でも先の先まで考える事が必要な時代に入ってきていますよ。国をあずかる方々。
日本には他にも考えるところが沢山ありますから、危機意識を働かせ事に当たるように考えて下さい。良く冷静に考えて下さい。