最近、日本の世の中の組織が乱れてきています。
都議会のヤジ問題。
地方議会の議員らしからぬ発言と行動。
この事などは、議員の自覚欠如が起きている証拠でしょう。テレビ等で言われている事ですが、地方分権を地方が唱えるのであれば、地方議員の方々が襟を正さなければならないのです。
そもそも、国会議員や地方議員は国民の為の議員です。
都であれば都知事、県であれば県知事の考えで都議会議員や県議会議員の心構えに差が出ます。
国会議員であれば、総理大臣の考えで議員の心構えに差があります。特に同じ党や派閥だと顕著でしょう。
日本には色んな党がありますが、日本の政党でありながら反日行為をやっている政党もあります。
其々(国会議員、都議会議員、県議会議員)、考えや思想が違いますが、国を良くすると言う所は共通します。(反日政党は別として。)
各党でも、其々の党首の人格によって、議員の考えが変わります。会社でもそうですし、グループでも同じことが言えます。党首やグループの長によって良くも悪くもなります。
日本の総理大臣ともなれば、その人の考えで日本が良くも悪くもなります。それだけ日本のトップは大事な仕事です。十分、分かっいるかと思いますが。
国や会社やグループの長ともなれば、全般に心を配っておかなければ、議員や会社員や人々はしっかりしなくなります。
今回の地方議員の堕落もトップ(都知事)の責任はないとは言えないでしょう。少なからず責任はあります。都知事は東京都を総括する立場にありますから、都議会の雰囲気を把握しておかなくては駄目だと思います。
越権行為との考えもありますが、都であれば都知事が心を配って、都議会議員の都議会に対する心構えを注視するようにしておけば、今回のような恥をさらす事はなかったのではと思います。
上記のような事は、常識人であれば当然だと考えるでしょう。(都知事を特別に責めているのではありません。)
何がここで言いたいかと言うと、トップは全体を総括しなくてはならないと言う事です。
総理大臣であれば、国会議員、都知事であれば都議会議員、県知事であれば県議会議員、社長であれば社員、グループの長であればグループ員の手本とならねば、下にいる人はしっかりしないでしょう。(中には自覚して、其々の立場をしっかり自覚している人もいますが。)
組織が大きくなればなるほど、目が行き届かなくなりますが、それはトップの技量であり、知恵を使わなくてはなりません。
トップの知恵でしっかりした代役を立てればいいのです。それもトップの大事な仕事です。
議員の中には、しっかりした人ばかりではありません。残念ですが。選挙で国民が議員を選ぶわけですが、議員を選んだ国民に責任があると言う人もいます。それは事実ですが国民も真剣に国を考え、国をしっかりさせようと思っている人達ばかりではありません。残念ですが。
しかし、残念がってばかりはいられません。個人だと志も高いのですが、団体に入ると高い志も消されがちです。人間は強い心の人ばかりではありません。それも分かっています。
しかし、先頭(今回の都議会議員、地方議員)に立つ人がコケていては手本になりません。特に、トップ側に立つ人の心で国や地方が変わります。地方議員の人達の堕落も国会議員の人達の日頃の鏡だと考える事です。自分で臨んだ道に真剣に取り組む必要があります。
国と地方は表裏一体と考える事です。会社で考えれば、社長がいい加減であれば良い社員が育ちません。同じです。
国会議員も地方議員ももう一度、真剣に自分を見つめる必要があります。
常識的な事を書いたが、常識的な事が出来ないから今日の体たらくになっているのです。内外ともに議員はコケている場合ではないのです。
真剣になる事です。