インテグリティ

昨今、何が真実か情報過多の為、真実が分からなくなってきています。
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生徒を教える意味(先生の心構え)

2013年09月25日 09時38分17秒 | 学問

卒業式の君が代斉唱時に規律を拒み、減給処分を受け大阪支援学校の教諭(56)が9月24日府を相手取り、処分の取り消しなどを求めて大阪地裁に提訴した。と毎日新聞が報じた。2012年3月、勤務する学校の卒業式で君が代斉唱時に起立せず、府教委から戒告処分を受けた。翌年の卒業式でも起立せず、減給10分1(1カ月)の処分になった。(原文)

この教諭いい分からすると、憲法で保障された思想・良心の自由に反するなどと指摘。違法な命令に従う義務はなく、卒業式の進行にも支障がなかったとして、処分される理由はないとしている。(原文)

大阪府では、君が代の起立斉唱を決めている。(職務命令)

この教諭は大阪府が君が代の斉唱の時は起立を決めている事に違反。それと、憲法の思想・良心の自由を盾に発言しているが自分の置かれている状況を考えていない。

2006年の教育行政等を定める法律の全面改正で、「国を愛する態度」などを掲げている。国を愛する態度とはどのような事か?と考えた場合、分かりやすい表現を見ることが出来るのは、国際大会の時ではと思う。それぞれの国を背負って大会に臨んでいる時だろう。一番分かりやすい例がオリンピックだろう。お立ち台に立った選手は国旗の前で自分達の国旗に敬意を払っている。国=国旗と考えられている。入場行進でも、国旗を先頭に選手があとに続いて行進する。国を表現する場合大きすぎて表現しずらいが、ぐっと凝縮した国旗であれば誰の目にも分かり易い。それが世界の常識となっている。オリンピックに限らず、国を背負って行う競技なども同じでしょう。

教諭が言う思想・良心の自由などは精神的な問題です。一般に人間は考えてから行動します。考えが間違っていればいい結果は得られません。どこの国でも国旗を上げる時は起立をし国歌斉唱を行っています。自分は人数が多ければ正しいと思わない性格ですが、これに関してだけ考えれば、世界の常識です。生徒が大人になった時、教諭みたいな態度を取ったら周りから不自然に思われます。教諭が言う自由は最低限(常識的な事)を土台とした事が基本であり、自由はそのうえで成り立っていなければ、社会生活は成り立ちません。先生は人を導く天命があります。我を表現する態度は人を導く精神としては不向きでしょう。

この教諭みたいな人が他にもいると思いますが、最低限の常識、義務は教えられるようにするべきでしょう。「立ちなさい」と言われた事にも腹が立ったと発言しているようですが、公の場だと言う事を考えていません。提訴したと言う事ですが、人を教えると言う事の意味が分かっていませんね。教育とは正しい精神を教えるところです。


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