マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

古代史の視点

2009-03-05 15:41:04 | 古代史

最近、古代史でいろいろなコメントをいただいている。私は今、6世紀から7世紀あたりの中央アジアに夢中で、国内のことはとても手が回らない。コメントは大歓迎ですが、適切な返事が出来ない恐れがあります、勘弁してくださいね。

従来は、高句麗対唐、あるいは、日本対朝鮮半島という構図で古代史を眺めてきたが、どう考えてもそれは日本的中華思想というべきで、唐という国はその半分を中央アジアと接し、高句麗や日本のことばかり考えているゆとりはなかったと考えるようになって来た。

拓跋鮮卑族である隋は、高句麗遠征中に突厥に背後を脅かされて滅び、その突厥の協力を得た鮮卑族の李淵が唐を建国する。その後、李世民は突厥を離間策を使い分裂させ、遂に自分が天可汗になった。630年ごろの話だ。それ以後、50年間、突厥族は屈辱を味わい、再び第二突厥帝国を築き上げる。私の感触では、高句麗の武将、淵蓋蘇文はソグド人で、突厥の残党を動かし、唐を挟み撃ちにしたのだと思う。したがって、則天武后が唐を簒奪し、周を建国したと言われるが、どうもそれが疑わしい。しかし、どうにも中国史書だけではそのあたりがはっきりしない。ただ、間違いなく言えることは、ソグド人の商人たちが自分たちの都合のいいように東アジアを操っていた可能性が強い。

広大な中央アジアを交易のために商団を率い移動し、高額な美術品や衣料品、そして武器、奴隷などを地域の要望に合わせオアシス間を行きかう。彼等にとって、道中の安全は最重要な課題なのだ。もちろん護衛兵を引き連れていただろうが、安全を保証し、商売の利益を守ってくれる王がいれば、彼等にとってそれが天可汗にふさわしい人物となるはずだ。

彼等の最も高額な商品は奴隷である、奴隷を獲得する一番簡単な方法は略奪だが、それには戦争が最も理想的な方法だ。彼等の持つ情報と金を使い、さらに遊牧民族を傭兵として雇えば、表向きは国同士の戦いだが、実はソグド人が裏で糸を引き、自作自演を演じたのではないか。そんなことを考えるのだが、なかなか尻尾はつかめない。

漢という国は匈奴と親戚関係にあり、シルクロードの交易はすべて匈奴が支配していた。しかしその漢も次第に欲を出し、徐々に西方向へ進出し、まんまと匈奴を亡ぼしてしまう。匈奴のくびきが取れたため、逆に中華本土は大混乱となり、最終的に匈奴族を味方につけた魏が勝利する。しかしその魏も司馬氏に簒奪され、またもや東アジアは動乱に見舞われる。しかしちょうどそのころ、フン族はローマ帝国と戦いに明け暮れていたのだ。つまり、匈奴の主力が西部戦線に移動していて東は留守だったのだろう。西にカザール帝国を残し、いよいよ東へ戻ってみると、なんと鮮卑が我が者顔であった。そこで突厥を利用し、隋や唐をコントロールした。

そんなにうまく世の中を動かすことが出来るだろうか、と言うのが私の研究である。

ソグド人が中央アジアを私の思っている方法で支配してきたとするなら、現代の世界は当然の事ながら、同じ支配構造で、同じ方法を使って支配されている可能性がある。

歴史観というのは簡単なものではない。ただし、陰謀論者として、現在の支配構造の原点が匈奴・フン族ではないかという視点で読み解くと言うのは、有力な歴史観だと確信している。問題は彼等が尻尾を見せないことなのだ。


パソコンのお引越し

2009-03-05 15:39:55 | ぼやき

私の事務所には今、「天照」と「宇佐八幡」の二台のコンピューターが祀られている。天照様はXPと言う神道系で、宇佐八幡はvistaという最新の仏教系の教えを守っている。その八幡のある組織がどうも壊滅しつつあるとお告げがあり、急遽、新しい神様を招致することになった。

私としては生きて行けさえすれば宗派は問わないのだが、どうも新しい仏教は神道とは相容れないところがあり、どちらを選ぶべきか少々悩んだのはご承知の通りである。

さて、新しい教会はDell INSPIRON 530といい、展示処分品という事で、20インチ液晶ディスプレイ付きで¥89800でした。値切ったけど800円しか引いてくれなかった。けちですね。

そして、ファックス送信が必要になるため、モデムに4000円、ファックスソフトに4100円、さらに、5年保証で5000円。以上、やっぱし10万円の出費になってしまった。

仏教を選択し、教本はホームプレミアムでした。office2007は入っているので、まあ価格的にはこんなものでしょう。

昨日は午後いっぱい、その移行処理で大変でした。ただ、「宇佐八幡」が稼動しているため、LANを経由し、すべてのデーターを移しかえることが出来、一安心。

ただ、仏教と神道はやや折り合いが悪く、神道側から仏教の教えを盗むことはかなり難しい。仏教系はセキュリティーが大幅に強化され、安全神話の日本には少々やりすぎではないか。これは仕方がないのかな・・・・。

先日皆様からXPのほうが良いとの意見が数多く頂いたが、いずれ仏教が主流になるだろうからあえて仏教を選んだ。二年前に「宇佐八幡」を導入した時は、周辺機器が動かないやら、ソフトが対応できないやら、大変に苦労したが、今回はその点は難なくクリアーできた。

本当に宗教というのはややこしい。私とすれば何でもいいのだが、マイクロソフト教団の強引さはいずれ天罰を受けるだろう。

さて、今回の新しい宗派は「大本様」となずけることにした。どうでもいいっか。