鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」

2020年01月07日 | ドラマあれこれ
2020年 1月

風邪をひいていたこの正月でしたが このドラマが放送されたのが一番の救いでした。
もとより この 辻堂魁さん原作の 時代劇 そろばん侍 風の市兵衛
続編を期待していたものですが 正月時代劇スペシャル となって帰って来たから堪りません。

内容については
正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」

こちらに詳しく書いてあります
今回は 北相馬の鷹 と異名をとった 老剣士の 寺尾聰さんとコンビを組んで
悪に立ち向かって行く 市兵衛の活躍を描いています。



汚名を着せられて 死んでいった息子の無念を晴らすべく一人大名屋敷へと乗り込んで行く
寺尾さんを この市兵衛が 無事に帰れるように手助けするのですが
その尺が凄い ラストの 20分間は屋敷の中で繰り広げられる 殺陣のシーンとなります

まあ チャンバラ好きには堪らないシーンの連続となるのですが
よくもまあ これほどまでに殺陣のシーンを入れたものだと こちらのスタッフの
気の入れようがうかがい知れるところになりますね。

生きて戻ることは出来ないと 覚悟を決めて乗り込んだこの二人ですが
剣の腕がそれを助けます
方や 北相馬の鷹(オオタカ) かたや 風の市兵衛です
屋敷に乗り込む時には 刀を預けることになるのですが
それも織り込み済み

囲まれて切り掛かってきた敵から刀を奪いながらの殺陣シーンは 如何にも実践的です
たくさん敵を切ることによりきれなくなる刀ですが その都度次々と刀を変えて
新たな敵を切ります・・・ああ なんとすごいシーンだこと


そしてついに 弓矢部隊も登場して 寺尾さんが弓で打たれます
しかし そのささった弓を折って 戦い続ける
市兵衛も 鎧を盾にして 弓矢部隊に切り掛かります
その時 後ろから腰のところを槍で刺されてしまいます・・・
しかしなんと その槍を引っこ抜き 返す力でその槍を敵の大将に投げつけます!

敵の大将は 胸にその槍がささり その傷がもとで命を落とすことになるのですが

そこへ現れたのが この藩の元凶 ともいうべき

こちらの 斉藤由貴さん
この人 こういった役がよく似合います


この人が 寺尾さんと対峙した時に 寺尾さんが 刀の切っ先でイシツブテを飛ばします
そしてその石で頬に傷を負うのですが
このシーンがとても印象に残りましたね



権力をかさに着た 巨悪に対する 正義の志
今では国家権力に対して機能不全に陥っている我が国の司法では考えられませんが
どこかこのドラマの製作スタッフの中に そう言った正義の意地を見た気がします

こんなシーンを見て 涙が落ちてくるこのおっさんは 異常か・・・?

そう多分このおっさんは異常ですが ここがこのドラマ一番の見せ場となりました



このあとまだ殺陣のシーンは続くのですが
終いには 鉄砲部隊も出てきて 寺尾さんが凶弾に倒れてしまいます・・・

気遣う市兵衛と 礼を言う北相馬の鷹


ここでようやく 市兵衛の兄の 目付頭 の登場と相成りました。
これがもとで 藩の不正が暴かれ 寺尾さんの息子の汚名は晴れるのですが
残念ながら寺尾さんは帰らぬ人となります。




居合を習っているという寺尾さんに比べ 向井さんの殺陣は まだスピード感もなく
未熟ですが そう言った野暮なことは言いませんし 彼の真摯な顔立ちがそれ以上に
魅力的なこの市兵衛シリーズ

かつての 居眠り磐根シリーズが あの山本耕史さんを育てたように
この向井さんもそれ以上にお似合いだと思います

ぜひ この続きをシリーズ化してほしいものです

いやぁ 正月早々 いいドラマを見させていただきました
面白かったです
それでは また
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