今さらトビー・イマダのS-CUP

今さらだけど、１ヶ月前に話題になったトビー・イマダのＳ－ＣＵＰの試合を見た

梅野戦では互角に渡り合い最後は見事にＫＯ、
サワー戦は打撃で押されるものの、距離を潰してうまく凌いでシュートポイントの差で勝利、
ブアカーオ戦はローのダメージに耐えながら、足をすくい突っ込んでどういう形でもいいからとドロドロ泥臭くパンチや投げを狙い続け、しかし最後は計５度目のダウンでＴＫＯ負け・・・
１試合１試合にドラマがあって非常に面白かった
格闘技の醍醐味はおおざっぱに３つあると思う
ハイレベルな攻防、壮絶なＫＯ・一本、そしてファイターの気持ちが戦いに表れたとき。
イマダＶＳブアカーオはまさに気持ちがガンガン伝わってくる試合だった

シュートボクシングルールは面白いね、グラウンドのない総合って感じで
他の総合選手も見てみたくなった
アンデウソン、ニックディアス、ＢＪペン、ジョゼアルド、そして我らが五味ちゃん
この辺の人たちはなんかやらかしてくれそうだ
ただ言っても五味はあんまり向いてないかな・・・あのスタンス広く腰をドンと落としたスタイルはローめちゃくちゃ狙われるだろうし、投げや立ち関のアドバンテージもあまりなさそう

ところでイマダのイマダって今田だよね？
日系なのかと思ったらフィリピン系みたいだけど、どっか日本の血入ってるのかね

石田ＶＳ鈴木もみた
結果だけ見ると、レスラーの石田が打撃ルールやって案の定負けた、って思ったけど、石田動き良かったなぁ
踏み込み速いし、ハンドスピードもキレもあってオフェンスは随分成長したと思う
ただディフェンスが甘いのと、やっぱ打たれ弱いなあ～こればっかりは生まれ持ってのもんだからねぇ

DJtaikiＶＳ及川もみた
これに関してはテクニックよりも体格差かな～
164cmと174cmはけっこうキツイでしょう
しかしＤＪはやっぱり何考えてるかよくわからないですね（笑）
腰引いて前脚ヒョコヒョコ上げるのもなんか奇妙だし、勉強なのかブログに謎の問題と解答載せてるのもよくわからない（笑）
あ、ちなみにツイッターで彼をフォローしたらフォロー返してくれました（笑）どうもｗ

アリスターとかデイリーとかＧＳＰとか

○ポール・デイリーＶＳスコット・スミス
まったくデイリーさんは最高だわ
デイリーは打撃がうまいというより、喧嘩が強いって感じ
あんな完璧な失神ＫＯは、総合では久しぶりに見た気がする
俺はいつもデイリーがウェルター級最強になったらという夢想をしてしまう
もちろんコスチェックに完敗するのがデイリーの実力だし、あくまで夢想だよ
だけどデイリーがディアスをＫＯして、「ダナ、あの時は試合後に手出してスマンカッタ」
ダナ「ＯＫ！」
ＵＦＣ凱旋で相手は因縁のコスチェック、理由はともかくなんか成長したデイリーはコスチェックのタックルをバッサバッサと切りまくり、スタンドでボコボコ
シールズも相手にしなかったＧＳＰの対戦相手に、デイリーがあげられる
ＧＳＰはもちろんこう考える「デイリーの弱点は言うまでもなくグラウンドだ。打ち合いはコイントスみたいなもの。１０円玉でコイントスをする時はどっちが表か決めておかないと後で揉めるよね」
そして試合で渾身のダブルレッグを仕掛けるＧＳＰ、それをデイリーはもっちりと切ってしまう！
クレバーなＧＳＰはジャブを織り交ぜつつ何度もタックルを仕掛けるしかしなんかうまくいかない、理由はともかくなんかうまくいかない
徐々にＧＳＰの歯車が狂い始める、ＧＳＰからＧＰＳに、ＧＰＳからＰＳ３に
そしてデイリーの猛獣のようなフックが・・・！

まぁ

夢見るのは自由だからね




○Ｋ－１ＧＰ2010はアリスターが優勝
今年は面白かったねえ決勝。
やっぱりＭＶＰはアーツですよね
シュルトＶＳアーツは１Ｒ見てあーこれはまたシュルトが勝つなと思って２Ｒ流して見てたら、３Ｒではなんだか様子が違っていて、気合いで突っ込むアーツにのけぞるシュルト、軍配はアーツにあがりました
シュルトが好かれないのは負ける時いつもこういう負け方だからのような気がします、気持ちで押されてでもダメージはあんまりもらってなくてっていう
しかし格闘技はやっぱり気持ちを見せられると心を動かされますねー
で、四十路になってもこれだけできるんだという涙の出るような気合を見せた英雄アーツは、彼岸からやってきたモンスターにこれでもかというほどボッコボコにされるというリアルな結末
アリスターはボブサップに近いインパクトがあるので、格闘技よく知らない人でも楽しめる気がします
それにしても組み膝禁止ルールはちょっと無いなぁと思った
アリスターが膝を出そうとしてやめたりする様はどうも不自然に見えた
ただ組み膝有りだったらまたシュルトが作業をこなすように優勝したかもしれないわけで、ＴＶ的には結果オーライなのかもしれませんが
あとは京太郎も巨大な敵に立ち向かう根性を見せたし、サキＶＳギタはある意味一番見ごたえあった
サキは小柄ながら誰よりも切れがあって良いよねぇ
年明けはアリスターＶＳシュルトが組まれるぽいが、これはシュルトが勝つと思う
アリスターのテンカオは無効と言っていいし、パンチの距離にする前にシュルトのジャブ・前蹴り・ロー地獄に屈するんじゃないかと予想
どちらが勝っても、アリスターはこれを最後に総合に戻ってほしいね
ＳＦではファブシリオ、ヒョードルと見たいし、何よりＵＦＣに乗り込んでほしい
ベラスケスＶＳアリスターは今一番所望されてるカードじゃないか？
勝負論としても面白いし、夢もある、どういう結末でもおかしくないドリームマッチだ

ここまで書いてて思ったのは、俺、総合は割と競技として見てるけど、Ｋ－１は完全にエンターテイメント目線で見てるなぁ（笑）
いや、面白いからいいんだけど




○ＧＳＰＶＳコスチェック
また５Ｒ判定か、と思ったけども内容はそこまで退屈でもなかったです
ものすごくハイレベルだったし
ただここまで判定が多くなるのは、ルールや金網の影響が大きい気がしたな
金網が広く角度があまりないので、追い詰め追い詰められる状況がなかなか生まれない
これはすごく大きい気がする個人的に
四角形のもっと小さい金網だったら、試合の流れが絶対に変わってくると思うし、それに４点膝などを解禁したら絶対面白くなる
これ何回も言ってる気がするけどｗ　でも本当そう思うんだよなぁ




○年末Ｄｙｎａｍｉｔｅで青木ＶＳ自演乙
このカードＭＩＸルールで行われるらしいけど、総合ルールに切り替わった途端青木の勝ちが確定でしょう。。。
青木はこういう年末のお祭り的雰囲気の時、「なんかやりたい」人だと思うので、また何か起こりそうで怖いっす
Ｋ－１ルールだって、青木からすればＫＯ狙わず凌げばいいわけだから、あまり問題ないと思う
総合ルールになったらすぐ極めるかな？
極めるとしても跳び関でボキッ・・・！とかもしくはマウントから延々ボコボコもありえそう
去年の廣田戦は本当に気分悪くなったから、見たくないな～このカード




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ブログが季刊レベルになってきているので、もしよかったらツイッターもチェックしてみてください
格闘技関係ないことばっかり書いてますが・・・
というかツイート自体少ないですが・・・