しばらく前のことになりますが、「助成金の申請」の依頼を頂きました。
補助金や助成金の申請代理は行政書士業務ではあるのですが、雇用や労働関係の助成金の申請は社会保険労務士の業務になります。
この度の依頼も依頼者からよーくお話を聞いていると、ハローワークへの助成金の申請とのこと。
そこで、依頼者へ業務について説明してから社労士の先生をご紹介することになりました。
その後も、「助成金」について聞かれる機会があり、私ももっと助成金について詳細を知りたくなりました。
調べてみると「助成金・補助金」には沢山の種類があるのですねー。
事業主を対象としたものが多いのですが、医療や介護の分野では個人を対象としたものも多くあります。
殆どの申請には「〇〇の日から何日以内」というように期限が設けられており、1日でも期日を過ぎてしまうと申請が出来なくなってしまいます。
「助成金を受けるための要件は満たしていたけど、気付いた時には申請期限を過ぎていた!」ということもよくあるようです。
助成金を活用するなら早めの調査、早めの準備がお勧めです。
ウチでも今年から助成を受ける事になり全員毎月1日休業を取らされてます。
社員を休ませる事によって助成金を受けるそうです。
そうです!雇用調整助成金です。
フリーター等を正規雇用したり、
母子家庭の母親や高齢者を雇用したり、
定年を引き上げたり、等
いろいろありますが、グータンさんの会社の助成金は「緊急雇用安定助成金」かなあ?
景気の変動等により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、休業等を行って労働者の雇用を維持した場合、休業手当等の一部の助成を受けられるそうです。
社員を「休み」にして助成を受けるとはうらやましいような気がしますが。。。
収益が減って人を減らす、経費節減で残業や休日出勤なども極力抑えられ、しかし仕事量は減って無い。
でも助成を受ける為に強制的に休まされるから個々の負担は増えてるんですね。
もちろん収入も減ってるから休んでも先立つものがぁぁぁってね。(苦笑)
お気持ちお察し致します。
「時は金なり」とは言いますが、増えた負担の分だけ収入も増えてほしいところなのに、減るとはなんじゃー!ですね(苦笑)
この度の助成金の申請の依頼のおかげで、私もいろいろな助成金・補助金・支援金・減免制度等を知りました。
そして、そういった制度がありながら、知らずのうちに権利を手にして手放してしまっている人が多いことも。
自分にどんな権利があるかを知り、活用しないともったいないなあ、と感じた次第です。