少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

進塁だけが積極的じゃない

2020-08-25 | 5年ぶりの
日曜日の試合が終わって、自転車で帰路へ。
登り坂を自転車を降りて押しているのはヨウタ。
「どうした?」
「もう、足が動かなくって、疲れた

そりゃそうだよねぇ。
あれだけ動いてれば、そりゃ足に来るよね

先日、ちょっと厳しめにこんな事を書きましたが、
日曜日の試合では、積極的に動いていくれた。
初回、2点を先制された。
この雰囲気を一変させるために選んだ作戦は・・・

都合が良い事に一番バッターのヨウタが出塁してくれた。
ここは少年野球の定石で二塁に盗塁
間髪入れずに次に投球で三塁に盗塁成功。

あっと言う間に無死三塁のチャンス
やっぱり足が速いのは武器だね。

でも、今回の話しはこんな当たり前の事ではない
昨日、書いた盛り上がった最終回。
三塁走者のヨウタは、常にスタート、ストップを繰り返していた。
コントロールが良くない相手のピッチャー、
キャッチャーが弾いたら、後逸したら、いつでも行くぞって姿勢を見せていた。
バックネットが近かったから、ホームインは成らなかったけど、
セットに入って投げているピッチャーにしたら、
チョロチョロ煩いって感じるだろうね。

一塁に出た時も盗塁のサインが出たないのに
やっぱり、スタートストップを繰り返してキャッチャーをけん制していた。

このスタートの構えだけって、小学生は言ってもなかなかやってくれない。
いつしか、私も言わなくなった。
このチームでも言ったことはないと思うけど、
自分で考えたのかなぁ。
先週の試合後、チームで一番の武器が活かせてないって言ったのが効いたのかなあ。
全然違うかもしれないけど、そんな事がどうでも良い。
自分の武器をどうしたら活かせるか?

一人一人が考えたくれたら、良いチームに成るよね。
コメント (2)
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