『いいかよく聞け、五郎左よ!』 -もう一つの信長公記-

『信長公記』と『源平盛衰記』の関連は?信長の忠臣“丹羽五郎左衛門長秀”と京童代表“細川藤孝”の働きは?

陶磁器の世界:細川家伝世の『永青文庫』コレクションは国宝と重要文化財の嵐だった!あっ・・再び、めまいが・・

2016-10-10 00:00:00 | 陶磁器の世界:歴史展示会
時間ができたら行ってみようと思っていた

『永青文庫』にやっと行く機会ができました。

2010年前半に上野の東京国立博物館で

開催された細川家の至宝展で、「実は

東京都内に細川家の財宝を常設している

場所があるらしい」と知り、チャンスを

うかがっていたものです。胸のドキドキが

おさえられません!(9月29日(木))


都電荒川線の終点“早稲田電停”で降りて

5~6分真直ぐ行くと「リーガロイヤルホテル」

がありまして、その対面の路地を左折。

100mくらい行くと「水神社(すいじんじゃ)」

があり、そこから急坂を100mほど登ると

『永青文庫』に到着です。



細川家が幕末に下屋敷としてこの地に

入り、その後昭和25年に南北朝から現代

に至る細川家代々の財宝を収蔵するため

『永青文庫』が設立されたそうです。


ご存知の通り館内は写真撮影禁止ですので

パンフレットをアップします。



足の弱い方は、JR目白駅から路線バスで

近くのバス停まで来て歩いた方が、負担が

かからなくていいかもしれません。


通常の収蔵品の中には、



*千利休作:竹一重切花入れ

とか



*国宝 金銀錯狩猟文鏡

などがあるそうです。


今回の展示でも

*国宝 太刀 銘 豊後国行平

*宮本武蔵の遺品多数


など、国宝・重要文化財・秘宝の数々が

平気で普通に置いてあって、あっ・・めまいが・・



リーフレットの細川家(和泉半国上守護家)

代々がわかる部分は勉強になります。


この『永青文庫』の現理事長が、



元熊本県知事、第79代内閣総理大臣の

細川護熙氏なのでした。
また、めまいが・・


あ~、『静嘉堂文庫』でも耀変天目茶碗ほか

の国宝・重文が平然と置いてあったな~・・


非日常的な存在の展示品が平気でおいて

あるのを注視するのは大変なエネルギーを

使います!


**純野のつぶやき**

1)展示場の説明の一部に「信長から長岡

兵部大輔(藤孝)への書状59通を含む文書

『細川家文書―中世編―』が吉川弘文館

から出ている」
とありましたので、すぐに

ネット発注し10月1日入手しました。

当ブログの連続読み物も信長公美濃平定

の手前で中断していますので、足利義昭

と細川藤孝の関係を描いていくための

「強力な援軍現る!」でございます。

読むのが楽しみ・・

2)展示品を見ながらつらつら考えました。

長岡兵部大輔(藤孝)が居城していた

長岡京の勝竜寺城では、京の七口の一つ

“丹波口”を管理していたはず。藤孝の

精密な情報網から見て、亀山から丹波口

近辺を通り本能寺を襲撃した明智光秀の

行動を、藤孝自身が仮に別の場所にいた

としても把握していなかったはずがない

のではないか・・という点が今後の連続読物

の焦点となりそうな気がしてきました!


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