「みんなの家」という映画をご存知でしょうか。三谷幸喜が脚本・監督をした作品です。小生が映画館でみたのが益子にくる少し前だからもう5年ちかく経つでしょうか。この映画は若夫婦が家を建てることになり、1軒の家が建つまでいろいろな人が絡んでくるというお話です。題名のとおり、家は本人たちだけでなく良かれ悪かれいろいろな人が絡んできます。
益古時計の建築工事にあたり、何度この映画を思い出したことか・・・。まず、いろいろな人からああしろこうしろと言われる(映画ではその結果2人暮らしなのにトイレが3つに・・・)。さらに映画のメインストーリーとして大工と設計士の対立が描かれています。益古時計ではそのようなことはないのですが、建築屋は新建材でしか素材を考えていないし、こちらはできるだけ自然素材(もしくは自然素材に近い感じに)を使いたいのに、いまひとつ伝わらないとか。映画と現実は全然違うと言えば違うのですが、多かれ少なかれ家を建てるときは、当人の思いだけではうまくいかなし、なかなか思い通りにはいかないということです。
いま、内壁のペンキ塗りをしているのですが、映画でも大工はクロスに、設計士はペンキにというところで意見が合わない場面がありました。新進気鋭の設計士とベテランの棟梁、気がつけばいつの間にか古き良きものを大事にしているのは、新進気鋭の方で、ベテランの大工の方が新建材になれきっているみたいな部分もちょっと皮肉でした。
まあ、そんなこんなで映画も相当、紆余曲折な道のりの末、家が完成しましたが、益古時計も最終的には映画のようにすべて丸く収まって完成してくれることを願うばかりです。
別に家を建てる予定がなくてもオモシロイ映画なので見たことのない方は、ぜひ一度ご覧ください。(個人的には田中邦衛と八木亜希子のキャスティングだけでも満足です。)
益古時計の建築工事にあたり、何度この映画を思い出したことか・・・。まず、いろいろな人からああしろこうしろと言われる(映画ではその結果2人暮らしなのにトイレが3つに・・・)。さらに映画のメインストーリーとして大工と設計士の対立が描かれています。益古時計ではそのようなことはないのですが、建築屋は新建材でしか素材を考えていないし、こちらはできるだけ自然素材(もしくは自然素材に近い感じに)を使いたいのに、いまひとつ伝わらないとか。映画と現実は全然違うと言えば違うのですが、多かれ少なかれ家を建てるときは、当人の思いだけではうまくいかなし、なかなか思い通りにはいかないということです。
いま、内壁のペンキ塗りをしているのですが、映画でも大工はクロスに、設計士はペンキにというところで意見が合わない場面がありました。新進気鋭の設計士とベテランの棟梁、気がつけばいつの間にか古き良きものを大事にしているのは、新進気鋭の方で、ベテランの大工の方が新建材になれきっているみたいな部分もちょっと皮肉でした。
まあ、そんなこんなで映画も相当、紆余曲折な道のりの末、家が完成しましたが、益古時計も最終的には映画のようにすべて丸く収まって完成してくれることを願うばかりです。
別に家を建てる予定がなくてもオモシロイ映画なので見たことのない方は、ぜひ一度ご覧ください。(個人的には田中邦衛と八木亜希子のキャスティングだけでも満足です。)
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