益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

誕生日

2006-01-11 22:25:10 | Weblog
 実は、本日は小生の誕生日で、今日をもちまして29歳になりました。といってもこの歳になるとたいしてありがたみもなくなんてことのない1日でした。
 というわけで、今日はひょうたんランプ作家であるお隣さんと、境界の柵作りに励んでいました。ただ途中、前々から約束があった栃木の新聞の「下野新聞」の取材がありました。取材に関してはまた明日にでも書きたいと思います。
 さてさて29歳になり、三十路を目前にしてさすがに歳をとったなと思うようになりました。でも今までは、いや今も小生は常にはやく歳をとりたいと思って生きてきました。10代の頃ははやく大人になりたくてしょうがなかったです。20代前半もまだ半人前という思いがずっとありました。さすがに最近はいち経営者として大人になったと思うことが多くなりましたが、それでもまだまだ親に頼ることも多く、いつになったら独り立ちできるのやらといまだに思うこともあります。ただ、はやく歳をとりたいと思うのはあこがれる人や素敵だと思う人が年上の人が多いからです。といってもそれは当たり前で、年下にあこがれるということは基本的にはないと思います。素敵な仕事をしているなとか、素敵な暮らしをしているとか、生き方がかっこいいと思うのは年上の人です。そして少しでもその人に近づきたいと思うからです。
 よく「○○さんて素敵な暮らししてるよね」といいます。「それに比べてあんたは・・・」もしくは「私たちは・・・」というような言い方を小生もカミサンもします。でも○○さんは20歳も年上だし、こっちだって20年後は・・・と思います。逆に○○さんが俺くらいの時は俺よりも・・・という風にも思います。つまり年齢からくる経験の差はどうにもなりません。実際個人的に、いま素敵だなと思う人の多くは40~50歳台の人が多いです。
 そういう風に10代のときは20代に憧れ、20代前半は30代に早くなりたいと思い、20代後半は40代・50代もしくは老後の生き方なんかにも憧れをいだいてしまいます。まあ、その憧れが生きる活力なのかもしれません。
 といっても、とっても前向きに生きているように思われるかもしれませんが、もちろんあの頃はよかったとか、学生に戻りたいとか、懐かしむ気持ちももちろんあります。まあつまりは現状に満足していない、今が幸せと言い切れない自分がどこかにいるということかもしれません。
 ところで、肉体的な体力の衰えは20代になり常に感じているのですが、最近は脳みそのほうの衰えも感じるようになりました。とにかく物が覚えられない気がします。もともと記憶力はよいほうだと自分でも思うのですが、最近はとんと物事が覚えられません。歳のせいももちろんですが、先日も書いた3つのお店の話じゃないですけどやることが多すぎて覚えきれないというのもあるかと思いますが・・・。
 まあ、とにかくはやく歳をとって悠々自適に暮らしたいという思いと、やっぱり20代でいたいという思いが交錯する29歳になりそうです。 
 写真は本文とは関係ありません。益古時計より5分くらいいったところです。毎朝この森の中を、このケツをみながら散歩しています。

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1 コメント

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おめでとう! (てまり)
2006-01-12 21:28:26
誕生日おめでとう!

まだ、20代だったんかい~!

俺が、結婚、築窯独立した年齢じゃないかい。

たいしたもんだ。
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