おいみず亭 Family & Friends

美味しい食べ物と知的好奇心、そして楽しい仲間!!

1月の映画のトドメ

2006-01-31 02:39:32 | 最近見た映画
カメラやさんの店先でみつけた500円DVD。解説もなんにもついてないで、ただ箱のうらに水野晴郎さんの短いコメントが・・・
どうやら発売元はここみたいです。

タイトルは、昔の「キングコング」や昔の「オペラ座の怪人」などカメラのニイムラというところに、全商品リストが載っていました。ああ、ローレンス・オリビエのハムレットもいいですねぇ。

500円ならば、ということで、チャップリンの「街の灯」と「独裁者」を買いました。
夜も遅い時間だったので、今日は観ないつもりでしたが無理でした。つい、「独裁者」を観てしまいました。ついで、てんでその後に「街の灯」。でもこちらはいろんなことしながら見ていたので、途中で止めました。やはり落ち着いてみてみたいものです。

「独裁者」ヒトラーとナチを笑い飛ばしたプロテスタント映画ですが、昨今の小泉政権末期症状的ニュースと妙にダブってみてしまいました。ナチを徹底的に笑いものにするという映画なので、笑いはちょっと表層的な感じがしました。でも、最後の演説はすごいですね。ポツリポツリと自信なさそうに話し始めて、いつの間にか力強いメッセージを述べる、床屋。そして、ふと我に返って、静かに恋人のハンナに語りかける。大勢の聴衆の前で、英雄で終わるのではなく、一人の人間として語りかけることを選んだチャップリン。ここはいつみても感動します。

「街の灯」は、トーキーでありながらも台詞無しの音楽と字幕の映画。おなじみの山高帽の放浪者チャーリーが登場します。チャーリー、かっこいいですね。それに笑いの質が上品ですね。何度みても笑えますね。

映画三昧だった1月を締めたのは、2枚で約3時間半1000円のDVDでした。
安上がりな誕生日プレゼント。

最新の画像もっと見る