劇団四季の「夢から醒めた夢」を見に行きました。
原作赤川次郎。
ということで、和製ミュージカル。
いままで、翻訳物ばかり見ていたので、オリジナル作品はどうなの か、楽しみでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
夢の配達人によって、夢の世界を旅するピコ。
「どんな夢が見たい」
という夢の配達人のといに、ちょっとだけ霊の世界を見たいと答え るピコ。
夢の中で出会った、幽霊の少女マコと1日だけ、という約束で 入れ替わり、マコは母親の元へ、そしてピコは霊の世界へ。
白いパスポートを持った霊は、光の国へ。黒いパスポートは、地獄へ。
霊のパスポートを審査する役人は二人。
天国へ行く霊を審査するのは、エンジェルという名の役人。口癖は
「みんな幸せになると良いなぁ」。
地獄雪の役人はデビル。口癖は「みんな自分のことばかり考えている」
その二人の前に現れたピコ。
決して「自分のことばかり」考えないピコは、デビルの心をさえも
動かします。
霊界の話なので当然というか、仕方ないことですが、様々な理由でなくなった死者がたくさんでできます。
戦禍に巻き込まれて亡くなった子どもたちが出てくるところは、浅利慶太のメッセージのような気がしました。
この霊界の入り口に、ひとりのお爺ちゃんがいました。
亡くなってから、何年もここで天国にも地獄にも行かずに暮らして いるのには、わけがありました。
この世に残してきたおくさんが、いつかやってくるのを待ち続けて います。
このお爺ちゃんのはなしを聞いていて、自然と涙が流れてきました。
自分が死んだ後も、おくさんのことを忘れずに待ち続ける。
これ、以前、うちのおくさんに話したことあるんですよね。
いつまでも待ち続けてるよ、って。だから、慌ててこなくていい よ、って。
ちなみに、霊とか魂って、あんまり信じてないんですけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
それはさておき。
別の日記で写真を紹介しましたが、開演前にシュッ園舎によるロ ビーパフォーマンスが行われていました。
実際にはロビーだけでなく、建物の外でも、あるいは劇場の中でも仮面をつけた登場人物が軽やかに/怪しげに動き回り、夢の中 の不思議な世界へと誘います。
そのパフォーマンスが、やがてステージの上に集まり、観客もすこ しずつ劇場中に入ってきます。
いつの間にか観客も出演者も劇場内に集められて、夢の物語が始ま ります。
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いままで、翻訳物ばかり見ていたので、オリジナル作品はどうなの か、楽しみでした。
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「どんな夢が見たい」
という夢の配達人のといに、ちょっとだけ霊の世界を見たいと答え るピコ。
夢の中で出会った、幽霊の少女マコと1日だけ、という約束で 入れ替わり、マコは母親の元へ、そしてピコは霊の世界へ。
白いパスポートを持った霊は、光の国へ。黒いパスポートは、地獄へ。
霊のパスポートを審査する役人は二人。
天国へ行く霊を審査するのは、エンジェルという名の役人。口癖は
「みんな幸せになると良いなぁ」。
地獄雪の役人はデビル。口癖は「みんな自分のことばかり考えている」
その二人の前に現れたピコ。
決して「自分のことばかり」考えないピコは、デビルの心をさえも
動かします。
霊界の話なので当然というか、仕方ないことですが、様々な理由でなくなった死者がたくさんでできます。
戦禍に巻き込まれて亡くなった子どもたちが出てくるところは、浅利慶太のメッセージのような気がしました。
この霊界の入り口に、ひとりのお爺ちゃんがいました。
亡くなってから、何年もここで天国にも地獄にも行かずに暮らして いるのには、わけがありました。
この世に残してきたおくさんが、いつかやってくるのを待ち続けて います。
このお爺ちゃんのはなしを聞いていて、自然と涙が流れてきました。
自分が死んだ後も、おくさんのことを忘れずに待ち続ける。
これ、以前、うちのおくさんに話したことあるんですよね。
いつまでも待ち続けてるよ、って。だから、慌ててこなくていい よ、って。
ちなみに、霊とか魂って、あんまり信じてないんですけどね。
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それはさておき。
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実際にはロビーだけでなく、建物の外でも、あるいは劇場の中でも仮面をつけた登場人物が軽やかに/怪しげに動き回り、夢の中 の不思議な世界へと誘います。
そのパフォーマンスが、やがてステージの上に集まり、観客もすこ しずつ劇場中に入ってきます。
いつの間にか観客も出演者も劇場内に集められて、夢の物語が始ま ります。
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