1976年11月5日 京都。
11月中に書いておきたかったレビューが幾つかあったのですが、これもその一つ。
1976年11月5日 京都を皮切りに、いよいよSun Bear Concertsが始まります。
このあと、11月8日:大阪、12日:名古屋、14日:東京、18日:札幌の演奏が収められています。
札幌については、以前書いたので、今日は京都。
この時期のキースジャレットのピアノソロは、まるでミューズが乗移ったかのような、繊細で美しく響きます。
さて、そのミューズですが、9人姉妹の女神だそうです。
9人の姉妹が司る分野はと言うと次のようになっているそうです。
カリオペ(叙事詩)
クレイオ(歴史)
メルポネペ(悲劇)
エウテルペ(抒情詩)
エラト(恋愛詩)
テルプシコラ(舞踏)
ウラニア(天文、占星)
タレイア(喜劇)
ポリュヒュムニア(音楽と幾何学)
(こちらのページを参考にさせていただきました)
音楽の持つ多面的な表現を9人の姉妹として現しているのでしょうか。
Wikipediaによると、ポリュヒュムニアは「沢山の歌」という意味だそうです。
音楽という神秘的なものが、ちゃんと数学と結びついているのが面白いですね。
さて、秋の京都でキースジャレットに乗移ったミューズたち、Part1ではそれはそれは美しいメロディーを奏でます。
途中、ちょっとフリージャズっぽくなることもありますが、すぐに美し路線に戻ります。
これがPart2に行くと大暴れ。
Part1の美しさはどこに行ってしまったの? という感じで鍵盤の乱れ打ち。
これは何事か、どのように終結していくのか、このまま最後までいってしまうのか。
はらはらどきどきしながら聞いていると、次第に一つの旋律に向かって音が整理されていきます。
そして最後には、キースらしい美しい旋律にもどります。
それはまるで、Part1でつくり出した美しい音楽を、ミューズ達が解体して、再構築していく、そんなふうに感じることができました。
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11月中に書いておきたかったレビューが幾つかあったのですが、これもその一つ。
1976年11月5日 京都を皮切りに、いよいよSun Bear Concertsが始まります。
このあと、11月8日:大阪、12日:名古屋、14日:東京、18日:札幌の演奏が収められています。
札幌については、以前書いたので、今日は京都。
この時期のキースジャレットのピアノソロは、まるでミューズが乗移ったかのような、繊細で美しく響きます。
さて、そのミューズですが、9人姉妹の女神だそうです。
9人の姉妹が司る分野はと言うと次のようになっているそうです。
カリオペ(叙事詩)
クレイオ(歴史)
メルポネペ(悲劇)
エウテルペ(抒情詩)
エラト(恋愛詩)
テルプシコラ(舞踏)
ウラニア(天文、占星)
タレイア(喜劇)
ポリュヒュムニア(音楽と幾何学)
(こちらのページを参考にさせていただきました)
音楽の持つ多面的な表現を9人の姉妹として現しているのでしょうか。
Wikipediaによると、ポリュヒュムニアは「沢山の歌」という意味だそうです。
音楽という神秘的なものが、ちゃんと数学と結びついているのが面白いですね。
さて、秋の京都でキースジャレットに乗移ったミューズたち、Part1ではそれはそれは美しいメロディーを奏でます。
途中、ちょっとフリージャズっぽくなることもありますが、すぐに美し路線に戻ります。
これがPart2に行くと大暴れ。
Part1の美しさはどこに行ってしまったの? という感じで鍵盤の乱れ打ち。
これは何事か、どのように終結していくのか、このまま最後までいってしまうのか。
はらはらどきどきしながら聞いていると、次第に一つの旋律に向かって音が整理されていきます。
そして最後には、キースらしい美しい旋律にもどります。
それはまるで、Part1でつくり出した美しい音楽を、ミューズ達が解体して、再構築していく、そんなふうに感じることができました。
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今日、仕事から帰ったら、ハガキが来てて
おいちゃん、キース・ジャレット好きだったなと
思ってね。
5月に来日するみたいよ!
http://www.koinumamusic.com/
S席で1万円か・・・
文化村なら会社から近いし・・・つて土曜日だ。
キースのソロは、聴くほうが緊張を強いられるようですが・・・うーん、それでも行こうかなぁ。