【ガイド】八ヶ岳/三ツ岳

7月30日、八ヶ岳/三ツ岳（みつだけ・2360m）のガイドを行いました。

岳と森の「岩峰連ねる北八ヶ岳の異端児」。T、H、Yさんが参加。





北横岳（きたよこだけ・2480m＝左上）と蓼科山（たてしなやま・2530m＝右奥）を望む。

八ヶ岳は一般的に、夏沢峠を境にして北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられ、三ツ岳は北八ヶ岳に位置する。北横岳の東隣に位置する岩峰で、その名の通りⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰の三つの岩場からなる。岩が累々と連なる稜線は、森林と湖が美しい北八ヶ岳にあって「異端児」的な存在。『山の自然学』（小泉武栄著）によると、約一万年前、八ヶ岳最後の火山活動により、大岳（おおたけ・2382m）や坪庭（つぼにわ）とともに形成された、という。



坪庭付近から三ツ岳（右上）を振り返る。

雲りがちな天候に夏の日差しが遮られ、かえって助けられた一日。バランス感覚と丁寧な足さばきが求められるミニ縦走を、岩場歩きの練習も兼ねて、アクティブに楽しみました。お疲れさまでした！


イワアカバナ（岩赤花）