Masaca's Blog 2

独り言・日記・愚痴・戯言・備忘録・・・。なんとでもお呼び下され(笑)。

ボストン滞在記(12/30)

2008-12-31 13:49:00 | Abroad
本当に2008年の年の暮れをボストンで一人で迎えるんだなと、今更ながらに実感している今日この頃です。今日も、しんさんはSkype上には現れず…。まぁ、むさんとは連絡が取れたらしいので、無事ではあるらしいです

すでに、かみさんと坊主達は、私の実家の方へ移動しまして、実家のSkypeでTV電話が可能になっております。今朝も、坊主達や甥っ子とTV電話したばかり…。そんなことを朝飯代わりにShaw's supermarketで見つけたマルちゃんの袋入りインスタントラーメンを食べながらやりつつ、そのあとどうしようかと思案しまして、思い切って再びMuseum of Fine Art, Bostonへ行ってきました。

今日は開館時間に間に合いませんでしたし、オンラインチケットも買っていきませんでしたので、窓口の行列に並びまして、どうせもう一回来るだろうということで、思い切ってOutside of New England Individual Membershipを購入。$55.00で今後一年間は入場無料の上に、特別展にも入れますし、お食事やお土産もディスカウントされますので、複数回来るのであればすぐに元がとれます。

で、早速前回見ることの出来なかった、Japan SectionやChinise Section、その他のアジアから中東関係の収蔵品を見まくってきました。これでもかというほどの圧倒的な量の収蔵品の数々を、じっくりと時間を気にせずに見続けるという、私にとってはこの上ない贅沢な時間を過ごすことができます。Japan Sectionでは、広重や歌麿などの浮世絵の本物やら、快慶作の未だ金箔の残る菩薩像、法隆寺の仏像の数々を間近に見たり、Chinese Sectionやその他のSectionでも、本物ばかりを何の障壁もなく、手が触れられる程間近から徹底的にじっくりと見ることができました。その後、混雑を避けて遅めの昼食をすませまして、とうとう欧州絵画のSectionへ。前回も通り過ぎただけで一瞬息が止まるような圧倒感のあるSectionです。もうね、これでもかっていうくらいにじっくりと見てきましたよ。確認しただけでも、凄い勢いの印象派ギャラリーを中心に、ルノアール、ゴーギャン、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ドガ、キルヒナー、マネ、ミレー、コロー、ターナー、ヘンリ・ルノー、ドラクロワ、シスレー、ルーベンス、レンブラント等々とロダンの彫刻やストラディバリのsmall violinなどまで、本物がほとんど額縁のみのガラスなしで展示されています。中でも、モネの「La Japonaise」、ルノアールのDance at Bougival」、ゴーギャンの「Where do we come from? What are we? Where are we going?」、ゴッホの「Postman Joseph Roulin」「House at Auvers」、モネの「Water Lilies」等々、超有名どころの絵画が、本当にこれでもかという感じで、しかも普通にガラスなしで展示してあります。目の前まで近寄って、表面に残る筆やナイフ使いまでもじっくりと見ることができました。もうね、この上もなく幸せです。こんなにすばらしい作品を目の前にしてじっくりと時間をかけて見ることができるのですから…

で、結局、今回も午後5時近くまでひたすら見続けまして、そのまま寄り道せずにTで直帰した次第です。

ということで、こちらはまだ31日になったばかりですが、日本時間でいくとこれがことし最後のエントリーになるような気がします。今年は、異動があったり海外出張があったりで、近年稀にみるほど慌ただしい一年となりましたが、無事に過ごすことができました。願わくば、一月の早い時期に厄払いをしに行きたいところですが、ちょっと今しばらくは叶いそうもありません。ま、米国には厄年がないことを信じて、帰国したら速攻でお払いに行こうと思います。本年もこんな勝手なBlogに御付合い頂きまして誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

Have A Happy New Year!!

ボストン滞在記(12/28~29)

2008-12-31 13:16:06 | Abroad
とんでもなく楽しかった前日から一変…。翌日は前日の帰りが遅かったこともあって、えらくゆっくりと寝ておりました。ところが、その頃、自宅では帰省の出発の時間でして、結局、出発前にSkypeすることも出来なかったのです。かみさんの実家にもネットは通っているのですが、如何せん、Skypeなどセットアップしているわけもなく、かみさんも義理の両親もそんなことが出来るはずもなく、帰省してからは唯一の連絡手段がかみさんの携帯へのメールというとんでもなく貧弱な状態になってしまったのです。で、この日も一日、アパートメントにいたのですが、前日からの落差が激しすぎるのか、とんでもなく寂しい状態になりまして、それならしんさんを誘って…と思っても、前日に帰宅して以来、しんさんはSkype上には現れず…。あげくの果てに、むさんから、しんさんに連絡が取れないんだけど、まさか帰国してないよね?などというとんでもない問い合わせもあって、とてつもなく心配になりつつも、そんなことで電話をかけるわけにもいかず…。結局、その日はかみさんの携帯メールで坊主達とほんの少しだけやり取りしただけで終了して寝たのでした。

翌月曜日は、金曜日にエンジニアがスタートしてくれたマシンの試薬チェンジをするために行かねばなりません。どうせ行くならサンプル調製でもして来ようと考えつつも、作業自体はすぐにすんでしまうので、昼前に行って昼飯でも食べてから買い物へ行こうと考えて、11時過ぎに出掛けました。到着してすぐに試薬交換は終了。サンプル調製のための計算と調製をしていると、保安担当のおじさんが現れまして、「みんなシャットダウンしてるんだろ?」というので「そうそう。けど私だけ特別…」などとやり取りしまして、とっととすませて12時過ぎに終了しました。けど、いつもしんさんと入る店に一人で入るのも寂しいし、なぜかパスポートを忘れてきてしまったので、Cambridge Brewing Companyで待望のビールを飲むわけにもいかず…。仕方なく、その足でShaw's supermarketまで歩いて行きまして、買い物をして帰ってきました。

帰宅して、買ってきた$2.79の鶏モモのローストを頬張りながらTVをつけると、USA TVでHOUSE marathonの真っ最中…(このリンク、いきなりムービーが始まるのでご注意を)。もうそこからは、洗濯しながら、夕食作って食べながら、もうHOUSE三昧です。こちらに来て初めて知ったHOUSEですが、season 1~4の6~7割は制覇したんではないかと思える程、たくさん見ております。で、seqson 4の最終二回が連続ものでして、それが夜中の0時と1時にそれぞれ始まるので、それまでひたすら見続けたのです。今回のHOUSE marathonは、一部の回が前後していましたが、ほぼ順番通りに流してくれまして(前回のHOUSE marathonはてんでバラバラ)、さらに、ボーナスなのか現在FOXで放映中のseason 5の第一話までが流れまして、もうseason 4の最終回を見ずして眠れるものかという状態に…

で、頑張って最終二回を見たのですが、最終回の終わり方に圧倒されてしばし放心状態…。そんな話だったのかとあとから思いつつ、こりゃseason 5も見ずしては帰国できんぞ……てな感じになってきております。ま、運の良いことに、FOXのHOUSEのページでは過去三回分くらいのお話をオンラインで見られるようにしていてくれるようなので、soason 5が終わる前に帰国しても、こちらで見ることは出来そうです。

なんか、こんなことしながら年を越すなんて、生まれて初めてかも…

ボストン滞在記(12/27)

2008-12-31 10:50:22 | Abroad
さて27日は暦上は土曜日です。しかし、25日からずっとお休みなので、今日が何曜日なのかよく分からなくなりそうな勢いですが、この日だけはそういうわけにはいきません。なぜなら、今お世話になっているラボに唯一いる日本人女性のKTさんからご自宅に御呼ばれしているからです。いや、女性といっても奥様でして、もうこちらに長いそうでして、娘さんが今度大学へ行くんだそうです。で、そんなお宅へなぜに御呼ばれしたかといいますと…
麻雀
…そう、麻雀のメンツをここ米国で集めるのは日本で集めるよりも数十倍難しいのです。そんな中でなんか中途半端な歳のオッサンが二人も現れたら、そりゃ聞きますわね…
「麻雀できます?」
出来ないわけはありませんが、如何せん、何年やってないんだろう?ん?10年じゃきかないぞ?まさか20年?マジ?てなくらいにやっておりませんが、思い出せば出来ますので、そこは「はい」と答えますわね。で、「それでは是非…」ということになりまして、しんさんと二人でお宅へお邪魔することになったのです。

当日は、朝の9:30にしんさんとアパートメントの一階で待ち合わせまして、Shaw's supermarketへスナックを買いにいきまして、ちょっと時間があったのでCentral square前のスタバでコーヒーを飲んで時間を合わせまして、お迎えにきて頂くことになっているT Red lineのターミナルであるAlewife駅へ。駅に着いて何が困ったって、渡された待ち合わせ場所のメモを忘れてしまって、二人ともどこへ行ったらいいか分からず、駅をウロウロ…。ようやく、お迎えにきてくれた旦那さんの車を見つけることが出来まして、早速お宅へ…。いや、これが早速ではなくてですね、駅からさらにFreewayで結構な距離を走りまして、ずいぶんと自然豊かで広々とした、まるで別荘地のようなところへ連れて行って頂きました。お宅もそんな別荘地の中にあるまるで別荘のようなお宅でして、木々が生い茂って葉っぱが出てくると飛行機からはお宅が見えなくなってしまうんだそうです。

そんなお宅へお邪魔しまして、まずは昼食にとご用意いただいたすまし汁といなり寿司をご馳走になりまして、いきなり数ヶ月ぶりの日本食に感動したのでした。その後、もうお一方のMさんの到着を待って、とうとう麻雀を開始。といっても、みんなそれほど上手で集まっているわけではなく、ぼちぼちと行きましょうか状態ですので、なかなか先に進みません。しかし、最初の半荘が終わる頃から徐々にT旦那さんとしんさんが本領を発揮し始めまして、半荘が二回終わる頃には二人でトップ争い…といってもとんでもなく誰かが勝っているというわけでもありませんで、なんとか一位になった二人が賞金で争っているという状態…。三回目の半荘のときに、たまたま調子が良くて一位のしんさんと席を代ったのですが、この席の牌の回りが異常によろしくてですね、最後は一人で勝たせて頂きました

麻雀のあとは、久々の鍋…。水炊きを頂きながらいろんなお話をして、食後も延々とありとあらゆる話をして、デザートのティラミスまで頂きました。その後もさらにお話が続いて、気がつけば23時過ぎ…。ビックリしたのですが、まだお話が続きそうになりまして、さすがに御暇しようということになりました。T旦那さんにアパートメントまで送って頂きまして、無事に帰宅した次第です…

…といきたいところだったのですが、帰宅してすぐにメールをチェックすると…なんと!日本からのサンプルを入れた冷凍便がアパートメントに届いていたのですが、たまたまその宛先に使わせてもらっているPKさんが同じアパートメントだったので、アパートメントのコンシェルジェがカリフォルニアにバケーションに出掛けているPKさんに電話したらしく、PKさんから今度は今やお世話係となっているKKさんにメールが飛びまして、なんと!KKさんがアパートメントまで取りにきたらしく、結局彼女がラボのディープフリーザーに入れてくれるという、思いがけずも大事になっていたのでした。急いでお詫びと感謝のメールを送りましたが、既に真夜中ということでどうにもしようがなかったという…

そんなこんなで、とんでもなく楽しくてとんでもなくびびった日なのでした

ボストン滞在記(12/25~26)

2008-12-31 10:37:11 | Abroad
Merry Christmas!!

………いや、それだけです…。こちらのChristmasは祝日でして、しかもThanksgiving dayと並んでそこら中のお店が閉まるという恐ろしい日でもありまして、当然のことながら、どこも開いていなければ、路上の車も人もまばらで、まるでゴーストタウン…。こんな日に出歩いたってどうにもなるものでもなし、丸一日、引きこもっておりまして、クリスマスだからどうとかいうものではありませんでした。というわけで、引きこもりのクリスマスは何事もなく過ぎていきました

翌26日は、無事にお店も開きまして、早速、まずはCambridgeside galleria内にあるApple Retail Storeへ行きまして、発売しながらもすぐに売り切れて手に入れることの出来なかったインナーイヤー・ヘッドセットをようやくゲットしました。で、CVSでビタミン剤などを購入して帰宅しまして、その後はいつものようにShaw's supermarketで買い物をして終了。帰宅してから自宅とSkypeでTV電話したあとで、ちょうど良い機会だったので、iPod touchに買ってきたインナーイヤー・ヘッドセットを差し込みまして、以前から入れてあったSkypeコンパティブルなFringを立ち上げまして、自宅と再び繋いでみました。カメラなどないiPod touchではもちろんTV電話など出来ませんが、音声だけのいわゆるIP電話なら全く問題なくできることが判明しました

ということで、米国出張に合わせて急遽購入した上にこちらで大活躍してくれて最早なくてはならない存在となっているiPod touchですが、とうとうWiFi接続環境下ではIP電話となりました。但し、いつでも受信できるようにするには、常にFringを立ち上げた上にしておかねばならないというとんでもない制限付きですが…

ボストン滞在記(12/21~24)

2008-12-27 08:29:17 | Abroad
結局、日曜日まで降ったり止んだり吹き付けたりを繰り返した雪は、月曜日には上がりまして、月曜日の出勤を迎えました。さすがに雪慣れしているボストンだけあって、連日の夜を徹しての除雪作業のおかげで、交通が寸断されることはなかったのですが、それは基本的に車社会の米国です。車道はかなりきちんと除雪が進んでいたのですが、歩道は全部が全部という訳ではありませんでした。

アパートメント前のThird streetの歩道は通ることができたのですが、そのあとのBinney streetとの交差点まで来て困ってしまいました。除雪した雪が車道と歩道の間にうずたかく積まれていまして、道路を渡るのも一苦労です。しかも、通りの南側の歩道は全く手つかずの状態…。通ることさえ出来ません。北側の歩道になんとか渡ってようやく除雪された歩道を歩いて行きました。次の問題はBinney streetとGalileo Galilei Wayとの分岐点…。これまた車道脇に雪が積み上がって渡るのが大変だったのですが、問題はそのあとです。分岐した細くなったBinney streetの歩道は除雪されている訳ではなくて、踏み固めと融雪剤でなんとか歩ける状態…。しかも雪が降り始めてから二晩も過ぎてますから凍るところは凍ってます。おまけに単線の踏切は風通しも良くて雪がしっかり…。そんなところを気をつけて通り抜けて、ようやく目的のSquareへ。もう大変です。帰り道も、それほど気温が上がるはずもなくて、雪がそんなに減ることもなく、このまままた一晩過ぎたら…なんて心配になる程でした。ま、その後は徐々に雪も減り、気温も徐々に上がってきたので凍結部分もだいぶ減っては来ていますが、それでもまだ気をつけないと滑ります。

そんな毎日の通勤をしながら、クリスマスイブに仕掛ける試料調製に明け暮れまして、ようやくクリスマスイブ…。これでマシンを走らせれば、クリスマス四連休…のはずが、またしてもトラブル…。再び、自分では為すすべもなく、エンジニアに任せるしかありませんでした。で、そんな最後の最後でとんでもない状態になって疲れ果てまして、さらにクリスマスイブを寂しく帰っていつも通り過ごすのもなんだしということで、しんさんといっしょに飲みにいくことにしました。本当はSquare内にある小さなビール醸造所で飲もうと思っていたのですが、残念ながら、これまたクリスマスイブということで店仕舞い…。さて、こりゃどこへ行っても閉まってるぞということで、閉まっていなさそうなホテル近くのRegal Seafoodsへ行ってみると、見事に開いておりました。で、以前から前を通り過ぎるたびに気になっていたバーカウンターにしんさんと座りまして、目の前にあるビールサーバーのギネスとHarpoon以外ビールを端から頼みつつ、オイスターバーなので生牡蠣と生アサリをしっかりと頂いてきました。いやぁ、美味かったぁ。ビールも美味かったぁ。しんさんともいろんな話が出来ました。いやぁ、楽しいクリスマスイブでした。もしかして、家族以外と過ごす楽しいクリスマスイブって、私にとっては非常に希有な経験だったかもしれません

そんな感じで、米国で初めて過ごすクリスマスイブが過ぎていったのでした

ボストン滞在記(12/15~19)

2008-12-27 08:05:49 | Abroad
今週は、日本から荷物が届きまして、ようやくこちらでも日本と同じ試料調製が可能になったので、ちょっとだけ仕掛けてあったサンプルの調製の続きを、自分の改訂したプロトコルで行いまして、きちんと調製できるところまで確認したところで、さらに大量の試料が届いたものですから、そこからまたまた試料調製…しかも、その数が尋常じゃなかったものですから、そりゃもう大変でした。おまけに週末の猛吹雪が予告されていたりして、何がなんだか分からないうちに過ぎていってしまいました。さらに風邪まで取っ捕まえまして、もう何がなんだか…。そんな状態で、あの猛吹雪に突入していったのでした。

ボストン滞在記(12/8~14)

2008-12-27 04:30:00 | Abroad
エントリーが前後してしまいましたが…

この週は、ようやくいろんなデータが出てくるは、さらに次のサンプルを仕掛けるはで仕事が大変でした。その上、週末にサンプルを仕掛けたマシンがトラブルに見舞われまして、自分ではどうしようもない状態になりまして,エンジニアに任せて帰宅するという始末でした。まぁ、エンジニアが上手く復旧してくれましたので、サンプルがダメになることはなく、そのまま走り続けてくれたのが不幸中の幸いでしたが…

で、その週末ですが、先週のMuseum of Science, Bostonで,とても一日では全てを見切らないということを思い知らされましたので、ここは早いところMuseum of Fine Arts, Bostonも行っておかないと、全部見切れないぞということで、早速行ってきました。Museum of Fine Arts, Boston、そう,ボストン美術館です。世界的に有名なあの美術館です。ボストンに来たら行かないでどうするというくらいな場所です。オーディオガイドを使えるくらいに英語に慣れてからと思っていたのですが、もうそんなことをいっている場合ではないのと、そろそろ慣れたんじゃね?ということで,覚悟を決めて(?)行ってみました。

Museumまでは,TのレッドラインをPark Streetで乗り換えまして、グリーンラインでその名も「Museum of Fine Arts」駅で降りると歩いてすぐのところにあります。本来のメインの入り口が工事中らしく、西側の入り口から入館です。入り口近くにそれらしいオブジェがありましたので、とりあえずこれなら写真に撮っても怒られないだろうと撮ってみました。尚、さすがに美術館で作品の写真を無断で撮るわけにもいきませんでしたので、今回はほとんど写真はございません。あしからず

ちょうど現在、Assyria特別展が開催されておりまして、これがまた、30分おきの入場券が販売されておりましたので、午前11:00の入場券を購入しまして、これまたMuseum of Science, Bostonに同じく開館と同時に入場…。時間までの間、常設展示の中のアフリカ民芸展示を見て回りました。で、そのあとでAssyria特別展へ。もうね、30分毎の入場制限を設けているのが、単に30分で見終わるのかと思ったら、そんな訳はない…。ありとあらゆるAssyriaの遺跡の本物がこれでもかというくらいに展示されている上に、これまた懇切丁寧な説明書きとオーディオガイドがこれまたものすごい情報量で用意されておりまして、これを見るだけで相当な時間を費やしました。その上、情報の洪水でもう頭はいっぱいいっぱい…。その後、昼食を挟んでKarsh 100: A Biography in Imagesのポートレートの数々に圧倒され、あまり縁のなかったアメリカの芸術に触れ…てなことをやっているうちにどんどん時間が過ぎていきまして、さて、こりゃやっぱり全部なんてとてもとても見て回れそうにないってことで、さて、どこを見ましょうかってことになりまして、せめてエジプトの常設展示だけでもということで、そちらへ向かいました。途中、ヨーロッパの常設展示を通り過ぎるときに、壁という壁に教科書で見たか図説で見た有名な絵画がそれこそそこら中に飾られているところを通り過ぎまして、これが一瞬息をのむということかというのを実感した次第です。写真は、移動の間に通った階段…。普通に階段がこれですから、もうね、館内全体がどうなんだって推して知るべしです。そんなこんなでエジプトの常設展示を徹底的に見て回りまして、時間切れ…。ローマやギリシャの常設展示に繋がるところまでたどり着いたのですが、実は別の場所にミイラやら埋葬品やらの展示がありまして、そこは時間がなくてみられませんでした。

もうね、滞在中に全体に行かないといけないところがもう一つで来ちゃいましたよ、本当にもう…

デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 2.4

2008-12-25 01:12:09 | Apple
デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 2.4がソフトウェアアップデート経由で出ています・

デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 2.4 4.4 MB
このアップデートは、Aperture 2 および iPhoto '08 の RAW ファイル互換性を拡張し、以下のカメラに対応します:

Canon EOS 5D Mark II
Canon PowerShot G10
Pentax K2000/K-m
Leaf AFi-II 6
Leaf AFi-II 7
Leaf Aptus-II 6
Leaf Aptus-II 7
Leica M8.2
また、このアップデートは、特定のカメラおよび全体的な安定性に関連する問題を解決します。


ボストン滞在記(12/19~20)

2008-12-21 06:06:20 | Abroad
以前の日付を入れていないのに、飛び越えてエントリー…


金曜日朝の窓の外

帰宅後の窓の外

翌土曜日朝の窓の外
昨日の午後からボストンは猛吹雪に見舞われております。金曜日の朝に出勤するときには「本当に午後から雪が降るのかねぇ」などといっていたのですが、SVのPMさんがランチの時間が終わった頃に「じゃぁ、雪が降る前に帰るから」といって早々に帰宅して行きまして、その後もそそくさと早めに帰って行く人を横目に見ながら実験をしておりました。なんせ、滞在期間も半分を切って、帰国までのカウントダウンが始まってしまったので、これからどんどん忙しくなるのです。しかし、朝からThe Weather ChannelでSnow Stormが予告されていましたので、実験をさっさと終えて帰ろうと、必死に実験を進めたのですが、職場のビルとビルの間のガラス屋根がどんどん暗くなってきます。何かと思ったら、降り始めた雪が積もって光を遮っているではありませんか!こりゃ本当にまずそうだとやっと認識しまして、なんとか午後5時前には終わらせたのです。しかし、帰り際にKKさんに車で送ろうかと心配されまして、そこまでじゃないだろうと楽観して丁重にお断りして、しんさんとビルの外に出ようとしたのです。そしたら…

もう既に外は猛吹雪…。まさにSnow Stormです。いわゆる♪粉~雪~♪がビル風に乗って渦を巻いています。もうね、「降る」なんてもんじゃありません。上から横から下からそこら中から粉雪が吹き付けてきます。道路は真っ白で既に歩道と車道の見分けなどつきません。かろうじて車の轍と巻き上げて路肩に積もった雪のおかげで見分けがつく位なものです。そこをしんさんと二人で歩いて行ったのですが、いつもに況して歩行者はほとんどいませんし、車通りもかなり少なくなっています。で、Biney Streetの横断歩道を渡ると歩道の雪が全く除雪されずに積もっておりまして、仕方がないのでちょっと遠回りしてBroadwayまで抜けて、その歩道を歩いて帰りました。もうね、顔といい耳といい頭といい、ありとあらゆるところに粉雪が吹き付けてきて、風が強くなると叩き付けてきます。足下もしっかりと積もっては吹き飛ばされる雪で歩きにくくなっています。そんな中を必死に歩いてようやくアパートメントに到着しました。ま、よせばいいのに、帰宅した直後に私だけCentral Squareまで地下鉄に乗っていってSupreme Liquorsで切れてしまったビールと赤ワインを買ってきたんですが、風雪はおさまるどころかどんどん強くなるばかり…。帰り着いて、買ってあった冷凍水餃子をつまみにビールを飲んで寝たのでした

さて、翌朝…というか今朝です。まだまだ吹雪はおさまる気配がありません。遅めの朝食にパスタを茹でて食べまして、このまま一日部屋でのんびりしようかとも思ったのですが、せっかくのCambridgeでの雪ですので、外出してみることにしました。Cambridgeside galleriaまで雪の中を歩いて行きまして、先週売り切れだったインナーイヤーヘッドセットをApple Retail Storeで探したのですがまだ入荷していなかった模様…。そのままお店をウロウロして、アパートメントにせっかくあるジムを活用しようと短パンを購入して、CVSで牛乳やらオレンジジュースやら風邪薬やらビタミン剤などを買い込んでから雪道を帰宅しました。さらに、よせばいいのにもう一度外へ出まして、雪が未だに降る中を散歩してきました。アパートメントの裏で今日が開園のスケート場ではオープニング・イベントが行われておりまして、この雪の中をトナカイの格好をした人が滑っていたのですが、意味不明だったのが牛乳パックの格好をした人…。その人がケーブルTVの取材を目の前で受けておりました。その後、まだ行ったことのなかったFirst Streetの起点まで行って左に折れまして、ぐるっと回って再びThird Streetに出ました。左上の写真は途中の歩道脇に吹き黙った雪と窓にできたつらら。そして今度はMITの方へ。雪のCambridge Centerを歩いてきました。右上はネット不通のときにお世話になったCosi。雪の中でもきちんと営業していました。その他の写真はこの下

今日が開園のスケート場
アパートメントのすぐ近く

Comcastの取材を受ける
スケーター…なんでその
格好なんだ

スケートを滑る人たち

1sr Streetの分岐点

Athenaeum Street

3rd Streetの歩道

MIT Cambridge Center

Kendall/MIT駅
午後には降り止むはずだった雪は日が暮れてようやく止んだようです。日が暮れた時点での気温が-7℃…。一日氷点下だったので、積もった雪はほとんど融けることなく積もっていますから、妙な凍り方をすることはないでしょうが、明日の朝にはかなりカチカチになっていることでしょう。歩くときは気をつけなくちゃ…

てことで、初めて経験するBostonのSnow Stormでした

Mac OS X アップデート 10.5.6

2008-12-16 03:34:43 | Apple
Mac OS X アップデート 10.5.6がソフトウェアアップデート経由で出ています。

Mac OS X アップデート 10.5.6 190 MB
10.5.6 アップデートは、Mac OS X Leopard を使用しているすべてのユーザにお勧めします。お使いの Mac の安定性、互換性、およびセキュリティを向上させるオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれています。

このアップデートについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT3194?viewlocale=ja_JP
セキュリティアップデートについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP
以下、Apple Product Securityからのメールを長いので項目のみ引用。
APPLE-SA-2008-12-15 Security Update 2008-008 / Mac OS X v10.5.6

Security Update 2008-008 / Mac OS X v10.5.6 is now available and addresses the following issues:

ATS
CVE-ID: CVE-2008-4236
Available for: Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Viewing or downloading a PDF file containing a maliciously crafted embedded font may lead to a denial of service

BOM
CVE-ID: CVE-2008-4217
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Downloading or viewing a maliciously crafted CPIO archive may lead to arbitrary code execution or unexpected application termination

CoreGraphics
CVE-ID: CVE-2008-3623
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Viewing a maliciously crafted image may lead to an unexpected application termination or arbitrary code execution

CoreServices
CVE-ID: CVE-2008-3170
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Visiting a maliciously crafted website may lead to the disclosure of user credentials

CoreTypes
CVE-ID: CVE-2008-4234
Available for: Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Attempting to launch unsafe downloaded content may not lead to a warning

Flash Player Plug-in
CVE-ID: CVE-2008-4818, CVE-2008-4819, CVE-2008-4820, CVE-2008-4821, CVE-2008-4822, CVE-2008-4823, CVE-2008-4824
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Multiple vulnerabilities in Adobe Flash Player plug-in

Kernel
CVE-ID: CVE-2008-4218
Available for: Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: A local user may obtain system privileges

Kernel
CVE-ID: CVE-2008-4219
Available for: Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Running an executable that links dynamic libraries on an NFS share may lead to an unexpected system shutdown

Libsystem
CVE-ID: CVE-2008-4220
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Applications that use the inet_net_pton API may be vulnerable to arbitrary code execution or an unexpected application termination

Libsystem
CVE-ID: CVE-2008-4221
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Applications that use the strptime API may be vulnerable to arbitrary code execution or unexpected application termination

Libsystem
CVE-ID: CVE-2008-1391
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Applications that use the strfmon API may be exposed to an unexpected application termination or arbitrary code execution

Managed Client
CVE-ID: CVE-2008-4237
Available for: Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: The managed screen saver settings are not applied

network_cmds
CVE-ID: CVE-2008-4222
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: A remote attacker may be able to cause a denial of service if Internet Sharing is enabled

Podcast Producer
CVE-ID: CVE-2008-4223
Available for: Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: A remote attacker may be able to access the administrative functions of Podcast Producer

UDF
CVE-ID: CVE-2008-4224
Available for: Mac OS X v10.4.11, Mac OS X Server v10.4.11, Mac OS X v10.5 through v10.5.5, Mac OS X Server v10.5 through v10.5.5
Impact: Opening an ISO file may lead to an unexpected system shutdown

Security Update 2008-008 and Mac OS X v10.5.6 may be obtained from the Software Update pane in System Preferences, or Apple's Software Downloads web site: http://www.apple.com/support/downloads/

The Software Update utility will present the update that applies to your system configuration. Only one is needed, either Security Update 2008-008 or Mac OS X v10.5.6.

For Mac OS X v10.5.5
The download file is named: "MacOSXUpd10.5.6.dmg"
Its SHA-1 digest is: 684f67524a92b4314a4bdd52498fb3b6af8f9ded

For Mac OS X v10.5 - v10.5.4
The download file is named: "MacOSXUpdCombo10.5.6.dmg"
Its SHA-1 digest is: 09de4ac2c5591ab75d51ef37dc70f9e5630150d4

For Mac OS X Server v10.5.5
The download file is named: "MacOSXServerUpd10.5.6.dmg"
Its SHA-1 digest is: bd14ab94b9bcc896da1613ac761171b54286bcac

For Mac OS X Server v10.5 - v10.5.4
The download file is named: "MacOSXServerUpdCombo10.5.6.dmg"
Its SHA-1 digest is: e20d8d458be3ec51b0083ff823ce27def00dbca7

For Mac OS X v10.4.11 (Intel)
The download file is named: "SecUpd2008-008Intel.dmg"
Its SHA-1 digest is: 651e592fad1bd158a76459a81d2ebede1f3bedea

For Mac OS X v10.4.11 (PowerPC)
The download file is named: "SecUpd2008-008PPC.dmg"
Its SHA-1 digest is: 9bb2aa7fcc924715b6442e808fc778789f359906

For Mac OS X Server v10.4.11 (Universal)
The download file is named: "SecUpdSrvr2008-008Univ.dmg"
Its SHA-1 digest is: 21702064037150cdeb9d708304ee91eb254c7371

For Mac OS X Server v10.4.11 (PowerPC)
The download file is named: "SecUpdSrvr2008-008PPC.dmg"
Its SHA-1 digest is: d0e4720051ea27b8edf0ab2a124d6e9f0e16534c

Information will also be posted to the Apple Security Updates web site: http://support.apple.com/kb/HT1222


ボストン滞在記(12/6~7)(2)

2008-12-15 08:43:01 | Abroad
(1)から続く

こんなのが子供の遊具に…

発電スカート

火星探査ローバーのデモ

爆弾探査ロボット

プログラミング体験おもちゃ

論理回路体験おもちゃ

巨大水槽シミュレーター
自分で好みの魚も作れます

人体もある意味装置
の固まり

おもちゃも立派な展示物

ピラミッドの作り方

巨大なピタゴラ装置…
いやいや…

こんな感じでいろいろと見て回っていると、プラネタリウムの時間になってしまったので、プラネタリウム会場へ。「What Happened to Pluto?」は要は冥王星が惑星から準惑星に降格された話…。なんで降格されたのかを一般人の意見や歴史的経緯も交えて説明してくれました。その後、ちょっと時間に余裕があったので、昼食をとって、今度はIMAXシアターの「The Greatest Places」…すみません…途中で寝ちゃいました。世界中の凄い自然を紹介するムービーだったのですが、昼食後の睡魔に襲われて、大音響にもめげずにうたた寝してしまいました。で、そのあとは3Dシアターの「Fly Me To the Moon」…。アポロ11号の月面着陸を3D映像で見られるかと期待していたのですが、これがまた…マジでFly…つまり、ハエがアポロ11号に乗り込んで一緒の月面へ降り立つというお話…。なんかちょっと拍子抜け…。その後、光学のセクションやらいろいろと回ったのですが、前の晩に携帯の充電をし忘れてしまったので、その後の写真がほとんど撮れず…。化石やら何やら見て回っているうちに、閉館時間になってしまいました。ちなみに右上の写真はなんだと思います?なんと!STAR WARDS EP1のナブー・スターファイターの撮影に使われた実物がそのまま吹き抜けの屋根に吊るされていたのです。思わず電池の残り少ない携帯を叩き起こして写真を撮ってきました

結局、今回はシアター系がメインになったので、展示を全て見ることができませんでしたが、この写真にあるように、1月になるとIMAXシアターで火星探査のムービーが流れるそうで、これが始まったらまた来て、そのときに残りの展示を見ようということになりました。それにしても、これだけ充実している上に、見せ方もかなり研究されている科学博物館は初めて見ました。日本の科学館や博物館もきちんと見習うべきであるのと同時に、日本にもこういう博物館に高額を寄付するようなお金持ちが増えてくれることを期待するばかりです。

ボストン滞在記(12/6~7)(1)

2008-12-15 08:41:22 | Abroad
さて、ネットもTVも遮断されたまま突入した週末…。一応、マシンのvalidation runもスタートさせまして、仕事上は安心できたのですが、生活上は非常に困った状態のままの週末でした。しかし、そんなことはいっていられません。経った三ヶ月しかない滞在期間、週末は本当に数えるくらいしかない中で有効に使わねばなりません。しかも、土日を両方外出してしまうと、とても休養などとれないので、基本的には外出は土曜日と、いつの間にかなっております。で、この土曜日はどこへ行ったかといいますと…とうとう行ってきましたMuseum of Science, Boston(MOS)!いわゆるボストン科学博物館です。こちらに来たら真っ先に行きたいと思っていた場所の一つですが、いまいち英語に慣れきれていなかったのでしばし躊躇しておりました。けど、そろそろということで、ようやく行ってきましたよ。


MONARCH

DAEDALUS

そのパネル
このMOSですが、展示がやたら多い上にシアター系が三つもありまして、全部を見て回ろうとするとどうやったって一日では回りきれないような所でして、まぁ、何から見て回ろうかということになったのですが、以前に来たことにあるしんさんが、前回は展示しか見ていないということでしたので、じゃぁ、シアター系をしっかり見ましょうということになりまして、きちんとウェブページでバッティングしないように予定を立てながら前日にチケットを購入しておきました。で、場所が意外と近いということで、当日は歩いて向かいました。チャールズ・リバーの畔を進んで行くとすぐに見えてきました、MOSの建物。どうも、この建物はチャールズ・リバーのダムの上にできているような配置です。今は伝説上の生き物に関する特別展をやっている様子です。で、中に入りまして、早速しんさんがチケットをゲット。入場時間開始までの間、フーコーの振り子の前で時間を待っておりましたら、いつの間にか入場開始…あれ?狂ってる?この振り子…。プラネタリウムの「What Happened to Pluto?」、IMAXシアターの「The Greatest Places」、3Dシアターの「Fly Me To the Moon」のチケットと一般展示のチケットを持って入場しました。入り口近くにはしんさんが興味津々の人力飛行機がそのまま展示されておりまして、しばし眺めたりしてからプラネタリウムの時間までの間、まずはMathematicaコーナーへ。そう、数学です

確率をそのまま実践

パズルも数学

鏡も数学

壁一面の数学の歴史

さて、その後で今度は電気のコーナーへ。ふと下を覗くとT. rexがクリスマスバージョンのマフラーをしています。そして、電気コーナーの入り口には、これまたなんと!50,000ワットの電球なるとんでもなくでかい電球が展示してありました。何でまたこんなごつい電球を作ったんだか…。まぁ、必要は発明の母ですから、なんぞ必要が生じたんでしょう。どのくらいの明るさになるのか分かりませんが、近くで直視はしない方が無難でしょう。そして電気のコーナー…というか、正確には静電気のコーナーへ

静電気発生装置

これも…

これも…

そして巨大なこれも…

電磁誘導でリングが
跳びます

砂地に落ちた雷の跡

竜巻発生装置と戯れる
しんさん

急激な気象変化体験
コーナー

静電気のコーナーだと思っていたら、そのまま雷、気象へと誘導して行くという、これまた見事な持っていき方というか、こうやって興味を他にも向けていくんだなという非常によい例を見せてもらったような気がします。このあと、夕方にたまたま通りかかったときに巨大な静電気発生装置を使ったデモンストレーションに出くわしまして、しっかりと間近で雷発生を見てきました
(2)へ続く

ボストン滞在記(12/1~5)

2008-12-15 04:46:25 | Abroad
アパートメントのネットワークトラブルで更新が滞っておりました

12月に入ってから、なんだかいろんなことが怒濤の如く起こりまして、11月はいったい何だったんだろう?、なんであんなに平和だったんだろう?といわんばかりの状態です。

まず、この12月第一週がことの発端でした。お世話になっている共同研究先の経営状況が苦しいことはいろんなところから聞いていたのですが、2日になって株主宛の報告でCEO交代のアナウンスがありまして、社長兼CEOが社長の立場は維持しつつもCEOを別の人に交代するということが起こりまして、おやおや、渡航前に交代したばかりじゃなかったか?などと心配しておったのです。すると、翌3日、いつも通りに出勤してしばらく仕事をして昼近くなってからでしょうか。我々のアドバイザー兼世話係のJJさんがいきなりとんでもないことを言い出したのです。

JJ「This is the last day for me. I'm fired.」

はぁ?何いってんの?という状態がしばし続いたのですが、よく聞くことにゃ、経営状態が厳しい中、経営維持のためにlay offが行われたそうで、約1/3の方がこの日突然に解雇されてしまったのだそうです。しかも、共同研究担当とか顧客担当と行った部門の多くが解雇を言い渡されたようで、JJさんもKLさんもその中に含まれてしまったようです。唯一残ったのがPKさんで、今後は彼が面倒を見るとのことでした。しかし、JJさんが本当に気配りのできる方だったので、そこまでは期待はできなさそうです。そんなとんでもないことが、自分のいるところで現実に、しかも目の前で起こるとは露とも思っていなかったので、しんさんとともにしばし呆然としてしまいました。

そんなことがあってか、翌日からラボの中は閑散とするどころかほとんど人がいないような状態になりまして、こりゃどうしたものかという状況に陥ったのです。ま、責任者のPMさんが取計らってくれたのか、私が何か探し物をしていると、今までは言葉も交わしたことがなかったような方々が「何を探してるの?」と声をかけてくれるようになりましたし、新たにKKさんという女性がお世話をしてくれるようになりまして、試薬・資材キットなどを用意してくれるようになったのですが、さすがに、向かいの部屋で常駐していたJJさんとは違って、こちらから頼まないと何もしてはもらえない状態になりました。

さて、そんな状態の中、週末にはマシンのテスト運転が予定されておりまして、木曜日にはその準備段階に入らねばならなかったのですが、肝心の資材が午前中にはもらえず、リクエストを繰り返してようやく午後になってKKさんが届けてくれました。しかし、時間は既に午後2時過ぎ…。始めると最低でも5時間はかかる作業です。かなり大急ぎで準備を進めたのですが、夕方切羽詰まってきた頃に、しんさん曰く「今日、何時頃終わります?Skypeで電話会議の予定なんですけど…」…。絶対に間に合いそうもありません。とりあえずしんさんには先にお帰りいただいて、会議開始時間を30分程遅らせてもらったのですが、作業を途中で中断できたのが既に午後8時20分頃…。それから大急ぎでアパートメントに帰りまして、急いでネットに繋げて…。

そこで判明したのです。ネットの不通が…。もうね、踏んだり蹴ったりというか、泣きっ面に蜂というか、もうわやです。急いでメールの中からしんさんの部屋の電話番号を探し出しまして、電話をかけてしんさんの部屋で電話会議に参加させてもらいました。んでもって、それがようやく終わって部屋に戻りまして、TVでもつけてみるかとリモコンでスイッチを入れたところ…、TVも繋がりません。そうです、ケーブルTVのネットワーク自体が繋がらなくなってしまったので、TVもインターネットも完全に遮断されてしまったのです。こりゃもう、どうしようもありません。外界と完全に遮断された部屋で一人、野菜炒めを作って寝床に入って、渡航以来ほとんど手にしていなかったNDSを相手に夜を過ごしたのでした。いやぁ、ネットもTVもない生活って、やたら時間があるんですね。ものすごく時間に余裕があってビックリしました

そんな状態で週末に突入した、とんでもなく大変な一週間なのでした

ボストン滞在記(trouble)

2008-12-08 06:11:58 | Abroad
Dear readers,

Unfortunately, the internet and TV connection in my room has been disrupted. Therefore, I cannot update my blog entries. I hope it would be restored on Monday. Now, I am writing this entry from Cosi Cambridge, nice sandwich, piza, and coffee shop.

Anyway, I am fine today even without blog entry update. Please do not worry about me. I hope you had a happy weekend.

Sicerely yours,
Masaca

ボストン滞在記(11/30)

2008-12-01 20:54:53 | Abroad
四連休最終の日曜日。しかも今日は11月最後の日…。Bostonへ来てとうとう一ヶ月が経とうとしています

今日は早めに動き出しまして、朝も早くからShaw'sで鮭の切り身を買いだめしまして、一旦帰宅してから今度はCambridgesideの中にあるおもちゃ屋さんへ行きまして、長男K佑君が欲しがっていながら日本では取り扱わなくなってしまったらしいバイオニクルを探しに行ったら見つかって、写真を撮ってかみさんに送ったりと、なんだかよく分からないけどよく動く一日でした。

で、懸案だったゴミ箱を購入したので、買い物袋に詰め込んでいたゴミをゴミ箱に入れまして、さらに空のビール瓶だの再生マークのついたプラスティック容器だのをアパートメントの専用カーゴに放り込みに行ったり、ゴミをダストシュートに放り込んだりしまして、結構部屋が片付きました

さて、今日は遅めのブランチを食べて以来、何も食べていなかったので、午後も3時を過ぎると小腹が空いて参りまして、お菓子の類が全くないものですから、仕方なくMITの端っこにあるSeven Elevenまで出歩いてみました。日本のセブンイレブンとは違って、何でも売っているわけではないと聞いていたので、あまり期待せずに入ったのですが、そんなことはない…。お菓子はもちろんのこと、ドリンクや生活雑貨に至るまで、そこそこの品揃えでして、困ったときにはここへ来ればいいじゃん…と、認識を新たにした次第です。特に驚いたのが、レギュラーコーヒーが各種ポットに入ってウォーマーに乗っかっておりまして、大小四種類の紙コップを選んで自分で好きなものを注いで、砂糖やクリームなどを勝手に入れてフタをして、レジへ持って行くと、コップの側面に印刷されたバーコードでレジするだけという、なんとも勝手気侭にコーヒーや紅茶が飲める状態でして、しかもお値段が安い!一番大きいコップでも$1.5少々でして、特に味に拘らなければこれで十分といった感じでした。まぁ、アパートメントからそんなに近くないので、頻繁に訪れるわけにはいきませんが、買い物のついでに寄るといった感じで使えそうです。

でもって、夕方になりまして、自宅とSkypeで繋いで長男K佑君に確認しましたところ、彼が欲しいのは全然別のものであることが判明したのですが、結局それは製品番号はついているものの、発売未定の代物であることが判明しまして、こりゃ困ったねと話しておった次第です。なので、米国からのクリスマスプレゼント発送とは相成りませんでした

日も暮れて、TVでSTAR WARS VとVIが連続して放送中であるのを発見したものですから、夕飯も食べずに買ってきたポップコーンを頬張りながら見ておりましたら、運の悪いことにラボの秘書さんからSkypeメッセージが届きまして、御大が話をしたいとのこと…。どうせ特に急ぎでもないんだろうと思いつつ、Skypeを繋いだのですが、これがまた癇に触るないようでして、どうも今来ている共同研究先が、自分たちのネットワークを利用している我々のメールを傍受しているとかなんとかで、メールでは送れないだの何だのかんだのと、再び荒唐無稽な危険性を持ち出してあれこれ言うものですから、いい加減に頭に来たところ、「なんかメールを傍受されているといっただけで怒ってはるんやけど…」などと電話の先にいる人に向かって鼻で笑いやがりまして、せっかくの四連休の最終日の夜だというのに気分を台無しにされた次第です

その後、むさんとSkypeメッセージでのやり取りをして、気がつくと午後9時を凃に過ぎておりまして、慌てて鮭の切り身を焼いて夕食をとって寝たという、何とも慌ただしい一日でした

さて、月曜日は四日ぶりの出勤です。頑張らなくては…