Masaca's Blog 2

独り言・日記・愚痴・戯言・備忘録・・・。なんとでもお呼び下され(笑)。

ボストン滞在記(12/30)

2008-12-31 13:49:00 | Abroad
本当に2008年の年の暮れをボストンで一人で迎えるんだなと、今更ながらに実感している今日この頃です。今日も、しんさんはSkype上には現れず…。まぁ、むさんとは連絡が取れたらしいので、無事ではあるらしいです

すでに、かみさんと坊主達は、私の実家の方へ移動しまして、実家のSkypeでTV電話が可能になっております。今朝も、坊主達や甥っ子とTV電話したばかり…。そんなことを朝飯代わりにShaw's supermarketで見つけたマルちゃんの袋入りインスタントラーメンを食べながらやりつつ、そのあとどうしようかと思案しまして、思い切って再びMuseum of Fine Art, Bostonへ行ってきました。

今日は開館時間に間に合いませんでしたし、オンラインチケットも買っていきませんでしたので、窓口の行列に並びまして、どうせもう一回来るだろうということで、思い切ってOutside of New England Individual Membershipを購入。$55.00で今後一年間は入場無料の上に、特別展にも入れますし、お食事やお土産もディスカウントされますので、複数回来るのであればすぐに元がとれます。

で、早速前回見ることの出来なかった、Japan SectionやChinise Section、その他のアジアから中東関係の収蔵品を見まくってきました。これでもかというほどの圧倒的な量の収蔵品の数々を、じっくりと時間を気にせずに見続けるという、私にとってはこの上ない贅沢な時間を過ごすことができます。Japan Sectionでは、広重や歌麿などの浮世絵の本物やら、快慶作の未だ金箔の残る菩薩像、法隆寺の仏像の数々を間近に見たり、Chinese Sectionやその他のSectionでも、本物ばかりを何の障壁もなく、手が触れられる程間近から徹底的にじっくりと見ることができました。その後、混雑を避けて遅めの昼食をすませまして、とうとう欧州絵画のSectionへ。前回も通り過ぎただけで一瞬息が止まるような圧倒感のあるSectionです。もうね、これでもかっていうくらいにじっくりと見てきましたよ。確認しただけでも、凄い勢いの印象派ギャラリーを中心に、ルノアール、ゴーギャン、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ドガ、キルヒナー、マネ、ミレー、コロー、ターナー、ヘンリ・ルノー、ドラクロワ、シスレー、ルーベンス、レンブラント等々とロダンの彫刻やストラディバリのsmall violinなどまで、本物がほとんど額縁のみのガラスなしで展示されています。中でも、モネの「La Japonaise」、ルノアールのDance at Bougival」、ゴーギャンの「Where do we come from? What are we? Where are we going?」、ゴッホの「Postman Joseph Roulin」「House at Auvers」、モネの「Water Lilies」等々、超有名どころの絵画が、本当にこれでもかという感じで、しかも普通にガラスなしで展示してあります。目の前まで近寄って、表面に残る筆やナイフ使いまでもじっくりと見ることができました。もうね、この上もなく幸せです。こんなにすばらしい作品を目の前にしてじっくりと時間をかけて見ることができるのですから…

で、結局、今回も午後5時近くまでひたすら見続けまして、そのまま寄り道せずにTで直帰した次第です。

ということで、こちらはまだ31日になったばかりですが、日本時間でいくとこれがことし最後のエントリーになるような気がします。今年は、異動があったり海外出張があったりで、近年稀にみるほど慌ただしい一年となりましたが、無事に過ごすことができました。願わくば、一月の早い時期に厄払いをしに行きたいところですが、ちょっと今しばらくは叶いそうもありません。ま、米国には厄年がないことを信じて、帰国したら速攻でお払いに行こうと思います。本年もこんな勝手なBlogに御付合い頂きまして誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

Have A Happy New Year!!

ボストン滞在記(12/28~29)

2008-12-31 13:16:06 | Abroad
とんでもなく楽しかった前日から一変…。翌日は前日の帰りが遅かったこともあって、えらくゆっくりと寝ておりました。ところが、その頃、自宅では帰省の出発の時間でして、結局、出発前にSkypeすることも出来なかったのです。かみさんの実家にもネットは通っているのですが、如何せん、Skypeなどセットアップしているわけもなく、かみさんも義理の両親もそんなことが出来るはずもなく、帰省してからは唯一の連絡手段がかみさんの携帯へのメールというとんでもなく貧弱な状態になってしまったのです。で、この日も一日、アパートメントにいたのですが、前日からの落差が激しすぎるのか、とんでもなく寂しい状態になりまして、それならしんさんを誘って…と思っても、前日に帰宅して以来、しんさんはSkype上には現れず…。あげくの果てに、むさんから、しんさんに連絡が取れないんだけど、まさか帰国してないよね?などというとんでもない問い合わせもあって、とてつもなく心配になりつつも、そんなことで電話をかけるわけにもいかず…。結局、その日はかみさんの携帯メールで坊主達とほんの少しだけやり取りしただけで終了して寝たのでした。

翌月曜日は、金曜日にエンジニアがスタートしてくれたマシンの試薬チェンジをするために行かねばなりません。どうせ行くならサンプル調製でもして来ようと考えつつも、作業自体はすぐにすんでしまうので、昼前に行って昼飯でも食べてから買い物へ行こうと考えて、11時過ぎに出掛けました。到着してすぐに試薬交換は終了。サンプル調製のための計算と調製をしていると、保安担当のおじさんが現れまして、「みんなシャットダウンしてるんだろ?」というので「そうそう。けど私だけ特別…」などとやり取りしまして、とっととすませて12時過ぎに終了しました。けど、いつもしんさんと入る店に一人で入るのも寂しいし、なぜかパスポートを忘れてきてしまったので、Cambridge Brewing Companyで待望のビールを飲むわけにもいかず…。仕方なく、その足でShaw's supermarketまで歩いて行きまして、買い物をして帰ってきました。

帰宅して、買ってきた$2.79の鶏モモのローストを頬張りながらTVをつけると、USA TVでHOUSE marathonの真っ最中…(このリンク、いきなりムービーが始まるのでご注意を)。もうそこからは、洗濯しながら、夕食作って食べながら、もうHOUSE三昧です。こちらに来て初めて知ったHOUSEですが、season 1~4の6~7割は制覇したんではないかと思える程、たくさん見ております。で、seqson 4の最終二回が連続ものでして、それが夜中の0時と1時にそれぞれ始まるので、それまでひたすら見続けたのです。今回のHOUSE marathonは、一部の回が前後していましたが、ほぼ順番通りに流してくれまして(前回のHOUSE marathonはてんでバラバラ)、さらに、ボーナスなのか現在FOXで放映中のseason 5の第一話までが流れまして、もうseason 4の最終回を見ずして眠れるものかという状態に…

で、頑張って最終二回を見たのですが、最終回の終わり方に圧倒されてしばし放心状態…。そんな話だったのかとあとから思いつつ、こりゃseason 5も見ずしては帰国できんぞ……てな感じになってきております。ま、運の良いことに、FOXのHOUSEのページでは過去三回分くらいのお話をオンラインで見られるようにしていてくれるようなので、soason 5が終わる前に帰国しても、こちらで見ることは出来そうです。

なんか、こんなことしながら年を越すなんて、生まれて初めてかも…

ボストン滞在記(12/27)

2008-12-31 10:50:22 | Abroad
さて27日は暦上は土曜日です。しかし、25日からずっとお休みなので、今日が何曜日なのかよく分からなくなりそうな勢いですが、この日だけはそういうわけにはいきません。なぜなら、今お世話になっているラボに唯一いる日本人女性のKTさんからご自宅に御呼ばれしているからです。いや、女性といっても奥様でして、もうこちらに長いそうでして、娘さんが今度大学へ行くんだそうです。で、そんなお宅へなぜに御呼ばれしたかといいますと…
麻雀
…そう、麻雀のメンツをここ米国で集めるのは日本で集めるよりも数十倍難しいのです。そんな中でなんか中途半端な歳のオッサンが二人も現れたら、そりゃ聞きますわね…
「麻雀できます?」
出来ないわけはありませんが、如何せん、何年やってないんだろう?ん?10年じゃきかないぞ?まさか20年?マジ?てなくらいにやっておりませんが、思い出せば出来ますので、そこは「はい」と答えますわね。で、「それでは是非…」ということになりまして、しんさんと二人でお宅へお邪魔することになったのです。

当日は、朝の9:30にしんさんとアパートメントの一階で待ち合わせまして、Shaw's supermarketへスナックを買いにいきまして、ちょっと時間があったのでCentral square前のスタバでコーヒーを飲んで時間を合わせまして、お迎えにきて頂くことになっているT Red lineのターミナルであるAlewife駅へ。駅に着いて何が困ったって、渡された待ち合わせ場所のメモを忘れてしまって、二人ともどこへ行ったらいいか分からず、駅をウロウロ…。ようやく、お迎えにきてくれた旦那さんの車を見つけることが出来まして、早速お宅へ…。いや、これが早速ではなくてですね、駅からさらにFreewayで結構な距離を走りまして、ずいぶんと自然豊かで広々とした、まるで別荘地のようなところへ連れて行って頂きました。お宅もそんな別荘地の中にあるまるで別荘のようなお宅でして、木々が生い茂って葉っぱが出てくると飛行機からはお宅が見えなくなってしまうんだそうです。

そんなお宅へお邪魔しまして、まずは昼食にとご用意いただいたすまし汁といなり寿司をご馳走になりまして、いきなり数ヶ月ぶりの日本食に感動したのでした。その後、もうお一方のMさんの到着を待って、とうとう麻雀を開始。といっても、みんなそれほど上手で集まっているわけではなく、ぼちぼちと行きましょうか状態ですので、なかなか先に進みません。しかし、最初の半荘が終わる頃から徐々にT旦那さんとしんさんが本領を発揮し始めまして、半荘が二回終わる頃には二人でトップ争い…といってもとんでもなく誰かが勝っているというわけでもありませんで、なんとか一位になった二人が賞金で争っているという状態…。三回目の半荘のときに、たまたま調子が良くて一位のしんさんと席を代ったのですが、この席の牌の回りが異常によろしくてですね、最後は一人で勝たせて頂きました

麻雀のあとは、久々の鍋…。水炊きを頂きながらいろんなお話をして、食後も延々とありとあらゆる話をして、デザートのティラミスまで頂きました。その後もさらにお話が続いて、気がつけば23時過ぎ…。ビックリしたのですが、まだお話が続きそうになりまして、さすがに御暇しようということになりました。T旦那さんにアパートメントまで送って頂きまして、無事に帰宅した次第です…

…といきたいところだったのですが、帰宅してすぐにメールをチェックすると…なんと!日本からのサンプルを入れた冷凍便がアパートメントに届いていたのですが、たまたまその宛先に使わせてもらっているPKさんが同じアパートメントだったので、アパートメントのコンシェルジェがカリフォルニアにバケーションに出掛けているPKさんに電話したらしく、PKさんから今度は今やお世話係となっているKKさんにメールが飛びまして、なんと!KKさんがアパートメントまで取りにきたらしく、結局彼女がラボのディープフリーザーに入れてくれるという、思いがけずも大事になっていたのでした。急いでお詫びと感謝のメールを送りましたが、既に真夜中ということでどうにもしようがなかったという…

そんなこんなで、とんでもなく楽しくてとんでもなくびびった日なのでした

ボストン滞在記(12/25~26)

2008-12-31 10:37:11 | Abroad
Merry Christmas!!

………いや、それだけです…。こちらのChristmasは祝日でして、しかもThanksgiving dayと並んでそこら中のお店が閉まるという恐ろしい日でもありまして、当然のことながら、どこも開いていなければ、路上の車も人もまばらで、まるでゴーストタウン…。こんな日に出歩いたってどうにもなるものでもなし、丸一日、引きこもっておりまして、クリスマスだからどうとかいうものではありませんでした。というわけで、引きこもりのクリスマスは何事もなく過ぎていきました

翌26日は、無事にお店も開きまして、早速、まずはCambridgeside galleria内にあるApple Retail Storeへ行きまして、発売しながらもすぐに売り切れて手に入れることの出来なかったインナーイヤー・ヘッドセットをようやくゲットしました。で、CVSでビタミン剤などを購入して帰宅しまして、その後はいつものようにShaw's supermarketで買い物をして終了。帰宅してから自宅とSkypeでTV電話したあとで、ちょうど良い機会だったので、iPod touchに買ってきたインナーイヤー・ヘッドセットを差し込みまして、以前から入れてあったSkypeコンパティブルなFringを立ち上げまして、自宅と再び繋いでみました。カメラなどないiPod touchではもちろんTV電話など出来ませんが、音声だけのいわゆるIP電話なら全く問題なくできることが判明しました

ということで、米国出張に合わせて急遽購入した上にこちらで大活躍してくれて最早なくてはならない存在となっているiPod touchですが、とうとうWiFi接続環境下ではIP電話となりました。但し、いつでも受信できるようにするには、常にFringを立ち上げた上にしておかねばならないというとんでもない制限付きですが…