Masaca's Blog 2

独り言・日記・愚痴・戯言・備忘録・・・。なんとでもお呼び下され(笑)。

ボストン滞在記(12/21~24)

2008-12-27 08:29:17 | Abroad
結局、日曜日まで降ったり止んだり吹き付けたりを繰り返した雪は、月曜日には上がりまして、月曜日の出勤を迎えました。さすがに雪慣れしているボストンだけあって、連日の夜を徹しての除雪作業のおかげで、交通が寸断されることはなかったのですが、それは基本的に車社会の米国です。車道はかなりきちんと除雪が進んでいたのですが、歩道は全部が全部という訳ではありませんでした。

アパートメント前のThird streetの歩道は通ることができたのですが、そのあとのBinney streetとの交差点まで来て困ってしまいました。除雪した雪が車道と歩道の間にうずたかく積まれていまして、道路を渡るのも一苦労です。しかも、通りの南側の歩道は全く手つかずの状態…。通ることさえ出来ません。北側の歩道になんとか渡ってようやく除雪された歩道を歩いて行きました。次の問題はBinney streetとGalileo Galilei Wayとの分岐点…。これまた車道脇に雪が積み上がって渡るのが大変だったのですが、問題はそのあとです。分岐した細くなったBinney streetの歩道は除雪されている訳ではなくて、踏み固めと融雪剤でなんとか歩ける状態…。しかも雪が降り始めてから二晩も過ぎてますから凍るところは凍ってます。おまけに単線の踏切は風通しも良くて雪がしっかり…。そんなところを気をつけて通り抜けて、ようやく目的のSquareへ。もう大変です。帰り道も、それほど気温が上がるはずもなくて、雪がそんなに減ることもなく、このまままた一晩過ぎたら…なんて心配になる程でした。ま、その後は徐々に雪も減り、気温も徐々に上がってきたので凍結部分もだいぶ減っては来ていますが、それでもまだ気をつけないと滑ります。

そんな毎日の通勤をしながら、クリスマスイブに仕掛ける試料調製に明け暮れまして、ようやくクリスマスイブ…。これでマシンを走らせれば、クリスマス四連休…のはずが、またしてもトラブル…。再び、自分では為すすべもなく、エンジニアに任せるしかありませんでした。で、そんな最後の最後でとんでもない状態になって疲れ果てまして、さらにクリスマスイブを寂しく帰っていつも通り過ごすのもなんだしということで、しんさんといっしょに飲みにいくことにしました。本当はSquare内にある小さなビール醸造所で飲もうと思っていたのですが、残念ながら、これまたクリスマスイブということで店仕舞い…。さて、こりゃどこへ行っても閉まってるぞということで、閉まっていなさそうなホテル近くのRegal Seafoodsへ行ってみると、見事に開いておりました。で、以前から前を通り過ぎるたびに気になっていたバーカウンターにしんさんと座りまして、目の前にあるビールサーバーのギネスとHarpoon以外ビールを端から頼みつつ、オイスターバーなので生牡蠣と生アサリをしっかりと頂いてきました。いやぁ、美味かったぁ。ビールも美味かったぁ。しんさんともいろんな話が出来ました。いやぁ、楽しいクリスマスイブでした。もしかして、家族以外と過ごす楽しいクリスマスイブって、私にとっては非常に希有な経験だったかもしれません

そんな感じで、米国で初めて過ごすクリスマスイブが過ぎていったのでした

ボストン滞在記(12/15~19)

2008-12-27 08:05:49 | Abroad
今週は、日本から荷物が届きまして、ようやくこちらでも日本と同じ試料調製が可能になったので、ちょっとだけ仕掛けてあったサンプルの調製の続きを、自分の改訂したプロトコルで行いまして、きちんと調製できるところまで確認したところで、さらに大量の試料が届いたものですから、そこからまたまた試料調製…しかも、その数が尋常じゃなかったものですから、そりゃもう大変でした。おまけに週末の猛吹雪が予告されていたりして、何がなんだか分からないうちに過ぎていってしまいました。さらに風邪まで取っ捕まえまして、もう何がなんだか…。そんな状態で、あの猛吹雪に突入していったのでした。

ボストン滞在記(12/8~14)

2008-12-27 04:30:00 | Abroad
エントリーが前後してしまいましたが…

この週は、ようやくいろんなデータが出てくるは、さらに次のサンプルを仕掛けるはで仕事が大変でした。その上、週末にサンプルを仕掛けたマシンがトラブルに見舞われまして、自分ではどうしようもない状態になりまして,エンジニアに任せて帰宅するという始末でした。まぁ、エンジニアが上手く復旧してくれましたので、サンプルがダメになることはなく、そのまま走り続けてくれたのが不幸中の幸いでしたが…

で、その週末ですが、先週のMuseum of Science, Bostonで,とても一日では全てを見切らないということを思い知らされましたので、ここは早いところMuseum of Fine Arts, Bostonも行っておかないと、全部見切れないぞということで、早速行ってきました。Museum of Fine Arts, Boston、そう,ボストン美術館です。世界的に有名なあの美術館です。ボストンに来たら行かないでどうするというくらいな場所です。オーディオガイドを使えるくらいに英語に慣れてからと思っていたのですが、もうそんなことをいっている場合ではないのと、そろそろ慣れたんじゃね?ということで,覚悟を決めて(?)行ってみました。

Museumまでは,TのレッドラインをPark Streetで乗り換えまして、グリーンラインでその名も「Museum of Fine Arts」駅で降りると歩いてすぐのところにあります。本来のメインの入り口が工事中らしく、西側の入り口から入館です。入り口近くにそれらしいオブジェがありましたので、とりあえずこれなら写真に撮っても怒られないだろうと撮ってみました。尚、さすがに美術館で作品の写真を無断で撮るわけにもいきませんでしたので、今回はほとんど写真はございません。あしからず

ちょうど現在、Assyria特別展が開催されておりまして、これがまた、30分おきの入場券が販売されておりましたので、午前11:00の入場券を購入しまして、これまたMuseum of Science, Bostonに同じく開館と同時に入場…。時間までの間、常設展示の中のアフリカ民芸展示を見て回りました。で、そのあとでAssyria特別展へ。もうね、30分毎の入場制限を設けているのが、単に30分で見終わるのかと思ったら、そんな訳はない…。ありとあらゆるAssyriaの遺跡の本物がこれでもかというくらいに展示されている上に、これまた懇切丁寧な説明書きとオーディオガイドがこれまたものすごい情報量で用意されておりまして、これを見るだけで相当な時間を費やしました。その上、情報の洪水でもう頭はいっぱいいっぱい…。その後、昼食を挟んでKarsh 100: A Biography in Imagesのポートレートの数々に圧倒され、あまり縁のなかったアメリカの芸術に触れ…てなことをやっているうちにどんどん時間が過ぎていきまして、さて、こりゃやっぱり全部なんてとてもとても見て回れそうにないってことで、さて、どこを見ましょうかってことになりまして、せめてエジプトの常設展示だけでもということで、そちらへ向かいました。途中、ヨーロッパの常設展示を通り過ぎるときに、壁という壁に教科書で見たか図説で見た有名な絵画がそれこそそこら中に飾られているところを通り過ぎまして、これが一瞬息をのむということかというのを実感した次第です。写真は、移動の間に通った階段…。普通に階段がこれですから、もうね、館内全体がどうなんだって推して知るべしです。そんなこんなでエジプトの常設展示を徹底的に見て回りまして、時間切れ…。ローマやギリシャの常設展示に繋がるところまでたどり着いたのですが、実は別の場所にミイラやら埋葬品やらの展示がありまして、そこは時間がなくてみられませんでした。

もうね、滞在中に全体に行かないといけないところがもう一つで来ちゃいましたよ、本当にもう…