Peach's Diary

いろんなこと書きます。
基本的に感情漏れ出してますので
ご了承~

ピアノ独演会2020 ミューザの陣@2/14ミューザ川崎

2020-02-18 00:05:00 | HZETTRIO/H ZETT M/ヒイズミマサユ機



ホールにはいってすぐ目を引く2台のグランドピアノ。
ステージの上にこんな大きなピアノが2台並ぶことはなかなかないんじゃないしょうか。

いつもなら閉められている大きな蓋も
スッキリ取り払われて中があらわになっていて、
もう既にいつもの独演会とは景色も空気も違う感じが漂いまくったミューザ川崎。

いやでもテンション上がると同時に、
変な緊張感もありつつ、
開場から30分しかなかったので
何となく慌ただしくその時間を迎える。


背中にプリントのはいったミディアム丈のジャケットというシックな黒の上下で登場

あんまりおどける様子もなく
会場も息を飲むほどの静けさの中
Sweetな夜のスタート。

Cの音単音を延々と繰り返したたいているというまた今までにない雰囲気で
それはなんとなくホールの響きを確認するかのようでもあり

それに合わせるように、
こちらも単音でシンセのような色々な音を間に挟んでいく感じが延々と。


極秘現代~争う不思議
独演会ではすっかり常連なこの曲たち
ちょっとはねるように弾いたり
不規則な感じのリズムで弾いてて
曲の変わり目が分かりにくかった~。

なんなら混じってるのかさえびみょーで、後でフォロワーさん達と話してて納得。

途中で音声入ってたけど、全くなにいってるか聞き取れなかった😅

なんと表現していのかわかんないけど?
前衛的というのか、
独創的というかフリー的要素強めなアレンジで、会場も不思議な雰囲気が漂ってる気がしました。


雫の模様
とってもゆっくりゆっくりのスタート。
会場の響きを確かめているかのような。
今回はゼトリオライブでもなかった初めての2階席でしたが1音1音が天井から降り注いで落ちてくるような錯覚になりました。

本当に音が素晴らしい。

おもむろに反対側のピアノへ移動。
お。こちらでも弾いてくれるのですね☺️

永遠はみつからない
~my funny valentine~永遠はみつからない
swing気味なワルツのリズムで永遠はみつからない。
そして
ゼト様期待を裏切らないバレンタイン曲のブッコミ。
急にジャジーな雰囲気になってみたり。

今日はやたらと弾き終わりにブインと外の手を引く動作多めだったような気がしたーー。

そしてまた慌ただしく元のピアノへ。

ほろ酔いバランス~ユーモレスク~
ほろ酔いバランス
木魚とカウベルの間みたいな音(表現出来ない🤣)の打ち込みがカンカンカンカンなってる中でのジャズ寄りなアレンジ。
気づいたらユーモレスクに曲が変わってて気づかない秀逸アレンジ。
あれ?曲変わってるーーってだいぶして気づくとか。

またほろ酔いに戻ると、
いつもの大好きなよぉーも入り(笑)
唐突に終わる(笑)

からの正統派な
つなぎとめて

中盤にはいるこれくらいになってくると、
会場内の空気がすっかりゼトさんワールドに染まったような
そんな空気感になっていて、
ものすごい気持ちがいい音のミストシャワーに包まれてるみたいに
上からこまやかな音が落ちてきてるような感覚を
何回も感じるようになってました。
こんな感じは初めてのような。

高いところに飾ってあった、いつもの独マークの幕の辺りの照明がとても綺麗で
ゼトさんを見たいと思いつつ上にも何回も目がいった記憶があります。


すりぬける
不思議ワールドなすりぬけるでしたねーーー。
この曲もどっちかと言うと前衛的なイメージ。
機械音で休憩入りますみたいな案内が入ってたようですが、
あんまりこれも上手く聞き取れず。

結果前半戦は一切MCなしで
サーーっと去っていったゼトさんでありました(笑)


ひょこひょこと現れて慌ただしく譜面をセットして始まった
未完成ワールド
いつも通りスピーカーなどの機材は全て取り払われているので、
生のピアノだけの音が
さらに1部で熱のあがったホール内に響いていく感じ。

1部で感じた音が上から降ってくるような、包まれてるような感覚は
2部のピアノだけになったら余計強くなったような気がして
さらに心地いい音だったように思う。

そして、ここでゲストのご紹介。
まらしぃくんはカジュアル目な服装で登場。
何度もペコペコお辞儀しながら現れて、
手に持ってた小さな紙袋をゼトさんに手渡す。

「これはなに?」
「Happy Valentine❤」と言いながらハニカムまらしぃくん(笑)
「あらやだぁ」
って、
なんでまらしぃくんと話す時はそっちモードななるわけ?!🤣🤣🤣


響くのか、まらしぃくんの話してる事が聞き取りにくいゼトさん(笑)

やたらと近くまで行って話をする。どうやら生声の方が分かるようだ(笑)

「で、何しますか?」
とスタートし、
「打ち合わせで何やりますか?って聞いたら、「即興」とだけ返ってきて、困りますーー」と、まらしぃくん
そんで、ポロポロとお互い確かめるようにひきはじめ、
まらしいくんが取っ掛かりのフレーズを。
聞こえたのはバレンタインのあの曲。

withまらしぃ

chocolate disco(即興)
まらしいくんのメロディに合わせてゼトさんがフィルインしていく感じから始まる。
からのどんどん音が重なっていって、見事に融合していく感じは
ふぉーーーさすが〜。
楽しそうに二人で時折目を合わせてみたりしてましたが、
ゼトさんが比較的ずっと、自由に弾くまらしいくんの様子を伺い
合わせていくって感じがしました。
妖怪のときもそうだったけど、
いつものトリオのときだと、
二人に守ってもらいいつも自由奔放にやってるイメージの強いゼトさんが
彼との演奏のときはゼトさんが守っていて、まらしいくんを引き上げていってる感じが
すごくしました。
すんごい頼もしい先輩みたいな姿は、この二人のときの空気ならではで、
普段のトリオのときには感じることができない空気感。
ほっといたら延々と続いていくんじゃないかと思うくらいの
様子が漂いまくっいた頃、
「おわりますか」と。
本当に即興だったのか、と終わるタイミングですらこんな感じで。
プロってほんとこんなことすっとできるんだなーと
今更のように感動。

一曲終わり、また少しトークがありますが、やっぱり聞こえにくいみたいで、
またまた近くまでよって話す姿が可愛い(笑)
んで、ピアノとピアノの間の隙間のところに二人で入って
「ちかい!!」って(笑)

「今日はゼトさんのやりたい曲があったんです、今年の冬はとっても暖かく
桜が恋しくなりますね。」とまらしいくん。

千本桜
再びふたりのこの演奏が聞けるとは。本当に嬉しかったです。
この曲の動画からファンになったという人も多いと聞くので、
本当に色んな所から歓喜の声が聞こえてきそうな。
まらしいくん、うれしいのかとっても飛び跳ねるように弾いてて可愛かった。
そしていつもならそんな感じのゼトさんが
やっぱり今日はすんごく貫禄があるように見えて、
また違う一面が見れたそんな演奏。
二台のグランドピアノから、
競うわけでもなく、争うわけでもなく、
お互いを高めるような音の数々。
ほんとすごかった。
そして、終盤ゼトさんのいたずらなのか、
ちょっと焦らすような、試すようなシーンがあり、
ちょっとまらしいくん焦る?! (笑)
とか、そんなゼトさんが素敵〜先輩の貫禄(笑)

まらしいくん、帰るときもずっとずっと客席の方向いてお辞儀何回もしてて
高感度UPな青年でした。

「ひとりになって寂しい」ってゼトさん(笑)
そして
Journey~Neo Japanesque~Everything~
気分上々 – Woo – he !! -~Fiesta~
SEVEN~Beautiful Flight
これ、ほんとすごくないですかーーーー!!
ちょっとしっとり目のJourneyが聞こえてきたとき、
わーーーゼトリオだぁ〜と感動したのに、どんどん雪崩のように
ゼトリオの曲たちが繰り広げられるとか、このときには想像すらできませんでした

そんな私達をしりめに、これでもかこれでもかと
聞き馴染んだ曲たちが、ゼトさんソロバージョンとして
新しい色になって次々耳の飛び込んできて、
え、まだ行くの?
まだいくの?
と、とにかくどんどん前のめりになっていってるのが自分でも感じてました。

そしてEverythingがここで聞けたこと。ゼトさん粋だわ〜
ほんとありがとう。

水の流れ~ボレロ
大雪崩がやってきたあとに、心落ち着かせるようなこの曲(笑)
いつにもまして音の粒一つ一つがきれいに響き渡るホール。
おおさげに言うと、このホールのためにあるんじゃないかってくらい
素晴らしい音がホール中に響き渡っていました。
と思っていたら、ボレロへ。
早めのテンポでアドリブでは水の流れを引き継ぐような流れるようなメロディの
アレンジが取り込まれたボレロ。

最後の短めな挨拶「最後の曲です。どうもありがとうございました」

喜びのテーマ
若干巻き気味??(笑)
アレンジは少なめで、力強い演奏
ゼトさんの素敵なピアノの音はホール中に響き渡ってた。

そして、帰っていくのはやっwwwww

アンコール
新しい独演会のお知らせとか、
まらしいくんからもらったジャムがお気に入りとかそういう話とか、
本日はMC抑えめでしたね。

新しいチカラ
途中、クラッシック曲が入っていた気がしたけど、
私にはなんの曲だったのかわかりませーーーん。

アンコールもなんだかとっても早送り的な弾きっぷりだったような???

時間おしてましたーーー??ゼトさん(笑)

個人的には、自分のスマホのあの蛍光のネックストラップを
めっちや高速でスマホにぐるぐる巻きにして片付けてたのがツボでしたけど(笑)


比較的正統的な曲のラインナップでありつつ
珍しいゼトリオ7曲メドレーとかみんな大歓喜なスペシャルを持ってきて、
やっぱりみんなの心をぎゅっと掴んでいきました。

まらしいくんとのやり取りは私は2回めでありましたが、
ほのぼのとしつつも、ふたつの素晴らしい個性がくっきりと現れてて
とっても素晴らしい演奏が聞けてよかったな。

そしてぐるりと客席に囲まれたステージの独特なホールの響きは、
いままでに体験したことのないような音が響いていて、
これはもしかしたら2階席だったのもあるのかもしれなくて、
これはよくわからないけど、
とにかく経験したことのない柔らかなゼトさんのピアノの音に包まれるような感覚は
幸せ以外の言葉がない、すばらしい時間でありました。