告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

眠りにつく前に読んでください

2010年05月17日 | Weblog
1954年9月26日、青函連絡船の洞爺丸が津軽海峡上で座礁転覆。1155人の死者を出す大惨事になってしまった。その1155人のなかにリーパーとストーンという2人の宣教師が含まれていた。船が座礁転覆する前に、船内放送で救命胴衣を着用するよう指示がだされた。2人は慌ててパニックになる乗客を落ち着かせ、救命胴衣の着用を手助けしていた。そのとき救命胴衣のヒモが切れて泣いている少女を見つけた。リーパーさんは迷うことなく自分の救命胴衣を外し「私よりあなたのほうが若いから」と、その少女に着せてあげた。また、ストーンさんも同じように、別の青年に救命胴衣を譲ったそうです。その結果、少女と青年は無事に生還し、2人の宣教師は帰らぬ人となりました。来日したストーンさんの息子さんの話では、ストーンさんはまったく泳げなかったようです。そして、自分の命を顧みず、青年を救った父のことを誇りに思うと語ったそうです。


私が5歳の頃に起きた事故になるのだろうか。ほんの小さな確率でだが、神様の振ったダイスが私を指していたなら私は幼いときにこの世から姿を消していた。葬式はいらない、それは死後の世界はないと思ってはいるからだが、神様は居ると信じている。矛盾しているがそれが現在の気持ち。神様が人の運命を左右している。だから聖職者には敬意をはらいたい。これからの残り少ない人生を出来るだけ有意義に過ごすことが望み。今日も眠れない。「眠りにつく前に読んでください」というのは本の題名だ。