告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

早期発見、そして早期治療

2010年05月03日 | Weblog
早期発見、早期治療が最善であるというのは間違っていると思う。治療をおこなうことによって、逆にガンの進行が早まることもある。それは、ガン治療によって体の免疫力が低下するからでもある。いままで、免疫力でガンの進行が抑えられていたのが体の免疫システムも傷ついたことでガンの勢いが増すと思われる。

発ガン物質を体の中に取り入れないようにするには難しい。上咽頭ガンの場合では、ヘルペス(に近いエプスタインバーウィルス)による感染が原因だといわれている。生まれたときから既に体のどこかに潜んでいたのかもしれない。ヘルペスは帯状疱疹を引き起こすウィルスで体の免疫力が低下した時に増殖し症状が現れる。

ガンはだれの体の中でも発生しているという説がある。常に免疫という体の仕組みがこの異常なガン細胞を排除してくれているという。この説によるとガン死にならないための最善は、免疫力を低下させないことにつきる。年をとれば、免疫力は低下するので高める必要も生じてくる。

ガンが発見されたときには手遅れというケースも、ガンは自覚症状が伴わないことが多いようだ。早期発見のためには、定期的に検査を受ける必要があるということになる。見つかったガンに対しての現在の標準的な治療が生体の免疫力を低下させる治療であること。これでは一旦は消滅したとしても、免疫力が低下したことで、新たなガンがすぐに発生することになる。原因となったウィルスは潜んでいるからだ。

ガンの宣告を受けたときに感じたこと、将来のガンの克服に繋がるであろう治療法を選択したいということ。免疫力を低める治療法には明日はない。この先、苦痛や不便が大きくなり病状が悪化したと感じた場合は考え方を改めることになるかもしれない、現時点での考えである。生まれたときから人にはそれぞれ違った役割が課せられている。人それぞれに選択も違ってくる。