弁えて乗り越えて

今って「誰かがお金を使わないといけない」状況なんですよね？
そんな時に「無駄遣いは駄目だ」っていう、そういう所の精度とか、
「使うと使いすぎておかしくなってしまう」っていう、そんな心配とか、
要ります？

なんかそれって一種の神経症にかかってる状態じゃないでしょうかね。

ガリガリの人間が、「食べ過ぎて太ったらいかんから、食べるにも栄養価を配慮し、極力少ない食料で効率的に栄養を取らないと」
という、『太っていた時の心配』が（ガリガリの）今も消えないで残っている、
そんな気がしますね。いやいや、まず食え食え、大筋で善しとされているものをどんどん喰らえ、
ってのがベストと思いますが。。

それはさておきw
一般人は「どうすれば国が（個々人が思うように）良くなるか」を分かっていない、というのがほとんどだと思います。
いやむしろさらに、「どういう状態が（個々人が思う）国の良い状態なのか」すら決められていないのかも。

でもそれは結構明快で、
①身近な所ではとりあえず、「自分含め自分の住んでる国内の景気が良くなる、上り調子になる」ってことかと。
②仮にそう定義したら、今度は「どうすればそうなるのか（国内の景気が上がっていくのか）」という点ですね。
③そこを踏み込んで一国の単位でそれをまじめに調べてみれば、過去のデータ・統計や説得力ある論やそれらの比較により、
④自ずと答えのようなものは見えて来るのでは。
⑤あとはそれをより実現できそうな政党に投票すればOKんわけです。

政治に全く興味がなく、投票にも行かない人は、①すら考えていないでしょう。
政治に対して興味がなく、テレビのニュースでなんとなくしか知らない人は②を考えないで投票するでしょう。
正直、日本のほとんどの人は②止まりだと思います。そういう感触です。
残念ながらそれが「個人の自由」を第一とした価値観で数十年過ごし育った結果だと思います。

なんかよく分からず「国のしくみが悪いから、それを改革すればいいんだ」なんてもので良くなりますやら？何かを叩いて潰すだけで良くなるの？叩いた後に誰が良く造ってくれるの？誰がその「良く造るための答え」を持ってるのか知ってるの？なんでダイレクトに「どう造れば良くなるか」を見ようとしないの？そこを見極めて物を考えないで、どうやって「良い」という結果を得るつもりなの？

②で満足せず、宇宙で見たらちんけな地球、地球で見たらちんけな一国、一国で見たらちんけな個人、そんなちんけな個人のちんけな自由を乗り越えて③以降を進めてみては。
そんなちんけさを弁えてこそ初めて守られる価値のある個人、尊い個人と評価されるのではないでしょうかねえ。。
個人ありきで自分勝手なわがままを言い張るだけではただの「愚かな衆」と評価されるのでは。。
身近な人間関係にしてもそういうものでしょう、身近に答えの出ている当然のスタンスなのでは。