思ったこと

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2012-12-07 | 日記
景気対策についてこんな社説()がありますね。

なーんか色々批判をしていますが、どんな考えなのだろう、と見ると

>厳しい現実を直視し、地道な努力をする党はどこか。
>負担増も正直に語り、既得権益にしがみつく勢力と対峙(たいじ)できそうな党首は誰か

あー。多分、増税で国債の赤字を減らしつつ、公務員を削減したり規制を緩和したりて民間に頑張ってもらおう、みたいな感じかな。
こんな考えが多いんだろうなあ、なんとなく(その人たちの夢見る)北欧カブレの、なんか変だなあ。。

「厳しい現実を直視」とか「既得権益にしがみつく勢力と対峙」とか当たり前のようにいうけど、その前になにがどうなってどこがどう厳しいのか、「厳しい」という前に現実そのものをもっと直視して欲しい。
どのような既得権益がどう絡んでどの分野のどの程度の規模の景気の妨げとなっているのか、「既得権益にしがみつく勢力」とか言う前に既得権益の現状についてもっと対峙して欲しい。

それがしっかりできていなければ「地道な努力」も実らない。
「地道な努力」とか言う前に上記のような分析の地道な努力をして欲しい。

「地道な努力」と言えば何でも良くなると思えば大間違い、子供も騙せない。
「じっくりコトコト」と不味くなるスープを煮込んでどうするんだ、と。

だから今増税して民間活力をさらに減らしたりデフレそのままの公務員削減や規制緩和で企業がとことん出費を切り詰めたり失業者も増えたり、ぶんだくり経営者や投資家のやりたい放題させて、そんな中でも競争は厳しく短サイクルになって、国防をはじめとする大事な国家運営も疎かになって、教育だって民間の個人主義が沢山取り入れられて、歴史や伝統はつまらない・金にならないとしてどんどん軽視されて、生きる上でのアイデンティティや役割を失った精神病患者が増えて、子供もどんどん減って、国力が衰退して、外国勢が浸透してきて・・・
そんな所へ向かって「地道な努力」をするんでしょうかね?(極端に言い過ぎましたけどw)