思ったこと

思ったことを書きます

前向きに

2010-06-30 | 日記
TVでコメンテーターが

「選挙の戦略はいいけど、各党の政策の細かい中身や違が分からないから国民も選びにくい」

という旨のコメントをしていました。

いやそれはアンタらの仕事でしょうがw
アンタらが各党の選挙活動や戦略の考察ばかり報道するからそうなるんでしょ。
何も議員の活動や議員のコメントばかり拾わずとも、
自分で各党のHPを調べ、各党の思想や方針や背景団体や各政策の詳細な調査、各分野の専門家を交えての意見交換を時間をかけてやっていけば、おのずと各党についての理解が深まるでしょうに。それをやるのに特別なソースはいらんでしょう。本当は一人一人がやったほうが良いことだけど、中々時間もなく労力を要するから、たとえ誰でも手に入るソースから作るものでも、TVでやる価値は相当あり、しょうもない選挙活動や民主の分裂なんかを報道するよりは100倍ぐらい国益の為になると思いますね。

民主党というものを知るには、民主党の政策集INDEX2009を徹底的に検証することだと思います。INDEXは2009までしかないですが、菅総理はこの中の外国人地方参政権代などについて表所信表明演説で「党として進めていく」とハッキリ答えましたので、2010も大半継続と考えていいんじゃないでしょうか。(というかそこのインタビューもして欲しい。)
これはマニフェストには載ってない政策内容なので、十分に注意して検証しないといけません。
人権擁護法案なんて言論・思想の自由を奪う危険なものです。ちょっと批判したり冗談を言ったら「人権侵害だ」なんて言われたら何もできません。これが一部の社会的弱者と自称する団体の利益の為に動き出したら大変なことです。法律である以上、政権を交代させて廃止にしてもらう以外に手がありません。このように法律を変えるといくらでも独裁体制を作れるので、政党のやらんとしてることを知ったり色々危惧しないと危険だと思います。

社会的弱者の支援というのは弱者の生活を保護して甘やかす事に努める事では無いと思います。
そんなことをしたら「人権、人権」と言って何でも強行してしまう我侭な人間が増えていく一方だと思います。自分が社会的弱者だということを堂々と述べて保障や権利を過度に主張する人は品性が欠けてると思います。
人を傷つけたり不幸を喜ぶ行為が良くないという事は弱者も強者も関係ありません。
法律はキッチリと一定の基準で定めるべきだと思います。
「人権侵害を罰する」というような「何が人権侵害か」という基準がハッキリしないことを定めるのは変。それこそその基準を決める者の思いのままに人を裁けてしまえます。
どこまでが人権かなんて答えがあるわけじゃないし人それぞれやケースバイケースで感じ方や判断が違います。そういったものはその時々で当事者達がよく考えて解決していくべきだと思います。
そんな形の人権擁護よりも、もっと社会的弱者にとっても現実的な目標や夢を設定できて前向きに生きていけるような社会作りを支援すべきだと思います。
誰にとっても自分のやりたいことや自分のやれることを頑張っていくというのは充実して生きることに繋がると思うので、それができる社会になれば多くの人が未来に前向きになれていいなと思います。
ただでさえ日本経済が閉塞してたり成長分野も偏ってるので中々難しですが、一つの企業においても一人が総合力を身に付けて色んなことをやれるチャンスを与えるよりも、色んな人の持つ色んな力をうまく組み合わせて活用できるようなシステムなりチャンスを増やしていければなーと思います。コミュニケーション能力は確かに大事ですが、それだけが会社を大きくする力でないことは確かですし。色々な力を総合してじゃなく一つ一つ個別に分かれたキャリアが作れれば、色んな人が自分の伸ばしたい力や積みたいキャリアが見つかりやすい。普通にやると人件費かかりそうなのとインターフェースがうまくできてないと効率落ちますけどねw

まあ最低限のセーフティネットは必要ですが、
それ以降の人権擁護は社会的弱者を甘やかした生活を支援するのでなく、
弱者にとっても「自分にも頑張れる事がある」という道をより多く作っていくことを支援するべきで、そうやってそれぞれの頑張りの結果が社会的に認められていくほどいわゆる差別意識というのも根底から無くなっていくように思うのですが。。

とまあ少し理念じみたことを語ってみましたが夢物語でしょうか。。
弱者に限らず転職では中々仕事選べない現状ですし、なんとか選択幅が広がったらなあ。

日本代表

2010-06-30 | 日記
W杯、日本負けてしまいましたねー、いや惜しかった!

パラグアイは個々が球際に強く、中々取れない強さを持っていたと思いますが、
トータル的に日本も結構渡り合ってたように思いました。
カメルーン戦、オランダ戦で自分が感じた課題点として
ルーズボールを手に入れた時やDFラインでの落ち着きが無い
というのがあったのですが、
デンマーク戦、パラグアイ戦でかなり克服できていたように思いました。

ルーズボールやDFラインでボールを持った時、
あてどない場所にとりあえず長く蹴って逃げるでなく、
ボールを落ち着かせてパスをつなげるという余裕を持つ意識が
後半2試合は確かにあり、こなせていたと思います。
さらに今回の試合は後半や延長戦でかなり疲れている状況でも、
グダグダにならずにキッチリ攻めの形を作れていたことに
日本って実はデキるんだなあと関心しましたねー。
この辺りのパスワークは本田がかなりうまく楔のボールを収めて繋げていて、
本田がここ2戦で見違えるように通用していたと思いました。
フォーメーションに馴染んできたのかもしれませんねー。

またパラグアイ戦で結構強力だと思ったのが、
川島→本田のゴールキックホットライン。
なんでしょうあの成功率はw
オランダ戦での本田はほぼ完璧に潰されてたのに、
何度も言うけどこの2試合は本当にうまかった。

ディフェンスは11人全員頑張ってましたね。延長戦まで。
それだけでも拍手ものです。
パラグアイのパス回しは中々奪えないので相当しんどかったはずw

途中出場の中村憲剛も持ち味を思い切って出せていましたね。
ああいうパサーも中盤の軸としてやっぱり欲しいですね。
日本も思い切ったプレーをすると結構通用するんだなと思いました。

でも僕の今大会の健闘賞は大久保です。
日本代表の試合は5月の壮行試合の韓国戦での完敗から見ていましたが、
その次のイングランド戦から大久保の気合に完全に火がつき、
今日の試合までその火が絶える事はありませんでした。
懇親的に戻って中盤のディフェンスに貢献し、攻撃にもすぐに参加。
ディフェンス重視だったので自然と低めの位置でボールを受けていたので
本来の彼のプレースタイルとはちょっと違うかもしれませんが、
本戦ではやや低めでの大久保の攻守の貢献が戦術に組み込まれていましたね。
とにかく意地でも相手の攻撃を早いめに潰すという根性の動きに、
彼の魂を感じました。気合入ってる人は好きですw
今日の試合は本当に全員気合が入ってたように感じたので天晴です。

この2戦で厳しいプレッシャー下やバテバテの中でも落ち着いてボールを回せるシーンが多く見られたことが
今後の日本にとって収穫だなあと勝手に思っております。
これをバネに皆頑張れ!Jリーグも助っ人外国人に負けず頑張れ!

W杯は8強が出揃いましたねー。強豪ぞろいで楽しみです。
順当に行くと、ブラジル、スペイン、アルゼンチンのどれかですかねー。
個人予想ではブラジルかなー。
ブラジルやっぱうまい!なんか「全身がサッカー」って感じw
アルゼンチンはメッシ-テベス ホットラインの活躍次第かなー。
テベスは上手い上に運動量もあるし有難い選手ですねー。
メッシのドリブルは神ですねwもう人間構造学的に止めれない気がするw
一般人の1歩がメッシの3歩みたいな感じになってるもんw
今回はスルーパス出す場面も多く、総合的にマラドーナ的な軸になりつつありますねー。
オランダもロッベン復帰で厚みがましたし、
決勝まで目が離せないですねー。

平和

2010-06-29 | 日記
こちらで幻想的な平和主義が語られていますが、

平和な世の中を望む人が、穏やかでない人に無抵抗で殺されてしまったら、それこそ世の中が平和から遠のいてしまいますね。
今後より多くの人が非暴力を貫いて生きれるような世の中にする為にも、
もし破壊の脅威にさらされた時はその脅威から「非暴力の財産」を守らなければいけません。
潰えさせてしまっては元も子もありません。
自分自身が非暴力を貫く事でその財産が費えてしまう非常事態に、その財産を守るのかそれとも死して貫くのかは、「自分とその周囲の人生に生きる」か「自分に生きるか」の違いのように思います。
自分に生きて「たとえ殺されても殺さない」という覚悟で非暴力を貫くのも個人の自由です。
ただそういう自己陶酔は他人に勧める類のものでは無いと思います。
みんなで安心して非暴力を貫けるような世の中を願う人は、何らかの脅威が迫ってきた時、たとえ暴力を使うことになってもみんなの財産を守る道を選択するはずです。
政治とかも一応みんなの人生を考えていくものだし、そういうものに対して「死しても非暴力だ」という自己陶酔を反映させようとする方が異常に思えます。

それにちなんで上動画では防衛力を「矛盾だ」と否定しますが、
防衛力を持つ事がそんなに理解できないことなんですかね?
防衛力という武器の中に潜む「暴力」に拒絶反応を示しているんだと思いますが、
武器は包丁と同じようなもんで、要は「使う人の良識」次第です。
良識を常に腐敗させないように十分に注意していく必要は絶対ありますが、
料理するために包丁を持つのと同じで、
国の平和を守る為に武器を持つのは矛盾していません。

といっても海外みたいに一般市民に銃刀所持を許可するのは絶対反対です。個人個人の心は管理がいくらでも緩くなりかねないので、しかも一人が道を踏み外して銃を乱射すればそれだけで多くの犠牲者が出る。治安が悪くなる一方なので絶対反対。
このように凶器を持つ場合は「良識の信頼度」を十分慎重に吟味・線引きして、できる限り正しく有効に使用できるような努力が必要です。

平和の為にすべき努力は武器を持たない事じゃなく、平和を守る為に正しく武器を使う努力・誤った使い方をしない努力だと思います。
後者の方が難しいし、そのライン引きに明確な答えは無いでしょう。だからこそみんなでよりよく平和を守り、みんなでより良く生きていくために、みんなが一生懸命努力していく価値があるんだと思います。

経済成長

2010-06-28 | 日記
政治関係をもう少しだけ。

民主党の「第3の道」の新経済成長戦略についての、3人のエコノミストによる分析動画がありましたので紹介を。
こちら1
こちら2
こちら3


自分のような初心者には色々勉強になるなー。
やっぱり新規に雇用を作るなんて簡単に行ないですよね。
需要や収益が長期に渡って見込めないと 失敗→手を引く→無駄遣い、ですしね。

信頼のこと

2010-06-27 | 日記
■民主党(菅政権)の信頼できない点まとめ

・鳩山政権を総括しない。責任を取らない。
  総括・対策なくして「新規一転」とはいえません。「やり逃げ」です。

・選挙前に予算委員会を強行拒否。
  「国民の判断」よりも「自党の利益」を取る政治主導です。
  (これが菅さんでなく輿石さんの判断だとしても、それを通してしまう総理の主体性の無さ、
   党内でその「言い訳の仕方」を統一するという党全体の責任感・誠実さの欠如。)

・鳩山さん、小沢さん、荒井大臣の「政治とカネ」の説明・責任取りをしない。
  こういうことを黙認する為に、予算委員会の政策討論すら無しにしてしまう。
  まさに「国民の判断」よりも「自党の利益」を取る政治主導です。

・郵政改革法案を強行採決後、強行廃案。
  鳩山さんの普天間政策然り、
  政策の内容以前に、政策というものを軽視しすぎです。
  鳩山政権での10回も強行採決にしても同じことです。
  政策に穴がないよう大切に議論して、良いものにしていく気がありません。
  政策の欠陥によって影響を受けるのは国民です。
  つまるところ国民を軽視しています。選挙のために。

・小沢さんが普通に民主党として選挙活動してる。
  菅さんは「小沢さんにはしばらく静かにしてもらいたい」と。
  これは潜伏宣言ですよね。こんな見せかけで国民は許すんでしょうか?
  小沢さんは今尚普通に民主党の党員なわけですが、
  いずれ表に出てくれば国民は許しちゃうんですかね?
  何の総括も無く、ただ「時間」が立てばOK?
  国民にとって政治献金の犯罪疑惑がその程度の問題なのなら、
  最初から「政治とカネ」で騒ぐな怒るなと言いたい。

・外国人地方参政権、選択的夫婦別姓の政策
  こんな感じの政治主導なら強行採決の心配も全然ありそうです。
  反対意見の方が多上に憲法違反の論議もあります。
  独裁の政治主導や憲法解釈で裏切られてからは遅いです。
  菅さんは国会 = 国民の意思の代弁 という理屈で政治主導を訴えるので、
  民主党を支持 = これら2つを賛成 と都合良く解釈され強行されかねません。


とまあそんな感じかな。
政策の中身を見るまでもなく信頼できません。
まだ新政権で1ヶ月ですが、
それだけのことを十分やってきたと思います。

とりあえず民主党について言いたいことはこれだけです。
選挙期間中なのでこの先はもう党の話は控えまして、
W杯の記事でも書きたいと思いますw