日米首脳会談を終え、
メディアではTPPの交渉参加が間近、みたいな感じですね。
実際はどうなるか分からないにせよ、個人的にはTPP交渉参加反対です。
交渉参加すれば、まあかなりの確率で最終的にもTPPそのものの参加という流れになるんでしょう。
国会で否決すればいいんだ、とかいう推進者もいますが、交渉にせよ政策にせよ、
「一度やってみて、ダメなら後戻りできる」
という甘い発想を叶えるのは難しいでしょう。
まして交渉参加の動機として少しでも「外交的な意味合い」が含まれているなら、
必ずその理由が後戻りすることの強烈なブレーキとなると思います。
「今更抜けるなんて無理」っていう、幅広い方向からのラチェットが働くと思います。
これは政策についても似てますよね。一度施行されて、そのように準備し、頼り、勧めていった幅広い利害関係者の圧力や損失によって
「大量の歯車が動いてしまった今、今更止めるなんて非現実的」
という状況になるのがほとんどでしょう。そう簡単に止めたりやり直せるわけがない。
だから、一度交渉参加するば、どういう交渉内容にせよ、たとえ日本に不利な交渉になるにせよ、
ズルズル参加することになるんだろうなと思います。
だからTPP参加に関して言えば、「外交的な理由」が少しでも含まれていれば内需経済的にはロクな事にならないと思います。
あくまで個人的な意義ですけど、外交的な圧力との勝負のような気がしています。
輸出力が増えて栄えて云々なんてのは嘘だと思います。だって贔屓目に見ても10年間で2~3兆円ぐらいの収益試算だというし。
ただ現政府は実際の所、経済的な考え方としてどうなんでしょう。
今のところ、単なるリフレ派に近い感じがしますね。
仮に竹中さんが典型的な新自由主義者だとすれば、
今のところそれに近い発想なのかも。
この先さらに道州制などの方向へ行けば、安倍さんはやはり小泉政権の新自由主義的な流れを汲んでいるんだな、
ということになってしまう。
(だからといって今現在の安倍さんを否定は全くしません。まだまだ他の誰にも任せられない事で、安倍さんにこそやっていただける事が沢山あるでしょうので。勿論TPPにしてもまだどうなるか分かりませんし。)
自分としては三橋さんや西部さん、中野さん、藤井さんのような「国家観」を持った保守的な発想を実践したような政治行動に賛成なので、
そう考えたら金融緩和まではリフレ派と揃っていますが、そこから先の行動が異なりますね。
にしても、これまでの日本からすれば、ここまで来ただけでもとりあえず奇跡に近い嬉しいことです。
なので当分は安倍政権を応援しながら動向を見守りつつ、
もう少し先になってから、新自由主義についてもっと徹底的に議論し、
いかに(経済面でも何でも総じて)「国家観」というものが大事かという事を、
国民を上げて(メディアは潰して)議論するような日が来る事を夢見ていますねー。
メディアではTPPの交渉参加が間近、みたいな感じですね。
実際はどうなるか分からないにせよ、個人的にはTPP交渉参加反対です。
交渉参加すれば、まあかなりの確率で最終的にもTPPそのものの参加という流れになるんでしょう。
国会で否決すればいいんだ、とかいう推進者もいますが、交渉にせよ政策にせよ、
「一度やってみて、ダメなら後戻りできる」
という甘い発想を叶えるのは難しいでしょう。
まして交渉参加の動機として少しでも「外交的な意味合い」が含まれているなら、
必ずその理由が後戻りすることの強烈なブレーキとなると思います。
「今更抜けるなんて無理」っていう、幅広い方向からのラチェットが働くと思います。
これは政策についても似てますよね。一度施行されて、そのように準備し、頼り、勧めていった幅広い利害関係者の圧力や損失によって
「大量の歯車が動いてしまった今、今更止めるなんて非現実的」
という状況になるのがほとんどでしょう。そう簡単に止めたりやり直せるわけがない。
だから、一度交渉参加するば、どういう交渉内容にせよ、たとえ日本に不利な交渉になるにせよ、
ズルズル参加することになるんだろうなと思います。
だからTPP参加に関して言えば、「外交的な理由」が少しでも含まれていれば内需経済的にはロクな事にならないと思います。
あくまで個人的な意義ですけど、外交的な圧力との勝負のような気がしています。
輸出力が増えて栄えて云々なんてのは嘘だと思います。だって贔屓目に見ても10年間で2~3兆円ぐらいの収益試算だというし。
ただ現政府は実際の所、経済的な考え方としてどうなんでしょう。
今のところ、単なるリフレ派に近い感じがしますね。
仮に竹中さんが典型的な新自由主義者だとすれば、
今のところそれに近い発想なのかも。
この先さらに道州制などの方向へ行けば、安倍さんはやはり小泉政権の新自由主義的な流れを汲んでいるんだな、
ということになってしまう。
(だからといって今現在の安倍さんを否定は全くしません。まだまだ他の誰にも任せられない事で、安倍さんにこそやっていただける事が沢山あるでしょうので。勿論TPPにしてもまだどうなるか分かりませんし。)
自分としては三橋さんや西部さん、中野さん、藤井さんのような「国家観」を持った保守的な発想を実践したような政治行動に賛成なので、
そう考えたら金融緩和まではリフレ派と揃っていますが、そこから先の行動が異なりますね。
にしても、これまでの日本からすれば、ここまで来ただけでもとりあえず奇跡に近い嬉しいことです。
なので当分は安倍政権を応援しながら動向を見守りつつ、
もう少し先になってから、新自由主義についてもっと徹底的に議論し、
いかに(経済面でも何でも総じて)「国家観」というものが大事かという事を、
国民を上げて(メディアは潰して)議論するような日が来る事を夢見ていますねー。