思ったこと

思ったことを書きます

2010-12-11 | 日記
最近は小沢氏関連と大連立のニュースが盛んですね。

小沢氏を国会に呼ぶことを働きかける政府に、拒否してどこかで党内分裂のタイミングを計り自民との大連立など企てる小沢氏側、というような感じでしょうか。

この動向そのものもいかにも政局的で虫唾が走る感じですが、それよりも政府も小沢氏も少し前まで言ってることが間逆だった事にまるで信頼が置けません。
小沢氏は前に「国会から呼ばれたら行く」というような発言をし、政府は野党が国会誘致を促しても「本人が決めること」と一切動かなかった。
そういった以前の発言と今現在の行動が逆なんだから、全部ひっくるめた彼ら民主党の「言葉」の信憑性・信頼性の無さは甚大です。信念なんてのはこれっぽっちも。

鳩山政権時代は幹事長であった小沢氏の力が大きかったかと思いますが、
その頃の国会運営は与党の横暴独裁でした。
政治主導といいますが、良かれ悪かれどんな政府でもそれになんらかの歯止めをかけれるような機関(これは良識的なものじゃないと問題あるけど)が本来必要に思いますし、当時の政権はそういう歯止めと思われる煩わしいものを徐々に合法的に取っ払っていっていずれは政府独裁を目的としていたように見え、ちょっと薄気味悪い感じもしました。
そういう経緯や、過去にあった皇室との悶着などのリベラル思考的な背景もあり、小沢氏の絡んだ政府というのは正直かなり危険そうで反対だと思っています。保守政党と同じく憲法改正(保守政党は自主憲法か。)をうたっていてもその内容はかなり危険になりそうな。
政治とカネの話は個人的には内容はそこまで気になりません。ただ逃げたり言ってることが変わったりするのが汚かったり信頼おけなかったりしますが。

もし自民が「政治は数だ」という事だけでこんな信頼置けない方々との大連立を組んだりなどしたらとても幻滅です。もうこんな政局遊びは止めて、本当に深く熟議でき、より良いものを実行できるような連立や国会運営を期待したいところです。
保守的な考え方かもしれませんが、政府や政党にはまず国家観から揃えていって、日本の良いところを見つめなおしてそれらをしっかりと財産として捉えた上で運営してもらいたいなあと思いますね。日本としてやってくんだから。