思ったこと

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政治関係

2011-03-06 | 日記
菅内閣、いよいよ末期になってきたようですね。
前原外相が外国人からの献金問題で辞意を固めたよう。
岡田幹事長はTVで「そんな事務的なミスの話で辞める必要ない」と軽視していたようですが、それは法律を軽視する態度でもあり、外国人から献金を受けることの問題点を軽視する態度でもありますね。まあ民主党はサポーターに国籍を問うていなく、外国人が代表選の投票もできるようになっている党なので、党自体の理念が上の法律の理念との整合性が取れていない気がしますが。

菅さんは「野党が足を引っ張るせいで予算関連法案が通らない」という態度を今更取っているようですが、それもすべて菅総理自身の責任逃れのツケ。いい加減な言葉で国民をだまくらかして、その責任を認めず、ロクな説明もせず逃げ続け、切羽詰れば国民生活を人質に取るような言い草。何事も無理から進もうとすると見苦しいものですね。

そんな菅内閣が昨年10月に急に言い出したTPP。
平成の開国とか、TVの評論家はやらないと日本は閉塞したまま終わるだとか当たり前のように言ってますが、たいした論評の情報も無いので何が開国でどこがどう良くなるのか全然分かりませんでした。
そんな中で最近見つけた記事。
こちら

まずいですね、やばいですねTPP。いい事何もないですね、米国に搾り取られますね。
そして極めつけのこの討論動画。
こちら

やばいですねTPP。国家主権レベルの問題にもなりかねないですね。
こういう情報が何も無いままTVなんかで推進してるのはとんだ売国ですね。
最近関西テレビのニュースアンカーで上の動画に出演されている方がTPPのマズさを取り上げられていたようで、ナイスですね関テレ。全国ネットも経団連などに負けず、どんどんこういう話を取り上げて欲しい。
だいたいこういう論評がTVで全然出てこないのは不健全だし危ういですね。
だいたい推進派の話は「輸出が増えて景気が良くなる」「グローバルな経済に進出する足がかりとなる」とか雰囲気的なことだけで、現状何の輸出がどう滞っていて、TPPによる関税撤廃で何の輸出がどのくらいの規模増えることが見込め、それが日本国内の景気をどのくらい良くするものなのかとか、今現在日本の貿易はどんな状態で、今後どういった方針で貿易を進めていく必要があり、そのためにTPPはどういう役割を担うことになるのか、とかが全然分かりません。雰囲気で言われても納得できないし、上の動画を見る限り、実際デメリットだらけなようで。。推進派は上の動画の内容を見た上で納得行くような反論をTVでやって欲しいですね。
そうやって両論ぶつかり合い、とことん煮詰めあって、どちらが理に叶ってるかで決着をつける事こそ健全な情報公開だし、熟議ってやつだと思いますね。