思ったこと

思ったことを書きます

あらあら

2013-09-25 | 日記
こちらでチャンネル桜関係の言論人に対する批判がなされておりますね。(

あのね、今回の消費増税の件に関して、社長も倉山さんも苦悩してるわけですよ。
どれだけ正論を言っても、実際にそれを実行するかどうかは政治家の判断次第であり、
そうしてくれるという期待を強く持てた、現状与党の首相になりうる力を持った政治家さん達の中で飛び抜けて期待できそうだ、と思えた安倍さんが、安倍さんすら、それを実行できないかもしれない。という「現実」。
なんか現象だけ見て簡単に「ぶれた」とか批判してますけど、
こういう「ほぼ唯一ともいえる期待をかけた人すらも思うように行動してくれない」という、
そんな「現状」を突きつけられた時、じゃああなたならどう受け止め行動するんだ?と問いたいですね。
なんか簡単に安倍さんを民主党幹部よろしく売国奴的な扱いをしてるようですけど、
安倍さんをアッサリ切って潰すのかい?潰した後、どうするの?そうやって切った無法地帯の中で「アラブの春」を成し遂げた、みたいに満足して終わるの?それで何かを潰しただけで、国民生活は守られるのかい?

社長も倉山さんも、目指す先はほぼ同じでしょう、それに向けてのやり方が違うというだけで。そこはそれぞれのアプローチで攻めていけば良いことだと思いますけどね。おそらくいずれ同じ場所に辿り着くと思いますし。
おそらく2人とも、安倍さんよりもさらに自分たちの理想に近い政治家さんが大きな政党で現実的な力を付けた時、その人に対して安倍総理が敵対するのであれば、恐らく安倍さんを批判し潰しにかかるでしょう。でも今現在そんな候補者はいてない、という事だと思います。

仕方ないじゃありませんか、現実(政治や政治家)が自分達の理想と逸れている、というような、「思っていたのと違った現実」なんて、日常生活でも腐るほどありますよ。そんな現実に対する見解なんて、ブレたり歪んだり妥協したり未練じみたり修正されたりして当然ですよ。それが人間社会の微妙なバランスってもんでしょう。「うーん、これはどうかな・・、このラインはもう駄目か、いやまだセーフか・・」そんな判断になるに決まってますよ。そうやって徐々に現実と折り合い付けてバランスとって行くもんでしょう。いつ何時も白黒ハッキリ付けられるわけない、そんなに世の中、確実な「答え」がそこらに用意されているわけがない。特に人間のする事や人間の頭で判断する事なんて「答え不足」な事ばっかりですよw
そういうどうしようもない状況をいとも簡単に「ぶれたからコイツは駄目だ」などとあげつらって、一体何が得られるんでしょうか。そんなレベルで批判した所で、批判対象がそれよりももっと高い次元で考えやりとりしてきてした方々なんだから、全く無意味であり、何も得られないし何の良い結果も出ない事が現実でしょうね。

うん、こんな人の批判を聞いて倉山さんや社長を批判したところで、絶対に(国民にとって)「良い結果」は出ないのだけは、こんな無知な自分でも間違いなく分かりますw
今後政治や国民生活がどうなるか難しいところですが、それが分かるだけでも十分だと今は思っときますw

目指すベクトルだけは

2013-09-24 | 日記
こちらでチャンネル桜の水島社長が熱く語っておられます(

お気持ちはすごく分かります、おそらく社長も、頭では今の時期の増税なんて大反対でしょう。
でも現実的に安倍総理は増税を決定する気配はムンムンしております。。
さてその現実を踏まえ、どのような立場をとって行動するか、っていうところでしょうね。

ここは皆迷う所だと思います。迷って当然だと思います。
しかし現実は厳しく、この日本はそういった厳しい状態のまま先へ進みます。
おそらく道州制っていうやつも安倍政権である以上、いずれ頭をもたげてくるでしょう。なんといっても前回の安倍政権では道州制担当相なるものも存在していた事ですし。それは現実なんですよね。

僕も皆もネットで色々な人たちの話を聞いて保守というものを勉強し、国家や国民にとって何が正しく、何が間違っているのか、という事をある程度共有していることと思います。
とにかく、相も変わらずその主張を前面に押し出す、ということしか、自分たちに出来ることは無いんじゃないでしょうか。
政治の裏事情や難しい話はおおっぴらじゃない以上、我々には中々分かりにくく、汲み取りにくい所だと思います。だから誰を応援するとか批判するとかは、もう人それぞれでいいんじゃないでしょうか。
その主張の最終的なベクトルの先、最終的な目指す先が同じであれば、もう同士ということで。
誰を応援するからアウトだとか、誰を批判するからアウトだとか、そこはもう方法論でしょう。社長が安倍さんを応援するのも「一旦沈んで浮上する」という方法を選んだまでです。というかおそらく浮上する可能性のある政治家が他にいない、という事かもしれません。

確かに方法論は大事です、現実に物事を進めていく上で。
でもそれも最終的な目指す場所があったればこそです。まずはそこが共有できているかどうかです。
だから色々な方法論を模索する中でも、最終的な目指す場所を、その方法論の技術に飲み込まれないよう、常に思い出す作業も欠かせません。

という観点から自分は誰を応援するのか、といえば、、
やはりまだ、とりあえず安倍政権に期待するしか無い、と思ってます。
他に見いだせる道筋がありそうも無いので。(三橋さんや中野さんが出てくるならまだしもw)
とまあ政治についてはこんな半信半疑の状態ですね。
でも目指すベクトルは忘れてないつもりで。。

やっぱり正しいかどうか

2013-09-14 | 日記
景気の方はまだまだ途上段階のようですが、増税の話が騒がしいですね。

「増税は'デフレを脱却してから'が望ましい」という事は明白なのに、
どうしても今上げようというバイアスがかかるこのご時勢。
人間世界には「理屈から離れたパワー」のようなものが渦巻いており、
結局の所、「正しいかどうか」とは関係なく、そのパワーによって物事が決定・行動される、という現実。

でもそれは別に特異な事ではなく、当然な事でしょうね。力のある者、知恵を絞ってうまくやった者、が勝つ。そりゃ自然とそうなるでしょう。
それに必ずしもそれが「理屈から離れた正しくない事」とも言えない。増税したほうが得する人もいるでしょうし、その人からすればそれが正しい理屈であり、その実現に向けて持てるパワーを駆使するのは当然でしょう。
ただおそらくその理屈は「国の為、一般国民の為」という公僕精神では無いだろうし、この日記ではそういう基準で「正しい」「正しくない」の線を引いているつもりです。特に政治家や公務員は国の為に仕事するんだから、この精神無くしては日本は良くならないので。

その上で、TPP交渉参加然り、理屈では正しくないであろう行動を、なんらかのパワーに押されて(負けて)してしまう、という、そんな現状が続きますね。
それが「政治」だ、と言う人もいるし、政治だけでなく実生活でもそういうもんだろうと思います、
安倍総理はアメリカ従属のように見えて実は内心の理念を実現する為、今はそういう色々なバイアスの中をうまく切り抜けつつやっていってるんだ、という見方も当然あるでしょうけど、確かに安倍さんは中々得難い政治家で奇跡的に2度目の総理になったのだから存分に頑張ってもらいたいと思いますけど、国民があまりにそういった政治的な内情の事を配慮しすぎる必要もないのでは、とも思います。
確かに米国への軍事的依存やその他様々な依存・従属関係もあって総理なんかもがんじがらめの状態ではあるのだろうと思います。ただそういったバイアスはできるだけ具体的に明確に人々に説明できない限り、あまり国民が想像だけで配慮するのもどうなんでしょうか。当然そういう背景はオフレコでブラックボックスでしょうから、そういった背景の利害に実際絡んでいる人がどうこう配慮して行動するのはいいでしょうけど、それを知らされていない、知らされることもできない一般国民が「とにかく安倍さんにはそういう色々と難しい事情があるんだ。だから今は信じていろ」と言われても、まあ普通は納得しないでしょうね。具体的な証拠が上がれば上がるほど現実味はおびますが、まあでも知った所でそれは国民にはどうする事も、、って感じですけどw
逆にそういう事をわきまえ過ぎて「自分たちがどれだけ頑張っても、理屈と関係なく、どうしようもない現実があるんだな、あーあ・・」と諦めムードになってしまいがちなのはちょっと残念ですね。

だから国民はあまり難しい背景は置いといて、単に国の為、国民の為に正しい事はなにか、を声に出していけばいいんだろうと思いますね。それが「パワー」にもなってくるのだし。
まあおそらく「これは政治だからもう少し冷静に」と言うのは、少しでも自分の理想からずれると「○○はもう駄目だ、反日だ」とかいう国民がいるからでしょうね。
いい加減、政治家一個人のパワーに期待するには限界があるのかもしれないですね。
民主主義っていうのは何もその時の選挙だけで国民の意思が全て決まる訳でもなく、
今声を上げることで、政治家は「次の選挙」の影響も考えるでしょうし、そういう「パワー」が国民の意思として政治を動かす、やんわりだけど「常日頃から国民の意思が政治へ影響を及ぼす」性質が民主主義にはあるんだろうと思いますね。まあマスコミや企業の風潮が政治に影響してるんなら尚更、消費者である我々が声を上げる事でそれらを動かすパワーにもなりうるでしょうし。

という事で、確かに真っ赤な民主からまともで優秀な自民に色々期待したい、っていう気持ちは強かったけど
それも色々な考えがあって中々安倍さん一個人のパワーだけで政治はできない。
政党がそういった外部のパワーに押されやすい性質であるなら、それを逆手にとって
国民が、国や国民の為に正しいと思える考えを声を上げていって、「正しいパワー」を生み出していくしかないのかも。その為にまずは「自分が正しいと思うこと」を意識して政治を見ることかと。
なのでそろそろ政治も「誰々が」から「我々が」に変えていかないといけないのかも。