思ったこと

思ったことを書きます

今後どのように

2013-05-27 | 日記
近年、様々な保守的言論人や活動者が、この国でこれまで繰り広げられ蔓延浸透してきたおかしな考えや認識や空気を払拭すべく、ネットや保守的メディアやデモ等の中で奮闘されており、それは敬意を評すべきことだと感じ入りますが、
中々この空気を一変させる所まで行き着くにはまだまだ障害が多いようだな、と(昨今の橋下知事の慰安婦発言問題等)で思い知りました。
主要メディア等は逆にそういった労力を逆手に取り、「極端に右傾化している」とか「右翼的な思想の人が野蛮なやり方で極端な陰謀論を吐いたりして荒れてこの国が心配だ」というような形に持って行こうとしているきらいもあります。

あくまで一般的な立場の人が保守的な言動を振りまいても、メディアはあくまで「一部が荒れている、コワイコワイ」という捉え方を続けるのでしょうね。それが大多数に変わるまでは(おそらく大多数になれば手の平を返しそうですが)。でもそういった捉え方の報道を続け、「こっちが常識的、メジャーだよ」というニュアンスでその価値観を大多数に植え付けることで、なかなか正しい言動が大多数にならない、という所が現状でしょうか。
ならば時の政府がパワフルかつ論理的に「これが正しい」と発信すれば、マスコミがどう騒ごうが国内は割と冷静に正しい方向へ流れていくかもしれませんが、諸外国との兼ね合いもあり、そうそうストレートに物言えない、というのが現状か。

まあその辺り、安倍政権にはうまくやってもらうよう応援するしかないと思うのですが(TPPや増税や道州制や3本目の矢、などの懸念点はもちろんありますけど)、それに政府というのは今の国政について最も「結果」を示せる組織なので、言論はどうあれまずはどんどん「良い結果」を出し、それを根拠にどんどん強気に出て行く事で世論も付いてくるかと思います。
その他一般的な立場にいる言論人や一般人はどのように言動したらいいのか、をちょっと考えてみますと、
やはり、今のおかしな考えの間違いや何が正しいか、という事を「できる限り論理的に」発信していくのがいいんだろうな、と思います。何かを批判するにしても、批判した相手がもう感情論やウソを言う意外にグウの音も出ないような方向へ持って行ければ良いのかな、と。それによって相手を説得させるのではなく(相手は多分逆上してもっと反発するでしょう。それに対し「野蛮だなぁ」と憐れんで批判してやれば良いんじゃないかと)、その一連を見ていた第三者が「どっちが正しいか」を明確に分からせる事が大事なのかな、と思います。
その為にはやっぱり正しいデータや、より1次的で正式で正しい事実、を用い、相手の言うことがそれらからいかに離れた妄想なのか、を冷静かつ厳しく指摘する。当然分かり易さも意識しつつ。
そんな感じのやり方で「保守的な思想がいかに正しいか、今のキー局メディアの空気がいかにおかしいか」を冷静かつ厳格に示すことで第三者に広めていければベターなんだろうなあ、と思いつつあります。
個人的にはもっと勉強や情報収集しまくらないとそんな事はできないですけど、少しでもそういう理想に近づけながら何か書けるように意識したいなあと思いますね。

発信力

2013-05-26 | 日記
憲法改正議論も徐々に始まっていますね。

最初に96条(憲法改正の手続き条項)の改正について取り沙汰されており、自民党案では改正発議を衆参それぞれ1/2の賛成に緩和すること(現状の2/3の賛成から)で、今後の改正案について国民投票に移行しやすい形にしたい、という事ですね。

まあ今後、(自主憲法を制定するにせよ)現行憲法を大幅に改正する必要があるのは違いないので、ひとまず国会の同意も得やすい形にするのは良いと思いますが、
「国民を信頼し、国民の手によって憲法を作るために、(改正案が)国民投票に移行しやすい形にしたい」というのは、別に間違いではないと思いますが、ちょっとその前にしなければいけない事があるように思います。

安倍首相は産経のインタビューで「(日本国)憲法を戦後、新しい時代を切り開くために自分たちでつくったというのは幻想だ。昭和21年に連合国軍総司令部(GHQ)の憲法も国際法も全く素人の人たちが、たった8日間でつくり上げた代物だ」
と仰っており、確かにその通りで、現行憲法は直ちに変える(破棄して作り直す)べきだと思いますが、

現行憲法を作ったのがGHQの素人なら、今の国民だってズブの素人です。その国民を信頼して国民の手で憲法を作るんだ、と言っても、やはりその前にやらないといけない事があると思います。端的に言えば「国民に正しい情報を与え、『これまでの日本と現状の日本について正しい認識を持ってもらいやすい』情報形態にする」という事が必要だと思います。
前回の慰安婦発言の件についても、現状の国内や世界世論の空気や常識が、どのようにして作られているのか、作られてきたのか、をもっと真面目に考え、テレビや新聞がこれまでの国民の情報源として国民生活にどれほど密着に関わって情報の権威を築き上げてきたか、という事を真剣に考え直し、政府がもっと国民が知るべき、認識するべき情報を主体的にマスコミよりも広く確実に国民や世界に伝える為の「発信力」を持つ事が大事だと思います。

情報発信について、今はとても大事なところだと思います。もうこれ以上マスコミに足を引っ張られてる場合ではないのではと。
正しい歴史認識、正しい憲法知識、、自然や自由に身を任せ、政治にたいして無力感やどうでもいい感を持っている多くの一般の国民が、政治を卑下して足を引っ張り続けるマスコミの逆風だけに晒されながら、自発的に興味を持つのを待っていては始まらない。
それに「自然」や「自由」というのはマクロに見れば「力(金、権力)のある者がやりたい放題できる」という意味だと思います。
正しい方向へ進むためには、正しい「手入れ」が必要だと思います。会見や会談に出て、ニュースという形でテレビや新聞などの民間報道機関に委ねるのでなく、電波でもネットでも紙でもいいから、もっと正確に確実により多くの国民の目に留まる、耳に入るような「発信力」を持つ必要があり、その情報に対するもっと幅広い見解や正しい分析を今の偏った低質なテレビ解説者の権威など崩壊する形で発信(民放もっと自由化して紛れ込むしかないかな)し、その中で国内・国際世論が形作られるような体制にすべきだと思います。

そうやってようやく「信頼に足る国民」となりうる為のスタートを切れる、と思います。
もちろんそれで100%うまくいくとは思いません。一人一人がこだわり過ぎて凝り固まった考えを持ったせいでおかしくなる事もあるでしょう。
しかし今はそれ以前の、話にならない状態なんだと思います。

ぼやき

2013-05-25 | 日記
この国では(世界もかもしれないけどそれはよく知らない)昔っからそうですが、個人的な記憶では森総理の頃からすでにそうでしたが、
ほんと「失言」ってやつに敏感ですね。
「然るべき立場の人間は言論を慎め」という風潮が行き過ぎてる感がある。
(まあその背景には「あの時ああ言ったじゃないか!」といちいち煩く、すぐに人の上げ足を取ろうとするメディアや民主党などの馬鹿な野次があるせいでしょうけど。でもそういう人間が「発言に責任を持て」なんて言うんですよね。しかも大筋ではなく、小さな言葉尻ばかり拾って)

「失言」って、「ちょっとした言葉選びの間違い」みたいなものですよね。意味としては「失礼な言動」でしょうけど、その内容の規模的には小さなレベルに限ったものですよね。
「この国は終わってる」「クーデターをする」なんて大言は、「失言」とは言わない。
「ちょっとしたこと」って分かってる上で「失言」という言葉の定義があるんじゃないでしょうかね。
じゃあ「ちょっとしたこと」なんで別にそこまで大騒ぎすることはないんじゃないでしょうか。(「慎もうね」程度の指摘はした方がいいけど「謝罪しろ!辞めろ!」なんていう話じゃないでしょう)くだらない。

本当に、発言のどうでも言い部分だけを取り上げて、大事な部分を取り上げない風潮はいい加減にして欲しい。

またまた引き続き(「無理やり」というイメージ持ちすぎ)

2013-05-21 | 日記
ここのところ慰安婦(戦時売春婦)の話で引き続きばっかりですが、、

この慰安婦の話をしたら、例えば「戦時中、そういう軍人向けの売春業が必要だった」などと当時の軍相手の売春業を肯定すると、
『元慰安婦や女性を傷付けるものだ』という批判が出る意味がやはり自分には全く分かりません。
その行為に「強制性」が無ければ、その批判は全く成り立たないでしょう。
自分たちの意思でその仕事を選んで商売をしに行った、のであれば何も傷つく事も無いと思います。
「体を売る商売そのものが女性にとっては辛いものだ」仮にそう言われても、男性が強制的に体を奪うのでない限り、その道を自分で選択した女性は傷つく要素なんて一切無いと思います。それに誰もそういう商売をしている人を差別とかもしていないし、当時の軍相手の売春婦にしたって、立派な一つの仕事だと思います。誇りにこそ思うべきかと。
それを「傷ついた」という人はやっぱりどこかに「無理やりやらされてた感」があったと思ってる意外に考えられません。そうじゃないと出てこない言葉です。自分達で自分達の仕事を卑下してるのだから。

そうなるとやはり問題は「強制があったのかどうか」という話一本に絞られると思います。
「女性の人権」を傷つけるかどうか、も「強制だったかどうか」で決まるかと。
当時の慰安婦という人がどれだけいるのか分かりませんが、それ以外にも今回の発言で怒っている人々や女性の頭の中には
「慰安婦 = 強制」という感覚が染み付いているから、批判的に騒いでいるのだと思います。
だから、当時のそういう制度や職業そのものを肯定しただけで「人権侵害」と怒るのだろうと。当時の女性が立派に自分の意思で働いていた、という事が分かれば、そんな批判は出ないし、逆に誇りを持って仕事をしていた人からすれば、当時の売春業をかわいそうだったなどと否定する方が「売春業はいっぱしの仕事じゃないってか!」と差別を感じて怒ると思います。

という事で、要するに「強制かどうか」だけの話かと。
それに、当時の職業そのものを肯定する事と、そこで働く人や女性の人権を侵害することは、全く関係ありません。
「無理やり体を奪ってもいいんだ」なんて言えば当然人権侵害ですが、今回の慰安婦の件に関してそんな事は誰一人として言ってませんし思ってません。つまり誰一人として「強制的」売春を肯定していない。その時点で今回の件で「女性を傷つけた」などと批判する日本や世界中の声はお門違い、という事です。(なんか慰安婦と聞くだけで「男が無理やり女を引き連れて押し倒す」というイメージを持ちすぎなんじゃないでしょうかね。安易過ぎますよそれは。。)
当時の職業そのものを肯定することも許さないなんて、今の風俗業をも馬鹿にした逆差別ですね。

という事でもう一回言うと「強制かどうか」だけが問題点である話かと。
『いわゆる「慰安婦 = 無理やりやらされてた」では無い』、という事だけは頭に入れておかないといけないし、
『誰一人として「無理やりやらせる」職業の事を肯定していない。無理やりなんて論外に駄目と全員思ってる』という事をしっかり認識しておかないといけないと思います。
まずは早く、今回の橋下さんやその他保守系の人が一般に言う『慰安婦』という言葉の中に(朝日や韓国が騒いだせいで)勝手に染み付けられている「強制」というイメージをまずぬぐい去る事から始めないといけないですね。
でないと、今出ている批判は成り立っていない事すら気づかれない。


そしてその上で最後に知るべき事は、(朝日や韓国の騒ぐ)「強制」である証拠は、今のところ皆無である、という事実。

付け加えると考えるべき事は、証拠が無いのに騒いでいるこれらの団体は一体何なのだろう、という真意。

引き続き

2013-05-20 | 日記
インタビューでポッと答えて始まった問題のこじれに対し、
わざわざTV出演しまくってしつこく自己主張や弁明をしている橋下さんもムキになりすぎな気もしますが、

橋下発言に対し、マスコミは内容云々よりも「海外が批判している」としきりに報道しています。まるで「世界が驚愕する大事件」のような扱いです。史実では勝てないので、自分達は考えることから逃げ、今の社会的な『空気』みたいなものを使って批判してるんですかね。
しかしそんな誤解や曲解を重ねて出来た空気、少しは自分たちで見つめ直して正そうとは思わないのかね。。
何故何も考えず調べず興味も持たずにその歪んだ空気そのままに浸かろう乗っかろう合わせようとするのか。。
「正しかろうが間違ってようが一度出来た空気は絶対だ」とい事前提で、「今」に合わせたり乗っかったりその尺度で測ったりする。それならたくみに情報をでっち上げて空気を醸成させた者勝ちってことでしょうか。
というかマスコミは批判の為に利用してるに過ぎないのでしょうね。たいした考えも芯も無いんだろうし、人道道徳関係なく盛り上がればいい、っていうスケベ心か、マスコミ内で権力持ってる何かに従ってるだけ、そんな薄っぺらいものでしょうね。な~にが世界が批判でしょう?相手にするだけ無駄、まともに聞くだけアホらしい。

しかしその国際的な空気とやら、
左翼の自作自演(自分達で「かつて日本は悪いこと一杯した」と世界に宣伝し、そういう空気を作ってそれが(あたかも世界中の人が等しく自然発生的に純粋に芽生えた)国際世論だと武器にする)もあるとはいえ、
世界は偽善で満ち溢れてるんだなぁ。
なんて中2みたいな事を言ってみたりw