УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

アカデミー賞発表!!

2013-02-25 16:50:17 | 映画
されました、されました!!
で、「アルゴ」が見事勝利っ!!やりました、やりました、ベン・アフレックス、おめでとうっ!!
これで、アカデミー賞の必勝パターンが一つ、崩れたわけですな(爆)
必勝パターン、監督賞ノミネートされないと、作品賞獲得はナシ、というパターンだったんですがね、今まで。
で、この「アルゴ」みたかったんだけど、なーぜか静岡県だけスルーされてましてねぇT^T
配給と映画館とのビジネス上での「大人の問題」だとは思いますが。
でも、なんと土曜から一週間限定公開で静岡でも公開される事が決定したんですねっ!!しかも、1000円だっ!!
ってわけで、奇遇にも本日行ってまいりますよ、フンフンと鼻息も荒く。
下馬評では、この「アルゴ」か「リンカーン」という話でありましたが、アルゴですかぁ〜、嬉しいですねぇ〜。
yahooなんかの一般映画好き(と思われる)人対象のアンケートだと、圧倒的に予想されてたのが「レ・ミゼラブル」でして^_^;
私は、絶対、それはナイっ!!と、断言してましたが、よかった当たった(笑)
これが、ある程度映画マニア関係に対するアンケートだと、圧倒的に「アルゴ」支持、アルゴに取って欲しいぃ〜!!という人が多くて、そのギャップがなかなか笑えました。
私も、もちろんアルゴ派ですがな、まぁ「愛・アムール」が獲っても面白いかな?とも思ったけどね(爆)
で、監督賞がアン・リーですか(「ライフ・オブ・パイ」)
「ブロークバック・マウンテン」に続き、二回目の受賞ですな、おめでとうっ!!
「ライフ・オブ・パイ」残念ながらまだ見てないんだけど、久々に3Dで映画を作った意義を感じさせてくれる映画らしいです
・・・うう、3Dかぁ〜・・・苦手だけど、時間が合ったら見てみよう・・・
俳優陣は、まーほとんど下馬評通りっていうか、今年は予想も簡単だったみたいですなぁ。
で、長編アニメーション、まさかの「メリダと不思議の森」が逆転勝利!!でしたなぁ。
今年は、この部門は、どこが獲ってもおかしくないという感じでしたが。
しかも、今年はディズニー関係部門の争いだったしね。
そして、今年もティム・バートン作品はハズれてしまった・・・
まぁ、バートン自身はアカデミー賞とはかなり相性悪そうだし、本人も期待しとらんだろう、それほど。
しかし、ほとんどの賞関連作品はこれから日本公開になるので、リアルタイムで今ひとつ乗り切れないのが寂しい・・・気もするが、まぁ仕方ナシ。
今日、初めてタランティーノの「ジャンゴ繋がれざる者」の予告を見ましたが、あーこりゃイケてそうです、絶対観ます、ハイ。タラちゃんだし。
日本関連では、石岡瑛子さんが「白雪姫と鏡の女王」の衣装デザインで候補にあがってましたねぇ。
これが彼女の遺作、だったかなぁ?
映画自体はともかく(爆)衣装は、なんだかシルクドソレイユっぽくて、なかなか面白かったです。
で、この部門で賞取ったのがアンナ・カレーニナで、今、映画館で立看がドーンっ!!と出てます、こーいう系統の映画としては珍しく・・・
うーむ、あんまり客入りにくい傾向の映画のような気もするがなぁ。
ま、判らんけどね。

で、一昨日見てきた映画が、こちら。

映画『塀の中のジュリアス・シーザー』予告編


堀の中のジュリアス・シーザー、堀の中・・・って、その昔流行りましたねぇ〜、刑務所でございます。
イタリアの刑務所の受刑者の更生プログラムとして、舞台演劇講座みたいなのがありまして、その演目がその年は「ジュリアス・シーザー」だったそうで、その練習シーンから本番に至るまでのドキュメンタリー映画です。
この刑務所、かなり凶悪犯というか、刑期の長い人が多いみたいで、このプログラムも毎年「常連」出演者がいて、その人が演出手伝いしたりとか、刑務所内の劇場も受刑者がいろいろ手直してたり、とかっていう事ですが・・・
この劇場が、かなり本格的なんですよね、学芸会レベルじゃなくて。
で、イタリア舞台なので、当然イタリア語なんですが、イタリア語って抑揚が強くて、普通の会話でもなんだか舞台演劇チックな感じを受けるような気がします。
なので、ドキュメンタリーとはいえ、素の彼らと舞台で役者としての彼らとの区別がなんかつきにくいっていうか、一体化してる感じでございました。
なんか、受刑者っていう事自体が、「演じてる」みたいに見えてきちゃったりしてねぇ〜、ドキュメンタリーなのに。
あ、これは別にだからダメっていう意味じゃないんですよ〜。
なんか、イタリア人ってステレオタイプ的に大阪人に似てるような気がして(爆)
いや、スペイン人は確かに関西人系なんだそうですが^_^;
っていうのは、昔、「探偵!ナイトスクープ」の依頼で、東京あたりの人からの依頼で、「関西人は、誰でもすぐ役者並に役になりきって演技できると聞きました。調べてみてください」という依頼。
で、実際に、唐突に関西人数名を集めて、即興で役柄を振って劇させたら・・・
なんか、「絵」になってるよ、確かに!!ノリが良いからなんだろうなぁ、と思った事を思い出しました。
まぁ、関西人はともかく、そーいう感じで見事に全員が「なりきって」シェークスピア劇を演じきっていまして、ぶらぼぉ!!でございました。
最後に、受刑者の一人、彼は終身刑の人なんだけど「このプログラムで、初めて芸術を体験して、そこで初めて「終身刑」の重み、独房の孤独を知った」という科白がなんとも・・・
環境が全てじゃないけど、もっと周囲の環境なりなんなりが違っていたら、きっと彼の生きた道も違っていたんだろうなぁ、としみじみと感じたりしてねぇ。
誰にでも、「変わる」道はあるのかもしれません・・・
実際に、このプログラムをきっかけに、刑期を終えた後に役者になった人とかもいるとかで、なかなか面白い取り組みだと思いました。
日本ではどうなんだろうねぇ〜?
慰問で舞台とかはありそうだけど、受刑者が自分で・・・っていうのはあるのかなぁ??
で、時々「黙れっ!!」という科白(劇の科白として)「セレッティオッ!!!」というのが出てきて・・・
おぉ、これは確か、以前のNHK語学番組TVでイタリア語の「イタレンジャー」シリーズで、ダニエラ様が「お黙りっ!!」って言ってたアレですな、。アレ(爆)って、懐かしく(?)思い出しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする