УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

昨日は/^o^\フッジッサーンの日

2013-02-24 16:57:52 | 日記


昨日、2月23日は富士山の日だそうで。
で、富士山と変換したら、私のパソコン、いっちゃん最初にこう→/^o^\フッジッサーン変換してくれましたよ


↑ 静岡県民のイメージする、普通の姿の富士山(右端に宝永山が見える)


あ、でも、富士山の日って、静岡・山梨あたりの地域限定の記念日(?)なのかなぁ?
全国的に知名度は少ないかも、っていうか、地元でも地元新聞とかが積極的に記事で取り上げてなかったら全然気づかなかったです、自分も^_^;
各地で(静岡・山梨限定・・・)で、いろいろ催しもあったそうですよ、って行ってないけどさ。
富士山は、現在三回目の世界遺産登録挑戦中で、前2回は自然遺産ジャンルで登録を目指すが撥ねられ、(日本人にとって富士山ってすごく綺麗で特殊な山に見えるけど、世界的には同じような形態の山はそこそこあるので、そういう面からのみで世界遺産を目指すのは弱かった、あとは保護環境面、教育面とかが弱かった)今回は、文化遺産で目指してるとの事で。
富士山が文化遺産・・・判るような判らんような、ビミョーな感じですが、地元民としても^_^;
でも、東京オリンピックよりは富士山世界遺産の方を応援したいですね、やはり。
東京の皆さん、すみませんm(__)m

で、昨日は鍼灸に行ってきました。
毎回、特に症状なくても月一で予約を入れとくんだけど、今回は丁度よく(?)風邪ひきだったので、そのあたりも考慮した鍼をやってもらいました。
鼻がメイン症状だったので、顔にも鍼打ったよ〜、眉のあたりとか。
で、随分治ってきて、あとは時々「咳」スイッチが入ると止まらなくなるけど、入らなければ平気、っていうレベルかな?
「回復早いですね〜、・・・あとは、足の冷えだけですね」と言われましたが(苦笑)
相変わらず、足の先はひえひえなんですが、これって何すれば治るんかなぁ?
お風呂とかに入って、出たあとすぐ靴下履いてもわりとすぐ冷えてしまうんだよね。
寝るときは、湯たんぽを足元に置いてるんだけど、あくまで「外側」があったかい、だけで体内の足部分はキンキンに内側から冷えてる、っていう感じでねぇ。
手はポカポカなんだけど、わりと。

鍼のあとは、また、行ってみたかった、とある純喫茶に行ってみたんだけど・・・
先月も「臨時休業」で、昨日も「臨時休業」の貼り紙が。ガーン!!
も、もしかして、臨時ってずーっと臨時、って意味なのかっ!?
マズイ・・・そのあたりの商店街って、確かに今かなり急激にサビレてきておりますが・・・

で、その後は、映画を1本見ましたが、その前日の金曜日、映画の勉強会の日で、講師のO先生から、
「ダイハード4見ましたか?」「・・・(見てない)」「ゼロ・ダークシティは?」「・・・(まだ)」「ヒンデンブルグは?」「・・・(見てない)」「レッドライトは?」「・・・ううううT^T」「・・・お忙しいんですねぇ〜」という感じで、会話が成立しないっ!!
他の参加者の皆さんは、わりと年齢層高めな男性が多くて、なんか毎日映画館行ってますという人が多くて羨ましいというかなんつうか、かつ昔の映画とか役者さんとかも詳しくてね〜。
私は、何故かカルト映画とかオカルトとかヘンな映画専門、と思われてます^_^;「ムカデ男」とか(爆)
という感じで、これからしばらくは、映画を頑張ってみようっ!!と思ってまして、昨日見たのは「堀の中のジュリアス・シーザー」ですが、とりあえずその前に、その映画勉強会でやった「卒業」の話を。
あ、ネタバレありますので、お気を付け下さい。

この映画、私も見る前までは、例の教会で恋人の結婚式に乗り込んで、ガラスをバンバン叩くシーンとかのイメージもあって、「純愛」路線映画かと思ってたんですが、実は本当はコメディ路線を狙ってた作品なんだそうですよ、うわぁ。
そう言われてみれば・・・
アメリカって「新しい」「自由」な国、というイメージもあるけど、反面保守層が強くて、プロテスタント層が強くて、清貧的、父性的な面が強調されてすぎるという面もあったりするというのもあり。
で、映画業界なんかも、無意識というかそういうのを配慮して業界内で自主規制的な感じに取り扱っていたのも多く、不倫なんかもそうらしいんだけど、この映画はそれをおおっぴらに描くかつ、行為そのものを笑いとする、っていうのを目的ともしていたそうでしてねぇ。
純愛とは、ケッコー遠かった、という感じかも。
さらに、原作なりが書かれた、またそれが舞台とした時代背景がかなり影響していた作品で、それがよく現れていたのが、わりと最初の方で、大学を優秀な成績で卒業して地元に帰ってきた主人公ベンジャミン。両親が知り合いを招いて、彼のためにパーティーを開催してまして、そこで、父親の仕事上のパートナーでもあるロビンソン氏(彼の妻が後にベンジャミンの不倫相手となるロビンソン夫人)が、ベンジャミンにこっそりと囁く。
「ベンジャミン、これからの世の中、大切なのはこの言葉だ」
「???」
「・・・『プラスチック』」
というシーン。
これが、例の教会でのガンガン以上に重要なシーンなんだそうでしてねぇ。
アメリカ人であれば、それが実感出来るらしいぞ。
っていうのは、この映画が公開されたのが60年代から70年代。
アメリカ社会は、物質主義、成金主義が全盛期であり、その象徴が使い捨て、安価、いろんな形態で作られるプラステックに象徴されている、という事なんだそうで。
それまでのアメリカの象徴、鉄鋼(それ以前は木材)に取って変わり、社会全体が変化していく、物質主義一辺倒になりつつある社会。
それにどこか、危惧を抱く人いや、全体にもどこか危惧を抱いてたんだろうねぇ。

主人公ベンジャミンは、これから、その俗世的な物質世界に取り込まれようとしているが、どこか戸惑いがある、迷いがある。
それは「古き良きアメリカ」に体現されていたような世界、そこに帰りたい、という意識もあるった、で、ロビンソン夫人がその現在の悪しきアメリカの象徴的な存在であり、愛ではなく単に快楽、一時の欲望からの関係を臨む「堕落したアメリカ」的に主人公を誘惑しちゃうんだよね。
で、ベンジャミンもかなりそっち方面に流れていった時に、ロビンソン夫妻の娘エレインと再会。
彼女は、まだ「古き良きアメリカ」的な純粋な存在であり、ベンジャミンは最初こそ、もうすでに誘惑に屈した自分を恥じて、あえてエレインから遠ざかろうとして嫌われようとしたりとかしてた、
んだけど、彼女に惹かれる気持ちも高まってきて、そのうちに彼女の婚約者の存在を知り、この婚約者も俗世的っていうか彼女の純粋さを消していってしまうであろう存在(昔のロビンソン夫人も同じような経過をたどって、今の存在に堕落していってしまったらしい)を知り、彼女を救うために、熱烈なアタックを開始して、結局彼女を救い出す、わけですな〜。
・・・でも、ラストで、本当にそれでいいのか?
理想、美への賛歌だけでこれからの人生を生きていけるのか?愛はいつかは終わるのに、という現実を感じさせつつ映画は終わる、という事なんですねぇ。
ふーむ、やはり、その時だけじゃなくて、時代を超えて「名作」と言われる作品って、単に表層だけの物語じゃなくてもっと深い意味を持ってるもんなんだなぁ〜と、再実感したのでありました。

そーいや、ちょいと前のどっかのネットネタで、「好きな映画3本で、相手の願望とか性格や本質が判る」みたいなコラムがありまして、実際に20代から30代のOLが好きな映画TOP3をあげて、それを分析する、っていうのがありました。
これ、よく判るっていうか、映画っていうのはそういう面があるから、だからこそ同じ映画を見ても感想が違うし、面白さ度も違うんだと思うし、価値観が判るもんねぇ。
で、分析された「好きな映画」が1位が「プラダを着た悪魔」2位が「ラブ・アクチュアリー」3位が「魔女の宅急便」で、1位映画は、自分が相手や他からどう見られたいのか?を表現している映画、2位が自分自身がそうありたい映画、3位は1位と2位との間のバランスを取るための映画、なんだそうでしてねぇ。
「プラダ・・・」は、仕事に恋に頑張っている女性の体現、「ラブ・・・」は、どちらかというと受身的でいろんな美味しい(?)恋愛事情が見られるスイーツ的なプリンセス願望的映画で、「魔女・・・」は、空想的な中にもやはり女性の成長、っていうあたりが目的(?)という感じで見るらしいぞ。
しかし、「プラダ・・・」が一番好き、っていうのは、私とはかなり相性悪そう(爆)
当時の私のこの映画の感想は・・・こちら
一言で書くと「腑に落ちない」という映画でございましたな。
コメント
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