まりねこの足あと

映画、美術展の感想を書こうと始めたものの、いつの間にかアニメ感想&グッズ中心となったブログ。

大ナポレオン展

2005-09-28 12:31:46 | 美術展
於:そごう美術館(横浜)
入館料:大人1000円(ミレニアム会員は100円引き)。

チラシの勇ましさに惹かれ、買い物帰りに観てきました。
「大」ってついているしね。
それにしても、「大」の次に「ナ」がくると、文字の形が左右対称のせいか
少々読み辛いっすよ。って私だけ?

さて。
展示を順に辿ると、ナポレオンの波瀾万丈の生涯が非常によく分かります。
受験は世界史選択だったので、あーこれ懐かしい、と頷きながら観てました。
でも、展示物は・・・うーん。
ダヴィッドの「サン=べルナール峠を越えるボナパルト」(よく教科書に載っているナポレオン)は、
躍動感があって良かったけれど、
あとは「○○の絵に基づく」(要は模写)が多かったような。
って、その模写が絵はがきになって売られていましたけれど。
基の絵と、技量、迫力全然違うじゃん!
それなら、上品なゴヤの絵も、絵はがきにして欲しかった・・・。

絵はともかく、家具や食器、工芸品が数多くあったので、
アンティーク好きな方には面白いかもしれませんね。

個人的には、「ナポレオン法典」の説明のところで、暫く立ち止まってしまいました。
また、説明にはありませんでしたが、
一方では現在の男社会の基礎を築いたとも言われているので、ちょっと複雑。

フランスでは、改正もされてるでしょうけれど、これが今でも現行法なのですね。
って日本の法律も古いけど。
・・・会社法、もうちょっと後に成立して欲しかったな。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行きました (obaba)
2005-10-16 18:31:29
島流しの前のナポレオンの太ったおやじのイメージのでれんとした絵が悲しかったです。うるうる
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