徳不孤必有隣marimerucha  

藤井聡太八冠の棋譜鑑賞
クローン病との闘いの日々を綴っています
熊本地震で被災し長らく避難生活をしていました。

万病の元

2015年09月21日 | クローン病
内視鏡の検査をしてきました。
クローン病は病状が少しでも落ち着いている時に
現状把握をしておかないといけません
悪い時には内視鏡が原因で病状が悪化したりすると
怖いですから。

結果は後日にでますが
差し当たり急々に手術などが必要な感じでは
ありませんでした。

ただ検査が終わった直後は平気だったのですが
しばらく経ってから身体に疲れがきて
気持ち悪くなりました

クローン病と戦っている方々のブログを拝見しましても
検査後や手術後の疲れやキツサが時間差でくる時も多々
あるみたいで なにかしたらしばらくは用心しておかない
と大変です。 一度温泉施設で倒れた際もそんな時でした

色々な薬を服用しますので飲み合わせと体調と
検査の緊張など重なると一体何が原因なのか
自分でも把握できません。
近頃、咳が出だしまして呼吸が
苦しい時が多いですがこれも何かの副作用っぽい
です
ただ元来が原因がはっきりしない難病ですので
どうしたらいいかとなると時間をおいて
様子をみるしかない
クローンが落ち着いて調子が良くなるにつれ
こういった咳や微熱や身体のだるさなどは
嘘みたいに消えていきます。
風邪は万病の元 酒は百薬の長
という言葉がありますが
僕にとっては
クローン病は万病の元 酒は病状悪化の元です。

B面攻撃

2015年09月20日 | 将棋について
先日 テレビをみていましたら
ラジカセを収集している方が出演されていて
昔懐かしい物が色々でていたのですが
若い方がカセットの使い方が分からずに
再生に時間がかかっていたのが時代の流れを感じました
裏表があるのがまず分からないということでした
そういえば最初にCDが発売される際には
片面しか使えませんと注意喚起がありましたが
いまでは当たり前すぎてレコードやカセットが両面
使えたというほうが不思議な感じがします。

レコードもA面がメインでB面に違う歌が入っていましたが
B面の方が発売後に人気がでたなんてことがあったことを
思い出したりしました。

メインにじゃ無い方向から攻めることをB面攻撃と
いいますが そちらのほうが効果があることも多々ありますね

前回の解答もそんな感じの▲7三銀でした 
ここで左翼からいく感覚が
盤面を広く見られているのがわかります
▲3四歩で勝てそうですし中々実戦だと見えても指せない手だと
思いますが 強い人から見ると当たり前の手ですかね
谷川先生が初めてのA級での
プレーオフで中原先生に放った手とダブってみえました

将棋の本の整理にcalc

2015年09月19日 | 将棋について
最近の将棋の本は読みごたえがあり
クローン病で入院しているときには
一気に読みますが 娑婆に居るときには
中々一気には読めません
読んでいる途中にまた良い本が出版されて
また購入しての連鎖で
中途半端に読んでいる将棋の本が多くて
ついやってしまうのが本屋さんで立ち読みして
これは面白いと購入して ほったらかし
ふと気付くと同じ本がある
100冊程度の本なら覚えてもいますが
本棚にギッシリ
昔 森安秀光九段が亡くなり
あの四間飛車が観れなくなると
将棋自体が面白くなくなって一時期将棋を止めていまして
その際に200~300冊くらいは処分したのですが
ここ数年 クローン病で入退院を繰り返し
入院中のベッドでは将棋の本が最適ですので
また増えてきました。
少しずつCalcで目録つくらなきゃいけません

19891226 対島戦 竜王を獲得の一番です(第2期竜王戦第8局)
ここでは先手勝勢となっていますが
次の一手が不思議な決め手 自分の棋力からみますと
後手の立場からしたら一瞬喜ぶ手に見えるのですが
詰みまで読んでいるから指せる手だと思います

ヒント 一目▲3四歩だと思うのですが違うほうから攻めます

第63期王座戦五番勝負

2015年09月18日 | 将棋について
第63期王座戦五番勝負第2局の感想
佐藤天彦八段強かったです。
剣豪同士の睨み合いから
つばぜり合い
最後は一刀両断という印象です

棋力か詳しい解説がないと
理解するのが無理な手の応酬で
無人島に一つもっていくなら
この棋譜だけでもずっと退屈しそうに
ありません。

次の手を考えて
外れていたら棋士の指した手を
自分なりに理解できるまで考えて
また次の手を考えるという感じの
棋譜並べでは序盤中盤は頭痛がしました

先日のJT杯の対豊島戦でも
受けの好手で羽生マジックが出そうな
局面で一気に寄せられてしまいましたが
今回もなにかひねり出しそうな局面で
なにもでず一気に寄せられました

これで王座戦面白くなったともいえますが
大きく見ますと世代交代の波がすぐそこに
きていると感じる一局でした。

ちなみに無人島になにか一つ持っていけるなら
という問いに友人の一人は 蚊取り線香
蚊が大嫌いみたいですが
これも理解するのは難しい手です。