「気になる建物」を見てきました。
水戸芸術館のアートタワーです。
螺旋を描き上に伸びているので、近くから見ると傾いているようで怖い怖い。
NHK水戸放送局のすぐ近くの立地から各地の天気や茨城近辺での地震の時は決まってこのタワーが中心に映る情報カメラからの映像に切り替わります。
特に東日本大地震において水戸からの報告でこのタワーがぐらんぐらん揺れているのが深く印象に残っている。
しかも、展望台があり200円という安さで登れる事を最近知ったので、行ってみることにしたのです。
展望台?
てっぺんにそんな窓があるように見えないのですが……
エレベーターは四方がガラス張りではあるものの、やはり外見通り窓があまりに少なく外がほとんど見えません。
でも、これがすごく楽しいのです。
内部構造が丸見えで、ずーっとこのトラス状に組まれたフレームの中を上っていく光景にテンションが上がります。
展望台に着きました。
やっぱりそういう事なのね。
展望台と名の付く施設として日本一眺めが悪い展望台なのかも知れません。
しかも自分の目線の高さに合う窓が案外ありません。
逆に言えば子どもから大人までどれかしら合う窓が必ず有るという事ではありますが。
覗き込むと……
水戸の市街地には高層ビルが無いので86.4mという高さの割にはなかなか広く遠く見渡す事ができますね。
こちらは大洗方向だそうです。
まぁ、視界はめっちゃ狭いですが。
展望台の機能というよりこれもアートなんでしょうね。
内装を設えずフレームが剥き出でカッコいい。
これは来た甲斐がありました。
ただ、多面体構造なのでさまざまな角度の壁を見ているうちに床が水平なのかすらも分からなくなり軽く酔ってしまいましたが……
外装パネルはチタンだそうです。
金かかってるなー
昼食は水戸から30分ほど移動した大洗の「味処 大森」さんで。
ここであんこう鍋どぶ汁を食べるのが我が家の年中行事となっています。
最初はガールズ&パンツァー聖地巡礼で来ていた大洗だけれど、もうガルパン関係無しで年に2回は来るようになった。
ガルパン制作側と大洗町との橋渡し役を担った方が「アニメで町おこしはできない。 自分たちは街に来てくれた人に楽しんでもらい、コンテンツが終わった後にも来てもらえるような街にしなければならない」と言っていたけれど、まさにその通りになっているな。
まさか、TV1クール3カ月だったアニメが足かけ12年以上の長期コンテンツになるとは誰一人予想していなかったでしょうけれど。
大洗磯前神社さんで初詣。
名物の巨大を絵馬を撮る。
こちらは普通の方。
こっちは普通じゃ無い方w
芸事を奉納するという意味では神社とアニメコンテンツのコラボも間違っている訳では無い。
いやー、相変わらずみんな凄いなー
京都での交流ノートで自分は一発描きがヘタクソというのを実感したんだよね。
まぁ、この絵馬とて中には家で描いてきて奉納している人もいるのだろうけど。
……ん?
なんだあの濃厚な絵は?
よく見ると何枚もあり、個人が描いた訳ではなく神社側が用意してある絵馬札か?
お守りや破魔矢等の授与を行っている社務所に行ってみる。
すっげーカッチョ良い絵馬札を頂けた。
海原を進む軽巡洋艦「那珂」と艦載機の九四式水上偵察機が描かれています。
大洗町とひたちなか市の間に「那珂川」が流れている事から1944年2月に米艦爆の攻撃で沈んだ軽巡那珂の鎮魂碑が建立されています。
こうして奉納されずコレクション行きとなる絵馬札が増えてしまいました。
かねふくで冷凍明太子を大量に買い、
月の井酒造で純米吟醸酒と酒粕を買い、
帰りにはセイコーマートでガラナを飲み我が家の恒例行事が終了。
年末年始ずっと仕事してだったので、これでやっと年が明けた気分です。
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